音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

制作メモ;BRIGHT BROWN BLUES〜不定調性ブルース

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こういうきつい音が入ったブルースは、ブルーではなくもう「赤」のイメージなんですが。

 

不定調性でどこまで真似できるか、みたいなことをやっています。

キーは

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最初はCだったんですが、最後はDになってます。Dなんかな?

最後の和音はD7M7(9)なんだけど、これCで置き換えると、C6(b9,9)とも言えるから、これジャズ理論では「ちゃんとCで終わってるじゃん」とこじつけられなくもないですよね。

でも、それこじつけてなんか意味あるの?っていうのと、別にキーが変わってもそんなにもんだいなくね?っていうことを言わんとしています。

不定調性な時代になりました。

 

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Cのブルースなんですが、自分の場合

同じスケールがギロギロギロ!!って来ると、上の方では半音あがったスケールがちょうどいいんです

みたいな感じ方だから、もう音楽辞めちゃえよ!!と言われる人間です。

ほんとそうだなぁ、先生とかやっちゃいけないよなぁと分かってて、もう引っ込みつかなくなってそれを今せめて作品に作っていこうとしています。

 

それは不定調性論、ていう、そういうことを気が付く前に作っていたものが、本来の自分に本当に合致していた、という不思議な経験を持っています。イメージのまま作った自分の方法論に救われたんです。

 

このブルース、正確に12小節じゃないです。作るままに作ってます。

 

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最初のコーラスの終わりのドミナントはGaug7(b9)

ドミナント部分は教材の解説用でハーモニックインターチェンジをわざと使ってます。

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2コーラス目は、G7(b9,#9)/D

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3コーラスめは、Gaug(#9)的な。

こういう和音て、最初にベースのgを置いたら、あとはなんとなくドミナントの音を置きながらずらして作ります。足したり引いたり。ベースにGがあるとだいたい何とかなります。