音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

2020年7月前半のKANTオススメ制作作品のご紹介〜不定調性論を実際に用いる

ブログ主の制作作品紹介シリーズです。

不定調性論という、自分にとって喉の奥の届きそうで届かないところに微妙に刺さっていた小骨のような「方法論制作への欲求」からようやく解放されました。

数年のんびりしてしまいましたが、そんな余裕などないことに今更気がついて、20年分の何かを取り戻さんと、現在鋭意作品制作中です。

普段のお得意様の仕事もそこそこに、とにかく不定調性論による作品を残さなければこの20年が無駄になってしまいます。音楽理論と違って分析できればよし、と云うわけには参りません。それを用いて新しい作品が作れなければ意味がありません。

しかしそんなこと世の天才だってそう簡単にできないのに自分にできるだろうか・・。

無理ゲーを承知でとにかく行けるところまで行く覚悟で行ってみぉう!

(๑• ㅂ• )و✧ ファイト!!

 

Audiostock

今まで人生のすべての空き時間はブログ記事やyoutube作品、音楽研究に費やしていたのですが、それを全部作品制作に回しています(毎週20作品)。 

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7月19日現在。合計386音源。

すごい人は個人で2000曲を超えるBGM登録とかいらっしゃいます。

私は2017年4月からAudiostockやっています。毎月60音源登録したとして2020年12月には2700曲なくてはなりません。現在14%ちょい。。とほほ。。

とりあえず次の目標は1000音源登録ですね。

効果音も売れ線傾向を細かく分析して、再生数、お気に入り登録された音源、実際に販売された音源に基づきしっかり作っていますのでご安心ください。

それから時々音楽で遊びます。すみません。

Audiostockさんの場合、今何が他で売れているのか?といった情報は一切与えられないので自分の商品の反響・販売実績傾向からすべて自分で営業戦略を組み立てていきます。

Audiostockに限らず公表して良いもので、毎月2回自分の推し音源・制作音源をざっとコメント付きで挙げておきます。

<効果音>

コンビニの入店音っぽいのができました!アニメなどの入店シーンなどで使ってね!

 

不定調性論ができる前は、こういう「適当にピアノ叩いたらいい感じになるんじゃね?」

みたいな適当音源が作れませんでした。作ることに抵抗がありました。"分析できない"からですね。でも方法論ができて、これは"こういう打鍵音を打ちたい"みたいな思いそのものがクオリアから直接行動になって、理屈を飛び越えて、表現したい音がちゃんと表現できるようになりました。クオリア思考と言えばいいでしょうか。

そういう脳のスーパーパワーに納得できるようになったので、こうした作品もちゃんとイメージとサウンドバランスとその効果を聴感上で判断しながら音を鳴らし、ミックスできてそれを商品として売れる行動力まで自然とできるように。

普通長年音響やってれば誰でもそうなるのかもしれませんが、自分にとってはこれはとても大切な思考のステップアップなんです。

ドラマや再現ドキュメンタリーなどでの大げさなびっくり音として使ってね!!他にも作ってあるので下記から「KANT ピアノ」とか「KANT 効果音」とかで検索してみてね!

audiostock.jp

ZOOM会議とかで良い意見を言った自分とかに向けてみんなに聞こえるように鳴らしてね!ファンファーレはね、船橋競馬場のファンファーレを作った実績があるので自信あります笑。「KANT ファンファーレ」で検索してみてね!主に今は可愛い感じのやつばかり作ってます。

 

<BGM>

こういう作品を最近「ミュージックアポリアによる作品」と呼んでいます。音楽理論的に整合性がなく、解決感や、主たるメッセージのない混乱困惑を引き起こす性質を持っている音楽のことです。この作品なんかは魔道士が呪文を唱えて怪しい魔法の効果が波及していくシーンなどで使えますね。この手の作風も不定調性論は得意です。こういう作品はある時、シンセなどの音色を探して聴いていた時、ふいにピンとくるわけです。あ、魔法っぽい、とかあ、なんか困惑だ、とか。そういう時にささっとメモをしておいて後で作ります。これが音楽的なクオリアです。これが着想になります、でもこれまではこの着想の根拠とか、どういう風に組み立てよう、とか考えてしまって着想を溶かしていたんです。

でも今は、音楽理論的に解析ができなくても不定調性論では作れる、というパターンで脳は小気味良く働いてくれる、と知ったので楽しいで。是非お試しあれ!

 

さわやかのクオリア。さわやかアニメの場面転換などにご利用ください。

 

Youtubeなどのエンディング「登録お願いします!」的な画面で流すジングルです。誠実な方の動画をより誠実な感じで締めくくるさわやかメロディです。

こういうのも「さわやかさ」を感じられなかったこれまでは作れませんでした。こういう作品ができたのも自分にとってはクオリアを鍛えたおかげです。

 

これもミュージックアポリアによる楽曲ですね。映画などで主人公が薬を打たれて目が回っている時とか、または怪しい場面で何かを探索に彷徨するようなシーンで使えます。微妙な感じのクオリアは言葉にはなりませんが、音楽にはできてしまうところが自分にとっての不定調性論のいいところです。作っていくうちに理屈を感じる前に音に感じを捉えて作業が進むからです。考えずに行動できます。

 

これは寡黙な感じ。ただ歩いているだけでカッコよく見える人のためのBGMとかでしょうか。ドラマよりも映画のような脚本下で尾行するシーンとか、颯爽と歩くシーンとか、何かを黙々とこなしていくようなシーンなどで使えます。

そういうクオリアを感じたから作りました。

 

 

あの夏の、切なくて寂しくてでも去りがたい感じのピアノソロ。これは第一音から流れで作りました。特に考えたというよりも進んでいった、感じです。

 

大事に守ってきた想い出、ですね。

 

これもミュージックアポリア的なBGMです。

「混乱」を表現したい時に使ってください。「混乱」や「焦燥」はニルヴァーナから受け継いだ思想で、不定調性的表現としても得意です。

 

遊んでますね。仕事でせこい失敗をした時、あわワワワヾ(・ω・`;)ノという時に頭に流れた音楽です。

 

これはアイオニアンモードの曲です。ピアノで白鍵だけ。薄い青色のクオリア。

作曲初心者の方は是非やってみてください。白鍵盤だけなんとなく叩きながら、音楽の表情を紡いで、音楽的な表現にしてください。作曲ができる人は延々やっていられるはずです。その時あなたの頭の中で動いているイメージ、動機、それが「音楽的なクオリア」であり、それは音楽理論では制御できないと思います。不定調性論はその言語にならない感覚を用います。それを楽譜にしたり、なんらかの音楽理論的概念に落とし込まずにそのまま音楽にします。あなたの頭の中には確かなイメージが紡がれているはずです。それを楽譜のなんの音か、などと定義する必要はないんです(不定調性論的思考の場合)。これが私が不定調性論の応用的思考だ、と考えています。これはまさにハ長調の曲で「定調性」の曲ですが、そこで用いられている思考は不定調性論的な発想です。

また落ち着きどころやドミナントの意図を置かない、という意味ではミュージックアポリア的な要素も入っています。

 

こちらもピアノソロですが、こちらはまさに不定調性ど真ん中の曲です。

これもその不協和音がどういうコードネームで呼ばれるか、を当然考えていません。適当に音を置きながら、聞いた感じが自分がイメージしている「混乱」をちゃんと形成しているか、呼応しているか、だけを判断して作っていきます。楽譜的に解釈する必要もなければ、無調曲を作っているわけでも調に属そうと考えているわけでもないので、結果的に調的和音になってもドミナントモーションと解釈される和音が現れても流れの雰囲気がちゃんと「混乱」を維持していればOK、とするわけです。

 

 

このやり方で毎週20音源以上作っていきます。

不定調性論の便利なところは実際の作曲作業に対して融通が効き、スピーディーなことです。十二音技法でも同じような雰囲気が作れますが、音列を吟味したり、楽譜で解析したり時間がかかりすぎます。インスピレーションも失われます。インスピレーションはその瞬間猛烈に発火して消えていきますから、それが燃えているうちに全体の構想ができなければ作品にはなりません。

そういう意味で不定調性論的作曲の方法は、伝統機能和声作曲方法の延長線にあるポップミュージックが作った即興的作曲法のさらに先にある現代音楽に対応できる書法である、と考えています。もし面白いな、と思われたらご活用いただければ幸いです。

 

なんかまた偉そうに書いてしまいましたが、このブログの目的は、これから音楽を作る新しい世代の方がいち早く自己の要素を分析し、気がついて、自分の音楽を作り羽ばたいていくことが目的ですのでどうしても力が入ってしまいます!

その他400音源近くありますので、音源のほうもご利用いただけますと幸いです。

またちょっと変わった音楽探している方にご紹介いただけると嬉しいです。

 

ぜひ下記から「お気に入りクリエイターに追加」をクリックください!

7月後半作品もお楽しみに!!

audiostock.jp

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