音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

制作メモ;冬の街路樹〜不定な長調風ピアノ曲

 

今年も最後の制作レッスン。

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最後の和音はシンプルに主音とメジャー3rdとマイナー3rdを薄く混ぜてヴェロシティバランスをとることで、

「幸福な寂しさ」

を出したかったです。

まあ曲全体にそれが反映されているんですが。。

平和で静かっていうのは最高の贅沢だと思います。

それで健康だったらもう申しぶんありません。

 

f:id:terraxart:20191224095157p:plain

この音階は前半がホールトーンで、後半がディミニッシュです。

ふんわりキュ!というイメージを出したかったの。

 

f:id:terraxart:20191224100449p:plain

最後のほうのコードです。

CmM7(9,11,b13)

です。これはたまたまこうなったのですが、これを分解すると、

G7/Ab/C

 

これはCから適当に和音を弾いて、曲の流れを感じながら一音一音直したものです。

f:id:terraxart:20191224101439p:plain

またジャズドミナントの解釈をすれば、

CmM7(9,11,b13)

これは、

C7sus4(9,#9,b13,M7)omit7
と言えなくもないのでFに帰着する超薄な要素がないとも言い切れません。

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で、最後のコードはよくわかりません。C#M7はSDmですね。それをベースをFにすることで先のVの幻影とこのIルートの和音の幻影に解決感を若干醸し出そうとしたように覚えています。