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引き続き70年代サウンドアレンジネタを列挙していきましょう。
参考にするのはこちら。
音源は著作権の関係でyoutubeでご覧ください。
<ピアノサウンド>
真の王道進行曲ですね。ピアノ四つ打ちから始まるとこれになりますから、この始まりは絶対避けます笑。WooWooコーラスも美しいです。「Let it Be」みたいな雰囲気、というのはこのライトばピアノ始まりのバラードサウンドを指します。
<ギター/ピアノサウンド>
Bread - Make it with you (1970)
70年のサウンドが詰め込んであるので。
この12弦とエレキが混ざったようなイントロのギター。
Brook Benton - Rainy Night in Georgia
Tom Jones - Without love ( There is nothing )
シニア男性ボーカルの方にはこういうアレンジをしてあげると喜びます。甘いギターとしっとりしたストリングス。ギターにはハンマリングプリングのフレーズ。
ギターロックアップテンポといえば、この曲ですが逆に我々は「Layla」にならないようにしないといけません。
The Doobie Brothers - Long Train Running (official video)
とにかくこれを覚えろ的に言われる曲笑。これはアレンジの参考には全くならないので、聴いて楽しむ方が良いと思います。このリズムにこのギター、このコーラス全てがこの曲のためだけに存在するからです。
Deep Purple - Smoke On The Water
<70年代ホーンセクションの参考に>
The Five Stairsteps - O-o-h Child
Bobby Sherman - Julie, Do Ya Love Me
Stevie Wonder- Signed, Sealed, Delivered, I'm Yours
このころのドラムサウンドって808そのものですよね。70年代を生きた人が今のDTMerのサウンドを作っているのがわかります。
<70年代ストリングスの参考に>
The Moments - Love On a two Way Street
穏やかな曲なのにタイトなリズム、弾むストリングス、高音で叩くピアノ、そしてファルセットボーカル。
<アメリカンサウンド>
Ray Stevens - "Everything Is Beautiful"
子供達のコーラスから入り、弾んだピアノ、フルコーラス。ゴスペルな感じも入ったカントリーロック。ザ・アメリカのサウンドを作りたいときの参考曲に。
Charley Pride Kiss an angel good morning
日本ではやらないので。
<おまけ>
4拍目の裏から入ります。イーグルスのtalke it easyのような、リズムのパレイドリアを起こさせる曲がここにもありました。イントロ、普通にカウントすると曲中に入って半端崩れる、的なのが面白いです。リズム学会で発表しようと思っていた内容です。
ただかっこいいから。