私が一番よく使うDelayです。
左右
上が左チャンネルディレイです。下が右チャンネルディレイ。
alt/optionクリック
alt/optionを押しながらつまみを回すと対応する左右のツマミが同時に回ります。
ただし
一方だけ先に回すと
・先に回した方を押しながらaltクリックで回してももう一方は反応しません。
・数値がズレているときにaltクリックで回すと数値が同期してしまいます。
などの反応がありますのでご注意ください。
初期値
ダブルクリックで初期値に戻ります。
タイミング
タイミングの設置は「ビート」窓で行います。
2秒のディレイタイム
ミックスつまみ
ミックスが両チャンネル0の時がバイパスと同じ状態です。ミックスが0というのは音量が0なのではなく、「そのチャンネルは原音のみ」の意味です。
だからこれはどう鳴るか、というと、
「左チャンネルはディレイ音のみ」
「右チャンネルは原音のみ」
です。これがこのディレイをややこしくしているところです。右チャンネルが鳴らなくなる、という意味ではないのですね。
だから両方0だと、左右のチャンネルに原音のみ。と鳴るのでセンターで聞こえ、バイパスと同じ状態になるんです。
よってこの状態では、ミックスがともに50%ですから、原音は左右チャンネル等しくなるので、
・最初にセンターに聞こえる
・左チャンネルは8分音符のディレイ
・右チャンネルは16分音符のディレイ
フィードバックは0ですから、全て均等に一回だけなります(ローカットフィルタが入っていますので若干シャリッと鳴ります。)。
完全ループミックス
指定音符でずっとループさせたければ上記設置です。
ディレイ音に変化をかけるフィルターはバイパスにしてください。
これでずーっと安定して音を指定通り鳴らし続けてくれます。どのくらい安定しているのかはわかりませんが、5分の曲ぐらいは問題なく繰り返しているようです(試した)。
Xフィードバックは絶対0にしてください。これは耳生命に関わります。
(次ページ例外あり)
絶対やってはいけない設定。
フィードバックが1の状態で、クロスフィードバックを振り切る設定(+1でもー1でも!!)。
振り切らなくてもループしますのでスピーカーがぶっ壊れる音量になります。スピーカーはともかく耳も危険です。
(次ページに例外あり)
パニックボタン
音がとまらくなったら「パニック」を押してください。
フィルター
この二つのフィルターがイマイチイメージわかないですよね。
例えばフィードバックを左右に振り切ってみて録音しても、波形で見ても若干山谷が違うだけ、完全な位相違いではなく。音色によっては違いが出るかもしれません。
次回はこのフィードバックの解説からです。
お試しあれ!
DPの購入はこちらまで!
他DAWやPerformer liteからの乗り換えは「DP○○クロスグレード」をお選びください。
その他、様々な購入前のお問い合わせはこちらから。