音楽教育活動奮闘記

不定調性論からの展開~音楽思考の玩具箱

制作メモ:秋の憬炯〜不定調性ピアノ曲


秋ですね。

ちょうど朝と夜の境目を歩ける季節です。

虚無のような碧と、黒染みた家並みを挟む橙の陽が滲んでいます。

この朝焼けにいかなる亡霊も浄化されてしまうでしょう。

朝にそびえる電信柱や鉄塔は、まるでそれぞれの人が生きていることを示す道標のようです。

朝の運動を日課にしてから、季節折々この景色に出逢います。

 

朝、お散歩してる人はいますか?

 

この三つの色+心象をピアノ曲にしていたら、久々に7分超えの作品になってしまっていたしかたなくYoutubeにて公開してみました。制作期間は四日間です。二手では多分弾けません。

youtu.be

もう少し綺麗な音源データは下記に置いておきます。ご自由にダウンロードください。

www.dropbox.com

珍しくはっきりした複調的な中間部は、二層あるいは三層の調的な色合いが混じるような心象表現になりました。

たまたま歩きながら浮かんできたフレーズがあったので曲にできました。

 

つくりながら、せっかくなので、ここ1、2年の内容を集大成して作品にしました。

それぞれの場所、リンク貼っておきます。

I.街の漆黝影

II.黎橙参拝

III.寂愴の心然

IV.臨暁

何となく四部構成になっています。I.のフレーズが頭に浮かんできたもので、II.とIV.は呼応してます。III.は即興的に作っており、不定調性的音楽的なクオリアの独壇場です。


この曲を聴いていただければ不定調性提唱者最前線がわかります。

解説は気が向いたら行うとして、11月のひんやりしてきた早暁の音、聴いてみてください。

この空で皆がつながっているので、孤独を感じる、とかはわがまま、というか自らを断絶させているのだなと感じます。

今日も安心して空の下でそれぞれの戯れを。