音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

火災時の煙と一酸化炭素から逃れるために<防火管理>

こんにちはM-Bankの防火管理者です。。

防火管理の教材には、どのように対処してどう動けばいいかは、書いてありますが、実際、どう逃げるか、何を注意しながら逃げるか、日頃からどう考えておくか、については書いてありません。

実際火事が起きて、煙が発生し、逃げなければならない時、何が怖いのか、どれほど怖いのか、を平時にイメージしておくのは大切であると思います。

自分の勉強、備忘録として書いておきたいと思います。

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<下記記事の参考元です>

https://www.jlma.or.jp/anzen/pdf/bousai_hinan_tie.pdf

・火災時の建物(鉄筋)の最高温度は800℃前後、火災継続時間は30分以上続くこともある→目の前に出口があっても800度であれば、その側にすら近づけません。一瞬の脱出でも洋服は溶け、皮膚が焼かれてしまうでしょう。

初期消火は天井に火が回るまで。その後は熱さで服が燃えたり溶ける恐れがあります。体が燃え始めたら逃げられなくなりますから、大丈夫と思わず、炎の状態を見て対応することを覚悟しておきましょう。

まだ大丈夫に見えてもフラッシュオーバーやバックドラフトがいつ起きるかわかりません。素人には判断すらできません。ましてや極度の緊張状態では。

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フラッシュオーバーとバックドラフトの違いについての解説。

 

とりあえず炎から身を少しでも守るためのなんらかの準備。


 

 

こちらで360度カメラで火事を体験できます。火が天井に届くまで、が体感できますね。

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<一酸化炭素中毒から身を守る>

下記参考ページには「いきなり首がしめられたようになり、意識不明になる」と書かれていますね。

[マンション火災]怖いのは炎じゃない?室内で発生する有毒ガスの危険性

 

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酸素ボンベでもない限り火災発生5ー10分以内に初期消火が難しければ、逃げないと中毒症状が出てしまうことがわかります。頭が痛くなったらやばい、と判断すれば良いでしょうが、パニック時にそれに気がつけるでしょうか。

一酸化炭素は無色無臭のガスで、木材やプラスチック建材が燃焼する時に煙と同時に発生。濃い煙の中ほど、一酸化炭素の濃度も濃い。

一酸化炭素中毒の程度はその人が吸い込んだ濃度と吸込み続けた時間で決まる。

→避難中に濃い煙を一口吸込んで倒れるが、これは気を失っているだけ。ある時間一酸化炭素を吸い込み続けるとやがて死に至る。

燃えだしたら10分以内が勝負。

 

<煙が天井にある間に避難を>

火災の煙は10cm程度の厚さで天井に張り付く。

→この状態では人はあまり、恐怖心を感じない。

やがて煙先端の温度が下がり、煙が一斉に下降。

→それまで見えていたもの(非常口など)が瞬時に見えなくなる。パニックが起きる。

煙が天井に張り付いているうちに避難すること!!

 

<煙のスピードは殺人的>

煙の上昇速度は3~5m/s、人間が階段を上る速さの10倍以上。

→10階建てのビルの1階が火災の時、10秒程度で最上階に煙が達する

→階段室には煙を入れないよう(防火扉を閉める)

実際の火災の煙は薄い濃度でも目はちかちかし、喉がひりひりする。

→パニックの元(一桁の足し算の答えを間違える人が出るぐらいのパニック状態)

 

<退避時>

①大声で火災が発生したことを知らせる(逃げ遅れる人をなくす)。
②避難経路が確保されており、かつ消火に自信があるときは初期消火を行う。
③初期消火に失敗し、炎が天井に達したら消火を諦め、避難を開始。
④避難に余裕のある場合は、消防署へ連絡(119)。
⑤燃えている部屋のドアを閉めて避難する(部屋を空気不足にし、延焼を遅らせる)。

「119」番すら出てこなかったり、押し間違ったりしますね。パニックって本当に怖いです。

 

避難時のことを考えておく

初めて入ったホテル・旅館などでは、部屋から非常口までの経路を部屋に入る前に直ちに確認。

・非常口は防犯上の理由から鍵が掛かっていることもある(開け方確認)
・段差のないことも重要。転ぶと前後がわからなくなりパニックを起こす(足元しか見えない状態で3回曲がるとスタート点に戻れるという状態で戻れる人は半数)。

その上で、 火災時は、

①どの経路が最も安全か落ち着いて判断(②窓からの脱出は可能?)
③煙の中を避難する時は、静かに必要最小限に呼吸。煙は天井から順次たまっていくので、姿勢低く移動。低い位置なら遠くまで見える。息を止めて歩行し、我慢できなくなって煙の中で一呼吸しただけで、倒れたり、倒れそうになる。これは一呼吸で多量の煙を吸込んでしまうため。煙の中で走らない(煙がかき回され視界を失う)。
④煙のある時はタオルや衣類布類で口と鼻を覆う。濡らす必要なし。乾いたタオルでも煙は取れる。
⑦持ち出し物に気をとられず、身体1つですぐに避難する。探し物で貴重な時間を奪われ命を落とす。物としてそこにあるなら、そしてあなたが生きていれば、いつでもまた必要なものは戻ってくる、買い直せる。

(マンション)火災報知器・非常ベルが鳴ったらやるべきこと - 音楽教室運営奮闘記

   

==コーヒーブレイク〜M-Bankロビーの話題== 

何か持っているだけでも、パニックになる可能性を減らせます。