音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

商業音楽でしか生きていけない社会は文化的に貧しい?〜不定調性論全編解説32(動画解説・補足)

 前回

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今回はこちらの動画 

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これらの音を「表情音=エクスプレッションノート」と教材では呼んでいます。

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これで12音すべてが関連付けられてしまう。重複音もある。

C.T.=コードトーン

B.N.1=正格ブルーノートb3rd、b7th

B.N.2=変格ブルーノートb9th、b5th

R.N.=レッドノートM3rd、M6th

H.N.=hide note(コードトーンの裏面領域音)コードトーンの増四度音

それぞれの関係性を集積してモードを作ることもできる。

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スケールが概算で210種類あるとき、いまの和音に最も適切なスケールはどれか、を選択している時間はない。先にイメージを感じ、または出てきたものからイメージを拡張する、

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ということが欠かせません。

それが出来れば「モード一覧集」は必要なくなる。

〇〇〇〇〇モードでソロを取る、というのは、ジャズ学習の初歩のテクニックであって、世の中にはすでにフリージャズがあるわけだから、スケールを厳密に選択しても、即興的に演奏しても、演奏者にスキルがあればあるほど、その効果が"どちらも良い"となる運命にあります(不定調性的進行に限り、です)。

   

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いよいよ12音を越えて12音を用いる際の方法論が出てきます。

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あらゆる音、あらゆる周波数がC△を中心にしたエリア内に収まってしまう。
微分音的世界を12音の慣習をベースに展開する場合などが便利です。またブルーノートやこぶしのように、はっきりした音程がない存在もデータ上はどこかに収まることになります。

これらは作曲に使う、というよりも分析のための道具だと思います。

 

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宇宙は振動?

素粒子は振動?

音楽に感銘を受けるのは、振動するという正体に共感を得るから?

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音楽は音楽以上の存在になりえるか??

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音楽の伝統技法を大切にする人がいる一方で、先進的な思考で音楽を行う人がいても当然良い。それが何につながるか全く予測ができない以上、個人が「こうしたい」と思うことを実践する権利が表現者にはあります。

それによって生命が脅かされたり、自らの命を絶ってしまうことのないように祈るばかりです。先進的表現活動は、批判されることはあれど、賞賛されることはありません。

むしろ

「賞賛される、ということは伝統にまだ依存している保守的なやり方」

であり、なんの面白みもない、と考えるひともいます。

「イイネ!」が付くとがっかりしてしまう一部の人たちです。

「社会に理解されてしまうような価値では、まだまだ自分は保守的だ」

などと表現者は考えています。

   

商業音楽を作ることでしか音楽で生きていけない、という社会の文化は貧しい。

と思います。文化の推進の如何は健全な国政のバロメーターです。

新しい表現を発表する場はYoutubeなどのサイトはありますが、見つけられません。

せめて新しい表現を行うものが集まるチャンネルがあり、そこにさまざまな表現が集結し、再生回数と登録者によって広告収入が得られれば、彼等を養っていくこともできるかもしれません。

なんでそれをやらないかって?

それは、僕らは認められたら終わり!!と思っているからさ笑。こういう精神でないと新しい事は出来ないし、器用にやれる人は、結局独自の商業音楽を作ることになり、何も変わりません。それでは奇異な文化の新しい幹は育ちません。ブッ飛んでないとね。

芸術を行わず、中庸に愛するという御仁が待たれます。

またそれらを集めるためには、もう少し個々人が自分の方法論に目覚め、運営し、かつ他者を非難することなく、発表し合えるような社会になる必要があります。

まだ独自論は相手にされません。「独自である」ということに価値が認められないからです。また過激な表現活動などはartではない、とされます。これは

「黒板には何を書いてもいい。君の自由だ。ただし、習ったこと以外書くな」

というような矛盾を感じます。また過激な表現は動画ではできなくなりつつあります。

これではまた同じです。

宇宙人がやってきて、人間を食べて無限のエネルギーを出す、みたいなことを見せつけない限り、人は罪の意識を変えることは出来ないでしょう。

 

不定調性論は矛盾を受け入れます。

だから、嘆いてばかりいないで、黒板には書かず、大地に、天空に自分の表現を刻み始めましょう。

変態的な表現活動をする人!あつまれ!!!です。

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我々は未開人であり、まだまだ全然成熟していない、と思ってみる。

またAIに支配される未来人になったら退化してしまう原初的感覚を持っている最後の存在かもしれません。

とにかく発信を続けていこう。

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次回

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