音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

作曲を趣味にしませんか?(その4)

 

2019.5.9→2020.10.15更新

<前回講座>

www.terrax.site

 

<第4回>

■作品のステップアップのための準備

かなりの数の断片的なメロディーができた方もいらっしゃるでしょう。
いろいろなメロディーができたところで、少しずつ自分に足りないものや、「こういうことができればなー」というような事が頭を巡っていることでしょう。それは大切なステップアップの準備です。

最初に目指すのはとにかく1曲の完成です。

 

ここで二つの道順を示しておきます。

 

選択1;このままメロディー作りを続けてみる
大切なのは自然な曲の流れ作りです。ですので、
Aメロから作った人は、つぎのBメロ~サビへの流れをイメージしてください。

サビから作った人は、その前のBメロ、またはサビの続き~Aメロに戻る感じをイメージします。(まずは自分が歌える範囲の曲を作ってみましょう。)

 

機械や楽器に頼らず、作曲を頭だけでするというのは、現代では大変難しい作業ですから、皆さんは今、実に難しい作業を行っているといえます。

 

 

<セクションを完成させる工夫>

いろいろ考え方はありますが、抑揚がなくてもとにかく1コーラス(いわゆる1番)が出来上がることが大切です。

世の中の楽曲には様々な形式の曲があります。

初心者の方は昭和の歌謡曲の構造をヒントにしてください。

「昭和 有名な作詞家」

と検索してきて出てきた作詞家の作品を参考にするとよいです。

彼等の作る歌詞はしっかりしているのでメロ先、詞先、いずれにせよ形式が整っています。

少し冒険したい人は、「シンガーソングライター」と呼ばれる、自分で曲を作って、自分で歌うアーティストを参考にしましょう。彼らの曲はより奔放で難しい分、自由な形式で歌い、音楽の自由を感じることができます。

 

作曲に行き詰まったら、

■歌詞から作ってみる。⇒歌詞の流れでメロディー展開がなんとなく定まるときがあります。

■歌詞も行き詰まったらその後どう展開するか、ストーリーをつらつらと書いてみましょう。

■サビからまたサビ2のようなもう一展開ができてしまった。

それでも気にせず作ってください。1コーラス出来て、歌込みながら推敲すればまとまります。
■作り続けてみたら、そんなに面白い曲でなくなってきた。

潔くストック箱にほおり込みましょう。またそのメロディを使う日が来ます。
 

さっそく、前回のフレーズをちょっと先まで作ってみました。

五月の想い出

 

音源が再生できない時はページをリロードしてみてください。

メロディがなんとなく落ち着いたら、それだけでもう十分です。

その状態でアレンジャーに投げれば、サクッとコードをつけてくれます。

 

音源が再生できない時はページをリロードしてみてください。

こんな感じで。コードは色んな雰囲気でつけられます。

 

音源が再生できない時はページをリロードしてみてください。

例えばこれ、合っている感じだけど、もし作ったあなたが、「??」と感じたならば、その違和感をはっきり伝えましょう。そこはコミュニケーション。

「五月の爽やかな風っぽくお願いします」みたいにお願いして、もしこういうのが上がってきたら、そのアレンジャーとの相性は良くないかもしれません。

自分にあった人を探すか、自分でアレンジする!みたいな選択になります。自分の知っている範囲の人で自分にぴったりの曲を作る人がいたら奇跡ですよ!

 

Full Lady

 

音源が再生できない時はページをリロードしてみてください。

こうやってメロディがつながればそれだけで十分です。

ここに和音を載せれば、もうだいたいどんな曲か見えてきますんで。

 

 一気にアニソンになったぞ??和音についてはちょっと先で扱います。

伴奏も最初は自分があくまで曲の雰囲気を理解できる程度でオーケー。

これでサビに行くぞ感を出して終わっています。

 

もしご自身の作成した作品についてご質問等がある場合はこちらからお寄せ頂けましたら可能な範囲で対応いたします。

昨今はメロディーだけで現代に映えるオリジナリティを作る作業には限界があります。でもまずはこの「メロディーだけを頭で作る作業」は大変クリエイティブで、一番作曲力を向上さえます。頑張ってください。

 

選択2;ちょっと音楽の勉強をして、より多くのバリエーションを作れるような武器を手に入れたい。

次の学習ステップ(作曲に関して)としてどんな勉強をしなければならないのかを列挙しておきます。

■コードの勉強(和音の仕組みと和声の勉強です)
コード進行に楽曲の多くの秘密が隠されています。
■ポピュラー楽典の勉強(楽譜の読み方や、コード表記の方法、楽曲形式等を学びます)
■楽器(ピアノ・ギター)の勉強(コード楽器に親しむことで和声の流れや響きを体感できます)
■DTMの勉強(簡単に作曲できる機能が付いているソフトもありますので、メロディー作曲に慣れた方には非常に有用になるでしょう)

これらを全て一気に始める必要はありません。頭の片隅にこうしたことを置いてください。脳が必要なものを勝手にセレクトしてくれます。

 

勉強には時間がかかりますが作曲は中断することなく続けていってください。

勉強能力と作曲能力は全く異なる筋肉を使う作業なので勉強をしても作曲能力は伸びません。

学習には指導者がいれば申しぶんありません。先生とも相性なので、先生に合わせるのではなく「自分に合った先生」を探してください。

 

<学習のポイント>

楽器の学習では、「コード進行を理解」し、「自分で弾ける」ようにしましょう。

とにかく好きなアーティストのコード譜サイトをみてコードを覚えて、ひたすら弾いてください。これがそのまま作曲に活かせます。中古楽器でかまいません。

パソコンなどのフリーソフトで和音を打ち込んでもOKです。
インターネットで購入するなら、レビュー評価の高い(星の多い)ものから選定していってください。ご自宅の近くの楽器屋などに出向くと(出来るだけ品揃えがあると事が断然良いです)、自分が「ああ、音楽始めたんだな」と実感できますし、常日頃通うお店があると、最新の機材や楽器、流行などが良く分かりますのでぜひ活用してください。
 

次の回はこちら 

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==コーヒーブレイク〜M-Bankのロビーの話題から==

自作のメロディをオルゴールにするっていうのも逆に21世紀っぽいよね。

  

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