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引き続き70年代サウンドアレンジネタを列挙していきましょう。
音源は著作権の関係でyoutubeでご覧ください。
ヒット曲をあげる、というよりもアレンジでよく参考になる楽曲を上げています。
<73年ホーン/ストリングスセクションの参考に>
Billy Preston - Will It Go Round in Circles
オルガンとホーンは、演歌でいうクラシックギターと大正琴みたいな組み合わせで、違う文化圏の人はもう真似するしかありません。とにかくホーンのラインをそのまま使ってください。少しずつわかってきます。
"Touch Me in the Morning" Diana Ross
Billy Paul - Me and Mrs. Jones
Neither One Of Us (Wants To Be The First To Say Goodbye)
Bette Midler: Boogie Woogie Bugle boy.
Tower Of Power - So Very Hard To Go
The Stylistics - Break Up To Make Up
ハープとスルポンテ奏法の感じ
<ソウル/ファンク系>
Roberta Flack - Killing Me Softly
メロディが美しいのと、ギターとトライアングルのサウンドが、穏やかな午後をイメージするようになってしまいました。
ボフボフベースとペキペキギター。良いです。
Eddie Kendricks - Keep On Truckin' (Part 1)
スティービー以降のファンクサウンドが固まった感じがします。
Sly & The Family Stone - If You Want Me To Stay
丸の内サディスティック進行とかは全部ファンクナンバー、ソウルナンバーから来てます。
Superflyはこの曲から来ています。ブラックカルチャーを描いた同名映画のサントラから。
ザッツラップ&ファンク!
<AOR>
Paul McCartney & Wings - My Love
こういう曲を作って欲しい、という依頼もありますね。まあポール・マッカートニーならサクッと作れるでのでしょうけど笑。この曲はメロディが美し過ぎてアレンジが入ってきません笑。
Stevie Wonder You Are The Sunshine Of My Life
まずはみなさんのお持ちのプラグインでこのエレピとクラヴィの音を再現しましょう。70年代はそこから始まる。
Do You Want To Dance-Bette Midler
囁き声から歌い上げるパターン。
スローファンク
<おまけ>
Tony Orlando & Dawn - Tie A Yellow Ribbon Round The Old Oak Tree
CMなどで使われたせいでしょうか、どこか「カラッとピースフルな午後」のイメージがこの曲で固まりましたね。
BARRY WHITE I'M GONNA LOVE YOU JUST A LITTLE BIT MORE BABY
真の16ビートハイハット。
Dancing in the Moonlight (Original Recording) - King Harvest
だみ声には可愛いエレピ。みたいなアンバランスが独特。
やっぱり時代の先に行ってた。
The Allman Brothers Band - Ramblin' Man
冒頭のこう言うギターの感じは、ほんわかしした雰囲気にぴったりです。
ぶらりひとり旅、的な。
John Fogerty - Jambalaya (On The Bayou)
こっちになると、男の一人旅、的な。
アレンジの世界では、ホテルカリフォルニアの元曲、といってもいいでしょう。
こう言うリズム、こう言うテイストを求められる時があります。ルーズで怪しげで、夜の繁華街が合うようなテイストですね。
THE POINTER SISTERS - Yes We Can Can
ビートと女性ボーカルのかっこよさが、動画時代の今の使いどころが多そうなサウンド感です。