今回はなんとなく長調曲を。
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と思っていたことを実践しただけです。まだまだ習曲です。
ハ長調で始まり最後はなぜか"下の"ヘ長調に行きたくなったようでそのようにしました。使用音域をちょっと落ち着かせたかったんでしょうね。
この辺は、自分で作っておきながらなんなのですが、不定調性なので笑。
それをやっていい、という方法論なので、我ながら自分にぴったりの方法論です。
メロディの脈絡とか、ざわざわ、とした心の状態です。
高揚、戸惑い、素直に喜んでいいのだろうか、という迷いみたいな。
長調と短調では、そういうちょっと微妙な雰囲気を表現することが我々一般人には難しいんです。それができるのは一部の天才だけ、みたいな感じです。
トンカチと釘だけで車作れ?
みたいなもんです。怖いですよね。それでなんでできないんだ!!って言われるんですから。
できるわけないじゃん。
そこでそういう人がワンステップ踏むために不定調性論があります。
でもみんな使っているんです。誰もそこに名前をつけないからつけただけです。
今回気に入っている苦いコード。
Dm7M7(b5)、今調べてコードネーム描いてみたら意外と普通でした。
ヴォイシングの流れで作ったのですが、「意味不明」で「なんとも触れたくない苦味」みたいなクオリアが出たのは偶然です。響きとしては破壊されていますが、この破壊感がいいと感じました。ヴェロシティも「絶妙な不協和」になるようにしました。
問題は解決した方が良い問題と、放置してもしばらくは問題のない問題、というのがあると思います。心がざわざわしているときはつい普段の自分の欠点とかも責めがちですが、それは今抱えてる問題には関係なかったりします。だからそういうノイズが現れたときは、"直そう"とせず、そのまま受け流して放置してみてはどうでしょう=Dm7M7(b5)、、的なクオリア笑
今まで一番長いコードの説明笑。
コードとスケールの常識を考えないで音楽を作るトレーニングです。
協和、不協和などなく、
「音がなっている、これは遠い葛藤だ」
みたいに思えばいいだけです。人は頭でっかちなのだから。
どこまで聞いても「響いていない」しか頭に浮かばない人は別として、「協和不協和」の価値観は埋め込まれたものです。
セオリーや慣習、伝統にその論拠を求めると、多分疲れると思います。セオリーはあなたに気を使ってはくれません。でもあなたは「自分これが好きなんだろう?でも今使わなくてもよくない?」って自分は言ってくれます。こういう内省のやりとりがないと自己が音楽に殺されてしまうのではないか、と思います。
物理法則はある程度一定ですから曖昧な自己感覚はいつも不利です。
このバランスをとることって修行ですよね。
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