音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

米津玄師『感電』で考えるクオリアの使い方(コード進行あり)

www.terrax.site

完全に個人の好みですが、シーンの中の誰かの音楽を追いかけて今音楽がどこにあるのか、とかを勉強します。いくつか追いかけているアーティストの一人、今回の新曲、一度聴いてビビッときたので眺めてみましょう。

ただ、いいよね!いいよね!。°(´•ω•̥`)°。っていうだけの個人の感想です。

www.youtube.com

 

ドラマ未見なのでドラマ的コンセプトとは関係なく書きます。すみません。

歌詞はこちらで。

www.lyrical-nonsense.com

f:id:terraxart:20200706093742p:plain

今回もitune storeで購入しました。

コード譜

まだコードも出ていない(7.6時点)ようなので耳コピしますね。

(イントロ)C#m7(9) D#7(#9) |

C#m7 D#m7 |G#m7 B7   |Fm7(b5) EM7 |A#m7(b5) D#7 |

C#m7 D#m7 |G#m7 B7   |Fm7(b5) EM7 |D#7(#9) |

 

(1A)

C#m7 D#7(#9) |G#m7 B7   |Fm7(b5) EM7 |A#m7(b5) D#7 |

C#m7 D#7(#9) |G#m7 B7   |Fm7(b5) EM7 |D#m7 G#|

(1A')

C#m7 D#7(#9) |G#m7 B7   |Fm7(b5) EM7 |A#m7(b5) D#7 |

C#m7 D#7(#9) |G#m7 Gm7 F#m7  B7   |Fm7(b5) EM7 |D#7(#9) Ddim7|

C#m7 |Cm7(b5)  |B69  ||

C#m7(9) D#7(#9) |

(1サビ)

G#m7  C#7|F#  B7 |Fm7(b5) EM7 |D#7 G#m7 |

G#m7  C#7|F#  B7 |Fm7(b5) EM7 |F# B |

EM7 F#  D#m7 A#m7 |A#m7(b5) D#7  G#m7 |C#m7  B |F#  G#m7 |

(間奏1)

C#m7 D#m7 |G#m7 B7   |Fm7(b5) EM7 |D#7(#9) |

(2A)

C#m7 D#7(#9) |G#m7 B7(13)   |Fm7(b5) EM7 |F#7(#9) D#7 |

C#m7 D#7(#9) |G#m7 B7   |Fm7(b5) EM7 |D#m7 G#|

(2A')

C#m7 D#7(#9) |G#m7 B7   |Fm7(b5) EM7 |A#m7(b5) D#7 |

C#m7 D#7(#9) |G#m7 Gm7 F#m7  B7   |Fm7(b5) EM7 |D#7(#9) Ddim7|

C#m7 |Cm7(b5)  |B69  ||

C#m7(9) D#7(#9) |

(2サビ)

G#m7  C#7|F#  B7 |Fm7(b5) EM7 |D#7 G#m7 |

G#m7  C#7|F#  B7 |Fm7(b5) EM7 |F# B |

EM7 F#  D#m7 A#m7 |A#m7(b5) D#7  G#m7 |C#m7  B |F#  G#m7 |

(C)

G# Bm7 |E7(9)  A| EM7 D#7  G#m7 | ×4 

(Bm7はB7(#9)かも)

(サビ)

G#m7  C#7|F#  B7 |Fm7(b5) EM7 |D#7 G#m7 |

G#m7  C#7|F#  B7 |Fm7(b5) EM7 |F# B |

G#m7  C#7|F#  B7 |Fm7(b5) EM7 |D#7 G#m7 |

G#m7  C#7|F#  B7 |Fm7(b5) EM7 |F# B | 

EM7 F#  D#m7 A#m7 |A#m7(b5) D#7  G#m7 |C#m7  B |F#  G#m7 |

G#m7||

テンションは特に目立って聞こえた音だけ書いています。

D#m7かD#7(#9)か区別がつかなかったところもあります。

自分が歌いやすい方にしてください。

赤字のコードは自信ないです。

 

馬と鹿?Flamingo?

コードが細かく展開するところなどは「馬と鹿」などでもありましたね。

細かいコード進行は「ピースをちりばめていく感」とか「拾い集めていく感」。誰かが与えるものではなく、みんなが落としていったものを拾い集めて殿を務めるような。

トップランナーのようで静かに最後尾を歩く人。

フォワードのようでキーパー。

 

"Flamingo"と似ている、という意見がありますが、どうでしょう。リズム感や歌詞のアプローチは同系統の混沌系ですが、持っているものは別物、と感じました。

コードについては「Flamingo」とは違うぞ、という根拠もあります。

今回の曲キーはG#mですが、II7が曲中に出てこないからです。つまりA#7が出てこないんです。「馬と鹿」ではII7がありました。これはとっても大事な違い。

 

米津楽曲らしい効果音もふんだんに使われてます。これはドラマと関係しているのか、それとも独自のメッセージなのかはわかりません。

いつも"誰も聞いたことのない音"を作って欲しい、と思ってます。

自分も効果音沢山作ってますが、「誰も聞いたことのない音」って作るのが難しいし、クオリアが先行してしまうと勝手にイメージできてしまいます。

だからクオリアは湧いてもいいので「なんの音かわからない音」、待っています。

イメージはできないけど不安のクオリアを感じる音

とかね。

新たなクオリアを作る、っていうのは国家を作るに等しいと思います。

イメージそのものを作っちゃうのですから。嗚呼ビョーク,,,。

 

前回「馬と鹿」で書きましたが、

・意味のないはずのものが訴えてくる意味

・矛盾しないと見えてこない答え

・混乱状態じゃないと生まれない秩序

考えれば元々これらを表現してた人だなぁ、と改めて思います。

「愛し合うように喧嘩しようぜ」って、混乱と矛盾で意味はわからないけど訴えてくる存在はわかります。

両極端の間にある大きな溝を知っとけ、ってことですよね。

落とし所は二つの間のどこをとっていいか分からない。だから極端になってしまいがち。

相手が好きだから、と言って完全に所有するために殺してはいけないと言われるし、今後一生全く傷つかないために自分を殺すのも違う、と言われる。

その間をとるって広すぎて、でも全部答えだよ、って言われて。

そのかわりやるせなさはずっとあるよ。

 

ビートルズなどもそういうところがあって、後期、結局ファンを置いてきぼりにしてでも貪るように表現の探求に奔走しました。それを先例とするならば、そこまでいかないその間のどこかで答えを探して欲しい、っていうのがファンの願いでしょうか(自分の願いか)。

いやぁ、どっちにいてもどっちもある程度傷つくね。難しい。

そういう意味でも、個人は好きなものしか追っかけられないですよね。

というか好きなものを追うことで必死になりたい。

 

口と食にまつわる歌詞

「この煌めきを食べ尽くそう 二人でくたばるまで」

という歌詞があります。

lemonは「苦い味」が口に酸っぱかったです。

Flamingoには「吐いた唾も飲まないで」っていうのが気持ち悪かったです笑

馬と鹿の「噛み終えたガムの味」もなんかゲーーって感じでしたし ( >д<)

「噛み締めた砂の味」もオエーーーって感じでした ( >д<)笑。

とにかく「食」に関する表現ってイメージが湧くぶん、強烈です。

これは「日本語歌詞テクニックの一つ」と言ってもいいんじゃないか、と思います。

あとこの方はよく「吐く」笑。綺麗なものを求めている、からこそ反動的指向(ユーミンレポート参照)で汚いと普通思われるものを表現する??

 

口で感じることってリアルすぎませんか?「キス」とかもそうですが、日本人はあまりキスの習慣が日常にないので、やっぱり「食」ですよね、習慣になってるのは。

あと「呑み」。感情が一番溢れる現場が「飲み会」。

洋楽文化を受けて「口づけ」っていうのを輸入して、キスといえば流行りのポップス、みたいなイメージを出してきましたが、それは実は洋楽の真似だったんですよね。

日本人の口が一番求めるリアルを「キス」より「会話」より「食べること吐くこと」に米津J-popのオリジナリティが出ていて、こういうところすごいなぁ、と感動するんです。決して媚びないんだな文化に。と。

いや逆にきっとそういう媚びるスキルはないんだろう、と思ったり笑(すみません)。

だからこそそのスタイルで「誰も聞いたことのない音」作っていただきたいです。

 

Cメロの不定調性コード

「やってんな...笑」と思ったのがCメロ。2:53ぐらいから。ここは機能和声で分析しないでください。不定調性的思考で作った方が話が早いです。

こういう進行を「調が破綻している」的に表現すると、いかにも「音楽には調がなくてはならない」という潜在的な発想になってしまいます。定調性側から見れば破綻でも、不定調性から見れば整合性があります。その二つの見方で音楽を捉えられると「破綻しているから価値が一段下がる」という発想にならなくて済むと思います。そしたら波の音に価値はない、となり、心が感応するはずのもう一方の大事な側面を停止してしまうことになります。人の心は音楽にも自然にもあらゆる音に心象と喜びを持てる機能を備えています。その二つがわかって音楽を楽しむ、ことが大事、っていうのはドビュッッシーの時代に音楽の歴史はすでに語り尽くされています。現代人はそこからどこに行くか、ですね。

(C)

G# Bm7 |E7(9)  A| EM7 D#7  G#m7 | ×4 

どうですか、、これ。コードあってますか?これ不定調性ですよね。

使ってますね笑。そうか、だから自分は好きなのかこの人が笑。

この進行を地上波ドラマで流してくれることが革命的なんです。lemonに始まった革命です。みんなが不定調性進行に慣れる笑。Cメロって流れるのかな?

 

和音のクオリアの話しましょう。例えば最初のG#ですが、どこかで聴いたことのあるようなニュアンスを感じませんか?

ふわっと浮くような感じ。そう、I7とかVI7のクオリアです。

(これがハァ?っていう人は、ポピュラー和声を深めにやってみてください。不定調性論はその先です!)

(例)

i)Dm7(b5)  G7 |Cm   C7 |Fm

のC7とか

ii)F  G  |Am  A7 |Dm  |

のA7とかです。ふわっと浮く感じ。

コードのクオリアが分かる人は隣の人に解説してあげて。

この曲では、G#m7からG#に流れてきます。G#m7はIm7ですから、ちょうどii)に該当します。で次に短三度移行でBmに行きます。このパートはベースがないのでハッキリしませんが、Bm7ではなく増四度上のDに行っている印象も受けます。ギターのストロークの感じを聞き取ってBm7ぽいな、と感じたのでこう書きました。違ったらすみません。

明らかに「違和感を作ろうとしている」と感じます。

そのあとは、E7(9)に流れますから、そこはII-Vであり、これのE7(9)はギターでよく弾く下記フォームでしょう。

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明らかにE7(9)はこの押さえ方を感じます。まあ、これはギタリストがわかればいいです。

I7  IIIbm7 |VIb7 IIb  |VIb7 V7 |  Im  |

と流れる解釈になります。

 

そしてこのBm7の時にメロディはM3が鳴ってる(経過してる)んです。だからここもB7(#9)かもしれません。でもm7な感じがするんですよねー~( ´•︵•` )~。

 

って、ここまで機能和声的に見ても、これだけだと、だから何?って話ですよね。

そこで不定調性論の登場です。

このCメロ部分を聴いてどんな印象を皆さん持ちますか?

同じ歌詞を二回繰り返します。

ちょっと韻を踏んで。

まるで呪文のようです。

こういうテイストは米津曲の定番でもあります。名刺がわり。

 怪しさとか、意味深さ、などを感じませんか?

もし楽曲の中に怪しさをメロディや全体に出そうと思ったら、機能的進行より非機能進行=不定調性的進行をマイナーキーのコード進行に織り交ぜたほうがそういう雰囲気が出やすいです。

「非機能」というのは差別用語に近いニュアンスを感じるので不定調性、と呼びます。

 

ノイズを音楽として扱う人も共存している時代、その人に対して「機能していない音使うやつ」と言ったら怒られます。

 

ところでこのCパート

G#7 C#m7 |Bb7  A| EM7 D#7  G#m7 | 

これでも歌えるんです。G#がC#mに解決したり、Bb7が裏コードになってAに解決したりして理論的にはこちらの方が正しいんです。

でもこれだとそれまでの流れの怪しさと大して変わりません。さっきまでの怪しさよりさらに怪しくしないといけない、って言うクオリアを感じるなら、こういう普通な感じではいけません。

だからこそ不定調性的進行がここに来るべきであると思います。

 

この手の進行は、理屈を知っていても作れません(コードで作っていない場合もありますし、アレンジャーがデモを解釈して近いコードを追加したりして事故的に完成してしまう場合もあり、必ずしもアーティストの意思が100%完全再現されたから完成となる、ということはないので、悪しからず)。

G#⇨Bm7

G#⇨C#m7

例えばどっちがこの曲にふさわしいか、どっちがこの曲で使用されるべきか、を選択できる判断力がないといけません。理論の知識の向こうに「判断力」が求められます。

 

クオリアの使い方

変な進行を作るときは、色々コードを弾きながら、今まで感じたことのないクオリアが出てくるまで待ちます。理論的に考えすぎない限り大抵は数十秒でやるべきことが見つかるんですが(それがクオリア思考=集中した脳のすごいとこ)。

判断力を司っているのが、イメージであり、そのイメージを支えているのがクオリアだと思います。クオリアはあなたが普段なんとなく感じている感情をより脳にとっての視覚的な存在に置き換えている感覚です。様々な決断の「動機」になってくれます。

ときには現状を超越した答えを自分に出してくれます。

イケイケの時に凄いことができるのは、常識や人の話よりも、自分のクオリアに従い自分を扱ってるからです。まさに正しい不定調性論の使い方です。

目の前で美味しそうなハンバーガーが売ってたら健康のことなど考えず買いたくなるでしょう?この時、あなたは一瞬で、それを食べて美味しいと感じている自分を想像し、それによって得られる感情を体験し、それをしたいから、健康のことは一旦忘れ、それを買うことで満足し満たされることで健康を増進させよう、ぐらいまで言葉にせず感じています。そこまで約1秒笑。

これを一旦言葉にするのが音楽理論です。ハンバーガーを買う前にそのカロリーと健康に対する影響を考えたら誰でも嫌になります。脳は嫌になるのが嫌です。と言って理論を無視すると社会とコミュニケーションできません。このブログを不定調性論用語だけで書いたら誰も読めません。

だから音楽理論はとっとと勉強して言葉にならないくらいになるまで染み通してください(一時期理論を活用しまくるしかない)。

変なコード進行も同様です。音楽理論での前提以上にそういうサウンドを聞くと「こういう感じ使いたい!」ってピンと来るんです。

それが動機になり、だから音楽理論の枠を超えて使えるんです。そこには絶妙な脳の性質が絡んでいると思うのですがよく分かりません。

   

今回のBm7はサイコロを振って決めたって言われても納得です。

サイコロ振って次のコード決めよう、とできるのも不定調性論的な思考の特徴です。音楽理論は絶対にそういうふうに考えません。

神はサイコロは振らないが人はサイコロを振る。

西洋音楽理論は神の考え方的?ですが、不定調性論は人の考え方的?です。常に現代人思考に即した方法論でないと、いずれ人の進化に音楽理論が追いついていけなくなります。それは嫌なので少なくとも私個人は不定調性論によって音楽表現がサビがつかないように設定しているつもりです。

そうしてどこまでも音楽と脳が進化を続けられるように、という信念のもと。

 

だから瞬時にピンと来るように日々トレーニングするわけです。

よし、今日の昼飯は1万円の寿司!!とかから笑

昨日とは違う決断せよ。

自分もちゃんとできないけどな。

ちょっと調子にのって書いてます。

(`・ω・)b

 

人のクオリアはぞれぞれ違います。「赤いリンゴ」の「赤」をCMYK数値のスライダーを一つ一つ動かしたら全員違う赤になります。この微妙な差を個性としましょう。

それを「赤」としてまとめてしまっているのは言語の「役割」です。

 

寿司が食べたいって言ったけど、この寿司はいらない、現象。笑。

だからこそ自分が感じている「赤」がどういうものか鮮明に思い浮かべられるスキルをつける必要があります。可能な限り適切に表現できるスキルが必要です。音でも文章でも絵でも動画でも、なんでもいいです。

それがないと誰かの説得に流されます。

 

また「赤いリンゴ」と言ってもその想像した周囲の風景、お皿の有無、お皿の色、リンゴが置かれたのが木製テーブルなのか、金属製の棚なのか、背景の壁の色は?なども全員違いますし、それらが全て表現に関わってきます。それを明確にしていくことで自分の表現の癖や方向性も明確になってきます。

ボカロ歌詞文化の先端=jpopの先端になった

ボカロ楽曲文化の優れたところは、そうした個人の違いを個人の違いでそれぞれが感じられるような歌詞表現にしたことです。だから全体の分析で意味を統一しようとすることは無粋です。

肺に睡蓮 遠くのサイレン 響きあう境界線

これを水の中に沈んだ自分だと考えれば、肺に水や水草が入り、救急車が近づき、水面が揺らいでる、または生と死の間で揺らいでいる。だから

愛し合うように喧嘩しようぜ やるせなさを引っさげて

というのは、人の愛と喧嘩ではなく生と死の関係であり、死ぬんじゃなくて死を覚悟して生きようぜ、やるせなさを隠さずちゃんと感じようぜ、みたいに読み解くこともできます。

もちろん全く違うようにあなたが読んでもこの歌詞はOKだと思います。答えは必要ないからです。自分が感じたいように言葉を感じればいいわけです。

音楽が個人の体験になります。ライブは一体感が必要でしたが、現代はSNSで好きな時間に体験できます。きっと時間帯によって観る場所によって全然印象も違うと思います。だから答えなんて作らない、という文化になったのだと思います。

 

昭和系歌詞では曖昧すぎる表現はNGをくらいました。人がちゃんと同じものをイメージできないとダメ、みたいな。

 

緑の中を走り抜けてく真紅なポルシェ

 

という表現でないと、がーん!とこないじゃないか!とか言われました。

そしてテレビの前の人は、この「緑」を、水の藻の中、とは思いません。また緑色のペンキの海の中でもありません。山口百恵が歌っている限りそういうイメージは誰も持たないんです。持たせようとする隙さえなかった!

この緑とは"街路樹の深い殺伐とした通り"に決まっています。こうしたことが当たり前の昭和歌詞表現は読む人にある程度の教養を要求してきました。

でもボカロ歌詞文化は、教養の先、イメージを優先しています。自我が理解する前に脳が感じるイメージを刺激するので、それぞれの体験に基づく潜在意識に直接届かせようとしている力があり斬新でした。

個人超えて脳の付き合い。みたいな。

これがそれまでの行き詰ったj-popの表現文化(当時はラップの歌詞表現が自在性の最前線だった)の行き止まりの壁を軽々と越えて行ったんです。

うわすごいな、と感じました。自分らの価値観の時代は終わったな、と感じました笑。

 

コードや響き選びも同様です。

またそれを理解しているチームのサポートも必要です。

きっとここには作曲者なりの考え、チームとしての答えがあって、ここで述べたこととはまるで違うと思いますので、ぜひどこかで見解を伺いたいです。

 

そのほか、まとめ

機能和声と不定調性もまた両極端の概念です。その間で戦うわけですが、自分はこの一方の極端を司っていないといけない使命を勝手に持っているので、ぜひその間で戦うみなさんに第三の極を発見いただきたいところです。

そういう意味で米津楽曲には一つの答えをみているように感じ、lemonからずっと趣味で記事を作っています。

これは不定調性論の存在が何か、をわかっていないと、ああそういうことか、とならないのですごくマニアックで申し訳ないのですが、言っていることは脳世代の現代人にはスタンダードな話だと思います。

 

他にも2AのF#7(#9)(=合ってないかも?)も「あ〜あ」っていうクオリアがちゃんと和音になってます。これこそ変なコード。これも、やってんな笑。

ギターのリフもかっこいいです。コーラスも相変わらずの厚さ。Cメロのドラムフレーズとか。ホーンセクションのアレンジ節回しは参考にしたいです!シングルにふさわしい米津楽曲でしたね。

アルバム楽しみにしましょう。

なんか僕らが100年かけてやることを数年でやりつくしてしまった感がありますが、ユーミン氏も同じようなことをおっしゃって半世紀続けておられるので、ぜひ目標とか決めず、困ったらクリエイター"ハチ"に戻って、また"次の人生"を幾度も幾度もゼロから進めばいいんじゃないでしょうか。

 

結局ただのファンが言うだけの記事だね笑

 

音楽表現は個人に帰するもの、とすれば楽曲分析というのは自分が良いと思い、自分が活用できるところ、を自分で読み解き活かすための宝物を探す作業です。そもそも欠陥をみつけて修正案を提示するより、良い解釈をして激励したほうがアーティストの作品はどんどん良くなり欠陥は個性へと進化します。

音楽分析はファンが扱うには最高な表現法です。大切なのは下手に共有しないこと。

楽曲分析のやり方は音楽以外にも活用できます、いいところを見つける作業だからです。

音楽理論勉強した人は人の良いところを見つけるためにも楽曲分析の手法を使って頂きたいです。

楽曲分析、最後は個人の感想、と言い切っちゃてるのも不定調性論です☆彡

 

一周してあの猫の声、どうしたんですか!みたいなこと聞きたくなりますね。カワイイですね。

 

 

(参考)

第1話で「感電」が流れたのはラスト5分に迫ったところ - Real Sound|リアルサウンド

 

 

おまけカポ簡単コード

今回の曲はカポでも難しいので、この辺のコードが難しい!って感じる人はコードを覚える良い機会だと思って、ゆっくりなテンポで辛抱強く弾きましょう!

ギター4カポ

(イントロ)Am7 B7(#9) |

Am7 Bm7 |Em7 G7   |C#m7(b5) CM7 |F#m7(b5) B7 |

Am7 Bm7 |Em7 G7   |C#m7(b5) CM7 |B7(#9) |

(1A)

Am7 B7(#9) |Em7 G7   |C#m7(b5) CM7 |F#m7(b5) B7 |

Am7 B7(#9) |Em7 G7   |C#m7(b5) CM7 |Bm7 E|

(1A')

Am7 B7(#9) |Em7 G7   |C#m7(b5) CM7 |F#m7(b5) B7 |

Am7 B7(#9) |Em7 D#m7 Dm7  G7   |C#m7(b5) CM7 |B7(#9) A#dim7|

Am7 |G#m7(b5)  |G69  ||

Am7(9) B7(#9) |

(1サビ)

Em7  A7|D  G7 |C#m7(b5) CM7 |B7 Em7 |

Em7  A7|D  G7 |C#m7(b5) CM7 |D G |

CM7 D  Bm7 F#m7 |F#m7(b5) B7  Em7 |Am7  G |D  Em7 |

(間奏1)

Am7 Bm7 |Em7 G7   |C#m7(b5) CM7 |B7(#9) |

(2A)

Am7 B7(#9) |Em7 G7(13)   |C#m7(b5) CM7 |D7(#9) B7 |

Am7 B7(#9) |Em7 G7   |C#m7(b5) CM7 |Bm7 E|

(2A')

Am7 B7(#9) |Em7 G7   |C#m7(b5) CM7 |F#m7(b5) B7 |

Am7 B7(#9) |Em7 D#m7 Dm7  G7   |C#m7(b5) CM7 |B7(#9) A#dim7|

Am7 |G#m7(b5)  |G69  ||

Am7(9) B7(#9) |

(2サビ)

Em7  A7|D  G7 |C#m7(b5) CM7 |B7 Em7 |

Em7  A7|D  G7 |C#m7(b5) CM7 |D G |

CM7 D  A#m7 F#m7 |F#m7(b5) B7  Em7 |Am7  G |D  Em7 |

(C)

E Gm7 |C7(9)  F| CM7 B7  Em7 | ×4 

(サビ)

Em7  A7|D  G7 |C#m7(b5) CM7 |B7 Em7 |

Em7  A7|D  G7 |C#m7(b5) CM7 |D G |

Em7  A7|D  G7 |C#m7(b5) CM7 |B7 Em7 |

Em7  A7|D  G7 |C#m7(b5) CM7 |D G | 

CM7 D  Bm7 F#m7 |F#m7(b5) B7  Em7 |Am7  G |D  Em7 |

Em7||