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引き続き70年代サウンドアレンジネタを列挙していきましょう。
音源は著作権の関係でyoutubeでご覧ください。
作曲家編曲家目線で、アレンジでよく参考になる楽曲を上げています。
<74年ホーン/ストリングスセクションの参考に>
Barbra Streisand "The Way We Were"
ピアノ始まりストリングス盛り上がり系。
TSOP The Sound Of Philadelphia MFSB featuring The Three Degrees
Helen Reddy- Leave Me Alone ( Ruby Red Dress )
Olivia Newton-John - I Honestly Love You
The Stylistics-You make me feel brand new
ストリングスとオルガンの美しい曲。今でも印象に残っています。
Marvin Hamlisch - The Entertainer
Lamont Dozier - Trying to hold on to my woman
語り系ソウルストリングスってかっこいいですよね。
<ソウル/ファンク系>
Love Unlimited Orchestra ~ Love's Theme 1973 Disco Purrfection Version
ワカココギターストリングスソウルナンバー。ストリングス&ホーンも完璧。
Kool & The Gang - Hollywood Swinging
THE MAIN INGREDIENT just don't want to be lonely
同一ベースパターンで展開していく素晴らしい曲。
Stevie Wonder - Living for the City
<AOR>
Maria Muldaur - Midnight At The Oasis
こういう声は現代でも十分CMに使われそうなほどフレッシュですね。曲のグルーヴもいいです。
日本人が洋楽に焦がれてバンドでコピーするだけどかっこよくならない曲です(自分もやった)。
The Carpenters - Top Of The World
これもよく言われるのですが、やはりカレンのボーカルが上品さを醸し出しているのであって、普通にやるとただのフォークソングになります。不思議!笑。
いちいちスティーリー・ダンになる。
Don't Let The Sun Go Down On Me
それまでにない力強くかつ間のあるピアノバラードです。後半のブラスとダイナミックなコーラスとの組み合わせも印象的です。70年代サウンド万歳ですね。
<おまけ>
Mike Oldfield - Tubular Bells Full Album
チューブラーベルの響きに怪しさがあるなんて!時代を作りましたね。
ヘンテコなサウンドの代表曲。ボーカルのディレイも かっこいい。
Blue Swede - Hooked on a Feeling
ウガチャカ!ウガチャカ!といえば。元曲はこちらです。ちょっと耳に残る効果的コーラスの事例ですね。
Olivia Newton-John - Let Me Be There
今superflyとかがやっても売れそうなテイストです。この低音ボーカルコーラス、現代でやったら印象的かも。
Ringo Starr- You're Sixteen (You're Beautiful, and You're Mine)
こちらでも低音コーラスが。この曲ポールは「カズー」で参加しています。とぼけた音が楽しいです。
Billy Preston - Nothing From Nothing
5人目のビートルズと言われるプレストンの作品、イントロの元ネタはこちらとのことです。すっかり昼の演芸劇場!という感じのテイストが定着してますね。
Dionne Warwick and The Spinners - Then Came You
この曲も冒頭、リズムのパレイドリア効果を起こさせる「頭のわからない曲」ですね。かっこいい。
Chaka Khan and Rufus - Tell me something Good
こういう隙間だらけのアレンジっていいですよね。でもボーカリストの力量とかにかかってるんですが。