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音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

西洋音楽に対等する原初ブルース音楽の芸術性〜不定調性論全編解説28(動画解説・補足)

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今回はこちらの動画

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ブルースのI→IVの謎をこの平行ハーモニーから解こうという試みです。

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これが通例習う上下の調をそろえるハーモニーのやり方。

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こちらが黒人部族のハーモニーのやり方。複調性を持つ。

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白玉がメロディの時、黒玉がハモリです。調性概念がない。

そもそもドレミファソラシドを例にすること自体が疑問である、ということも押さえておくこと。

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こちらは下方の四度でハモった場合。

上下逆でも同じです。とにかく並行音程でハモる能力があった、と考えて書いています。

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<参考;下記でも少し話題にしています。>

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明るくするのも暗くするのも自由、的な発想を感じ、そうした自在さはスティービー・ワンダーの音楽を聴いていても感じます。

ジャズ的な感性というのは、洗練されたオシャレなもの、と言うよりも、もともとアフリカ部族が持っていた美しい芸術性がそのまま生き残っただけで、我々が真似のできる範囲を越えた価値を有しているだけではないかと感じたりもします。奴隷というあるまじき歴史的事実がある種のフィルターのようになっていますが、白人貴族と同様に彼等にも優れた芸術的独自性があったからブルース・ジャズがクラシック音楽と対等出来たのではないか、と考えたほうが自然です。

<参考>

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たまたま奴隷として連れられた黒人が持つ民族音楽の習慣が、アメリカ大陸でキリスト教音楽や、白人の音楽に接し開花したのがブルース音楽、ということもできる。

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これらは必然ではなく、あくまで結果としてそうなっただけで、神や自然が作ったものではない。だからあなた自身が強制された伝統音楽の理屈も、長年培われてきた各種音楽の歴史や伝統も、ちょっとしたことでどのように変化していたかまるでわからない「結果的なもの」にすぎない。

 

では、あなたはどうするのか?

あなたはどんな音楽表現を行いたいのか。

自分らしくあろうとして、もし非難された経験があるなら、その経験こそがあなた自身の表現欲求を解決するヒントになってはいないだろうか。

 

伝統を軽んじるのではなく、それがただの偶然にすぎない、ということを理解した上で接し続けることで、今あなたの表現方法の選択が、伝統にただ阿っているのか、自分が本当にそうしたいのかを判断できる癖がつくと思います。


 

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