M-Bankユーミン楽曲（コード進行・歌詞）研究レポート公開シリーズ15～ユーミンの名作詞

日本人の心の情景を変えたシンガーソングライター(改訂版)

―研究レポート；ユーミン楽曲の和声分析と音楽的クオリアが紡ぐ作曲の手法―

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7歌詞の音楽的風景　その6

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アルバム『Cowgirl Dreamin'』より

＜ありのままを抱きしめて＞

「ねえ笑ってねえ笑ってよねえ　そしてもう一度私を殺してよ」

＜Cowgirl Blues＞

「きみのファウンデーションと口紅が5時の空を染めてる」

＜別れのビギン＞

「時を止めて　ほほとほほを　寄せ合いましょう　ざわめきも　憎しみも喜びも煙っているナイトクラブ」

「心止めてさあ別れを　さあ始めましょう　それがたった数分のあいだでも永遠の物語

愛された微笑みが　花のように散っている　残されたため息に　くるくると回って」

＜忘れかけたあなたへのメリークリスマス＞

「水色の包装紙に染まった街をただぼんやり見てる　空っぽのイヴの午後

もうすぐ数えきれないシンデレラと迎えに来る馬車であふれる交差点

たかが冬の一日じゃないべつにどうってことないじゃない　誰が決めたの　今日に決めたの」

「私のガラスの靴はもうないけど　あなたにかけられた　魔法は解けぬまま

チカチカとテイルランプ滲みだせば　悲しいストーリーのはじまり

だんだんと流れてく　好きだった　あなたへのメリークリスマス」

＜Midnight Train＞

「発車します 0番線から　プラネタリウムの各駅停車が」

「きみを目隠ししてる孤独のトンネルを抜けて　きみが訪ねたかった思い出の星散らばる海へ」

＜最後の嘘＞　

「上手に後悔するために　二人はひたすら黙り込む　ゆうべ散らかしたテーブルはそのままに　愛だけが流れ去り　今日は続く」

「最後だけ本当の嘘をついてよ　きみが嫌いになったって」

「同じ気持ちじゃないのを知っていても　となりで眠っていた　私のため」

＜まちぶせ＞　　

「夕暮れの街角のぞいた喫茶店　微笑み見つめ合う見覚えある二人

あの娘が急になぜかきれいになったのは　あなたとこんなふうに会ってるからなのね」

「あの娘がふられたと噂にきいたけど　わたしは自分から云いよったりしない

別の人がくれたラヴ・レター見せたり　偶然をよそおい帰り道で待つわ」

アルバム『スユアの波』より

＜Sunny day Holiday＞

「ひとりにしてきみがどんなに　大事だったかかみしめている

Make me crazy　苦しませてぼくがどんなに　ばかだったかわかるために」

「愛していさえすれば　きみはいつでも　そばにいると思っていた」　

「長いあいだ探していた　幸せ降る虹の街は　激しい雨が過ぎたあとの　つかのまにあると知った」

＜人生ほど素敵なショーはない＞

「口から出そうな　心臓の音　ふるえる指先　ふるえる足もと

これから始まる音に乗って　幕が開けば　戻れない舞台の上」

「人生ほど素敵なショーはない　そんな言葉　ばかにしてた　どうせ何も起こりはしないと　斜にかまえて　生きて来たけれど　勇気がひとさじあれば　一歩前にふみ出せば」

＜結婚式をブッ飛ばせ＞

「バージンロードに立ったら　これはまちがいとわかった」

異変はここで起ったの　誓いの言葉が言えない」

「My God!　だってそうじゃない　うそはつけない　Oh yes!　いくら好きでも一生なんて愛せない」

「My God!　あわてるあなた　あきれる神父　Oh yes!　いくら好きでも私の愛は縛れない」

＜Saint of Love＞

「あなたを近くに感じる夜がなぜかあるの　ああ　なのに　心はあなたにつなげない」

「あなたを遠くに感じる夜がなぜかあるの　言葉も何も通じない世界の果てのよう」

「愛して　愛して　もっと愛し合えば　いつかは答えがわかるのでしょうか」

「憎んで　憎んで　もっと憎み合えば　いつかはやすらぐことができますか」

アルバム『Frozen Roses』より

＜Now Is On＞

「今を生きよう　離れてゆく明日でも Now is on　今を愛そう　求め合える瞬間を」

「続く人生　あなたがいなくなっても　世界は変わる　私がいなくなっても」

「誰も同じ気持ちでいられない　会えることが真実」

＜Spinning Wheel＞

「ひとりぼっちの国で泣いているきみはすぐそこまで来ている明日を知らない」

「変わらずにくりかえす哀しみは思い出によろこびは知らぬまに消えるけれどきみのため生きているぼくがいる」

「小さすぎる両手で抱えた荷物は　大切なものなんてないかもしれないけれどね答えはそれぞれの心　きみにしか見えない」

＜8月の日時計＞

「そばにいてもきけないこと　永遠がこわいから腕をまわし　抱けないもの　果てしないこの空

いつか誰かを愛して気づくよ　We're all alone」

＜Lost Highway＞　

「つらい気持ちはもう通り過ぎたけどこの胸のどこかがきみを呼んでいる」

「ヘッドライトがすれちがってゆくたび誰も他にいないシートを照らしてく」

音楽教育活動奮闘記

不定調性論からの展開紀行～音楽と教育と経営と健康と...旧音楽教室運営奮闘記。

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