ただ楽譜を打ち込んだだけです。
誰でもできます。
WAVES Grand Rhapsody Pianoを使用。
「Warm Intimacy」プリセットを加工。
【国内正規品】WAVES Pianos & Keys ピアノ/キーボード・コレクション
これがすごくお得、鍵盤系全部入りだよ!
これを手で弾くピアニスト(演奏家)は全員無形文化財です。
<幻想即興曲>
マイクは3本使ってます。設定はこんな感じ。
今回大好きなピアニスト、エヴェ・ポヴウォッカ氏の同曲をモデルにしました。
またMIDIデータについても、
ショパン 幻想即興曲 FANTASIE IMPRONPTU OP.66 Midi Classics Mp3
こちらの二つを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
参考にした楽譜は、
ショパン・ピアノ作品便覧(アマゾンリンクです)
CiNii 図書 - ショパン・ピアノ作品便覧 : 解説と縮少ピアノ・スコア204曲収載
です(二つは同じもの)。ずっと以前買ったものです。
テンポを描いた感じ。
プレイヤーが息を吸った時、一瞬だけテンポがふわっと浮くんですが、それを数字で表現しようとすると一瞬のドロップというか、デッドスポットのようにするとそれっぽくなります。
もちろん実際のテンポがこうなっているのではありません。あくまで概略表示です。
ペダルはほとんど楽譜どおりですが、ポヴウォッカ氏の加減を参考にして、楽譜通り踏んでいないところもあります。
EQ。
これ。冒頭の和音です。
高い音が7ティックずれています。7/1000秒です。
ここを9ティック以上離したい人は、荒々しいピアニストが好みでしょう。また6ティック以下だと、より正確で繊細なピアニストがお好みでしょう(DAWの設定テンポにもよります)。
もう、この一発目で好みが出ちゃうんだなぁ、と感じます。
私は程よい叙情派が好きです。
以前のNHKのカツァリス先生の番組で「ルバートにはA型とB型があり、前者は右手だけ自由になるもの、後者は両手とも自由に動くもの、ショパンはA型が好みだった」的な話を聞き、自分もそちらの方が好きで、だからショパンの独特の抑制された詩情が好きなのかな、とか感じ、今回のデータも失速しないように頑張ってみました。
もし時間がある人で、これからプロを目指す、というDTMerのキッズの皆さんは、ぜひ一度打ち込みコピーやってみるといいです。
フレーズ感覚、ずれ方、アクセント、強弱、タイミング、全部学べます。
お試しあれ!
楽曲は高音質バージョンでAudiostockで販売するまでに聞き直して修正してまいります(YoutubeではYoutube独特のコンプが掛かってしまいます)。
何よりWAVESのピアノ良いなぁ、って感じました。
あまり人気がないので私の耳が偏ってるのかな。。
<追記>
Audiostock販売用に下記5点を改めて直しました。
・カンタービレ部分のテンポの揺れの意図さ加減を軽減してより聴きやすくしました。
・やはり冒頭部分にペダルを入れました。
・この下降部分のアクセントに流れをつけました。youtube版は勢いがありすぎます。
・また後半ラストのアルペジオの切り替えが急すぎたので前の部分から少し弱めてふわっと入るようにしました。
・ラストエンディングの上から2番目の音が早い、と感じたので汎用販売用はもう少し意図を削った方が良いと思い後ろにずらしました。
これ、追求してたら人生終わってしまいますね笑。2回ぐらい人生があればいいけど。
音楽家って知らずしらず命をかけてるんだな、と感じました。