前回
フィルターの確認
この設定で鍵盤を叩いてください(右チャンネルはミックス0)。上記はローカットフィルタなので、音がどんどんhighに絞られて消えてきます。
他のフィルタの形を変えてみて弾いてみてください。ハイカット、バンドパス、ノッチそれぞれのサウンドに収束していきます。大変綺麗にかかってくれます。
例えばこれはスネアを鳴らした瞬間です。170-190Hz、880-900HZぐらいが目立って鳴っています。
だから170(目立つ低音の限界値)とかにしておくと、スネアの主な輪郭を残して鳴り続けます。逆に20HZ以下とかにするとローカット設定にしてもほぼ劣化しないで鳴り続けます(徐々にフィルターがかかっていきますが)。
逆にローカットを900Hz以上にしてしまうと、いきなりフィルターが2,3発目からいきなりかかりすぎてしまいます。この辺は楽曲に応じて入れて行くしかありません。
左にずれて行くディレイ
これはオーソドックスなスネア音の設定。
だからこんな設定にすると、ディレイが残っている割合が多い方にずれて行くように聞こえるので面白いです。フィルター効果によって左右の聞こえる音質が変わるので相対的によく聞こえる方に音が残って行くわけです。
フィードバックは-0.8でもいいです。やっぱり微妙にニュアンスが違います。
あとはフィルターを入れ替えると、右は高音だけ、左は低音だけ残る、みたいな効果が出せます。
左右交互に鳴らしたい時
このフィードバックシステムをよく理解していないと左右交互に鳴らすことすらできません。
よってこの設定で鳴らせば数学的に左右が交互に永遠に同じ音質で鳴ることになります。
ちなみに、こうだと、
頭が被ってセンターでなってしまいます。
この状態にすると、
こう鳴ります。右チャンネルの16分音符は、左チェンネルから飛ばされてきたディレイ音です。上記では、右チャンネルはミックス100%でディレイ音しかなりません。
この左チャンネルから飛ばされたディレイ音が「原音」になり、ミックスが100%のため「原音」は鳴らないんですね。
あとは
左チャンネルだけフィードバックを振り切ればなり続けます。
右チャンネルのフィードバックはあげないでください。
お試しあれ!
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