音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

(Digital Performer)DPのダイナミックイコライザーのはじめの一歩〜範囲指定ピーク下げ

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ダイナミックイコライザーが使いこなせるような人はもうこのブログには来ないと思いますので、きっと「ダイナミックイコライザーってどう使うん?」っていう方が絶対に使える使い方です。

「ダイナミックイコライザーはじめの一歩」です。

 

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これはとあるシンセの再生時のデータです。

赤①は原音的な音域で、青②は倍音でしょう。

①の音域はボーカルの音域とまるっと被っています。

②はボーカルの倍音とかぶるところです。

このシンセの音も活かしたいし、ボーカルも邪魔したくない、という人生の矛盾を抱える時があります笑。

 

まあシンセはPANをふればだいたい解決です。

 

それでも

目立つ時だけ抑えて、あとは別に抑えなくていい。

みたいな時、ダイナミックイコラザーの登場です。リミッターでもいいのですけど、ぶっ潰すほど叩かず、はっきりと周波数をみながら線を描けるDPのダイナEQはオススメです。

 

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いじるのは二箇所だけです。何色でもいいので[  ]マークを動かして抑えたい範囲を設定します(何色でもいいですw)。

範囲の指定は、上ですとエメラルドカラーのバーのどちらかをクリックしてつまんで左右に拡縮してください。

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f:id:terraxart:20210321125202p:plain各種数値はダブルクリックで数値で打ち込むこともできます。

ツマミはダブルクリックで初期値に戻します。

色々迷っていじったら初期値に戻してください。

初期値が一番自然なはずです笑。最初はこれで悔しい思いをします笑。

 

そして今指定した色の右のバーの🔽マークを抑えたいぶんだけスライドさせます(スレッショルド値)。

▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️」このバーが反応するマックスの値から5mm-10mmぐらい左を指定するといいです。完全に抑えるものではなく、"若干押し下げる"程度ですので、最後は耳でチェックしてください。マックスが下がるだけでだいぶ違います。

下手にEQでボーカル音域を削ってしまうより、躍動感が出るときもあります。

で、ライブとかで同じ音色を使ってこのダイナEQをかけないで使うと

"CDと同じ音なのに、シンセうるさい"みたいになったり、ボーカルがCDと同じように歌わないと、"シンセ邪魔"とかとばっちりを受けたりします。この辺は専属の耳の良いエンジニアさんを雇えるまで頑張れ、です。

 

またちょっと低音を太くしたい時とか、微妙に持ち上げてあげたり。

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結構効きます。

「ダイナミックイコライザーの使いすぎは自然な感じがなくなる」

ので生演奏系では結構、ライブでのアーティストイメージのギャップに繋がったり、エレクトロなどでは現実離れした感じが良かったり、とか色々あると思います。

これも自分で失敗しないとなかなかつかめません(失敗した)笑

 

まずはこの

・範囲設定

・抑える(or持ち上げる)

の作業から、ダイナミックイコライザーの使用感を体験していくと良いのではないでしょうか?次に解説するレシオ以外、他のつまみは触らなくていいです。

 

最後に。 

スレッショルドとレシオとの付き合い方

例えばストーブに手をかざして「あったかいなぁ」って距離感がありますでしょ?

それ以上近づけると「あつ!!!」ってなるギリギリ。

それを越えて「あつ!!!」って手を下げる位置がスレッショルドラインです笑。

 

どこで手を下げるかは個人差、経験差、その時の体温もありますね。

楽曲でのスレッショルド値もわかりづらいです。ここって決められないのがスレッショルド。

基本的にはディフォルトでOKです(イコライジングのプロが作っている値だから)。

 

だから最初はスレッショルド値は意識せずレシオの方を意識するといいです。

アタック=熱さを感じてからどのくらいで手を引き始めるか

リリース=手を引く速度

ですね。これらの値も本当にそれが耳でつかめるまでは最初はディフォルトでいいです。本当に聞き分けられるようになります(毎日音楽やってても数年?)。

 

レシオは、例えていうなら、どのくらいまで熱いところに手をいきなり突っ込む勢い、と言いますか。

コンプ感を出してしまう正体はだいたいこのレシオ値です。

 

想像してください。

「ストーブにそこまでいきなり手を近づけなくてもいんじゃね?熱くないの?」

って距離に手を近づけては引っ込めてる人を。

確かに火傷はしませんが、見ていて危なっかしいし不自然です笑。

手を引っ込める場所の問題ではなく、その行動が不自然笑。

 

だからレシオ比をどんどん小さくしていくと、普通の人並みに、程よく手をかざして、熱くなったら程よく自然と手を下げる行動になる感じです。

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慣れてきて次にいじるツマミは、スレッショルドではなく「レシオを中央に寄せる」です。

4:1は初心者には効きすぎです。1.5 : 1とかでもいいくらい。

思った以上に効いてますから。

最初のうちは「かけすぎても、かけすぎていることに気づかない」です。

DPのエフェクターは性能が良いので尚更。

"コンプは耳で捉えられたらかけすぎ"

声を大にして言いたい。かかったなと感じたら少し戻すくらい。

わかりやすいのはFab Filterのコンプレッサーです。

 

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mata,

左に回しすぎると、最初からその周辺範囲も巻き込んで効いてしますのでこれならリミッターの方が良いです。

でも周波数が見えるだけダイナEQの方がよい、という人もいます。

"なんのために作られたかではなく何に使えるか、だ”

あれが良いこれが良いと自分で言っている時、ついジーン・クランツの言葉を思い出します。

 

 

ダイナミックイコライザーの特徴は「その範囲だけピンポイントで出すぎた時だけ効く」という効能ですが、ご自身でイメージが湧くようでしたら、どんどん使用法を拡張してみてください。

 

まあ、私は、結局WAVのバイトボリュームをピンポイントで調節する、にオチ付きました。

 

お試しあれ! 

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Performer liteからの乗り換えは「DP○○クロスグレード」をお選びください。上記ページでも内容をご確認いただけます。

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