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引き続き70年代サウンドアレンジネタを列挙していきましょう。
音源は著作権の関係でyoutubeでご覧ください。
ヒット曲をあげる、というよりもアレンジでよく参考になる楽曲を上げています。
<71年ホーン/ストリングスセクションの参考に>
Sammi Smith - Help Me Make It Through The Night
Gordon Lightfoot - If You Could Read My Mind
<カントリーワルツ>
Mr. Bojangles - Nitty Gritty Dirt Band
この手の雰囲気はアクセントと音色や合いの手を真似するしかないです。
でも実は彼らのノリはハネていたりハネていなかったりする適当さが特徴で、外観で真似することができないんですよね。だから全体をそっくり真似てちょっと変える、みたいなのが一番それっぽくなります。
下手に"解釈"しない。
<ソウル/ファンク系>
Whatcha See is Whatcha Get - The Dramatics - YouTube
ストリングスも木管もいかにもソウル系!という感じです。
やはり正解は名盤を聞け!ですね。
Aretha Franklin - Spanish Harlem
このオルガンの音、真似したい笑。ベースのトーンとかはこの時代、だいたいこのボクボク音です。一瞬でこの時代の音にできますね。
Stevie Wonder - If You Really Love Me
<AOR>
That's The Way I've Always Heard It Should Be
ちょっと怪しげな雰囲気、高音ピアノの使い方、微熱を帯びたようなストリングス。ちょっとダークな曲のアレンジに使えますね。
<おまけ>
こういう得体の知れない曲はアレンジのアイディアになる時があります。ちょっと日本の歌謡曲っぽさがありますね。逆に日本人の方がこういうノンジャンル的サウンド得意かもね。
オズモンドサウンドって60−70年代のアレンジを盛り込んだバンド、この曲もいくつも混ざってますね笑、皆さんは何曲ぐらい見つけられますか?
STAY AWHILE - The Bells (Lyrics)
70年代のウィスパーボイス。マイキングサウンドの参考に。
ぽわわわわわわわわわぁ。時代のサウンドですね。皆さんなら何で再現しますか?
moogシンセが左チャンネル、ギターが右チャンネルでフェイザーがかったサウンドが独特の夢見心地を作ってます。アニメのポワポワポワワンもここから来たとか来ないとか。メロディが超絶綺麗です。おっとりしたバラードを作る前に聞いて作ると良いかも。
Marvin Gaye - Mercy Mercy Me (The Ecology)
このリバーブがかったドラムの反則さ!笑
このスネアなんだよ感がすごいですね。ボンゴが重ねられてる、と何かで読みました。
独特の弾んだ感がありますね。ちょっと夜っぽい感じ、追憶っぽい感じもでます。
8th DAY She's not just another woma
この"洋楽っぽさ"はボーカルラインと、チキンピッキングのカントリーギター、このグルーヴから来るのかなぁ、なんとなくグルーヴミュージックを作るときに聞いてから作りたいデトロイトロック。
Rare Earth - I Just Want to Celebrate
アメリカンロックコーラスサウンド。ステレオギターの音が最高。こういう曲を作るときにこういう曲を聴くべし、って曲ですね。この間奏はなんなんだ、という70年代の空気は色褪せません。