音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

2019GW企画2:ドビュッシー「月の光」を自己感覚的に"アナライズ"する方法(不定調性論的手法)★★★

参考楽譜はこちら。会員登録しておけば無料で見ることができます。

でも今回参考にするのは、こちら。

www.youtube.com

 

まずこちらを参考にさせて頂きましょう。

もしあなたが全く音楽理論がなくても、このサウンドを聴いて

「なんか機械的だなぁ」

と感じたとします。

それが最初のアナライズです。

それが最初のあなたにとっての今の楽曲アナライズになります。

または、

何も感じず、これ知ってる!良い曲だよなぁ

って思っても、それが今のあなたの楽曲アナライズです。

 

まずこれを理解して受け入れてください。この動画を見ても、なんの感想もなく、何の興味もなく、全く何の印象すら感じなかったとしたら、脳に異常があるか、もっと天才的な能力があるかかどちらかです。

 

この、理屈云々ではない状況において「あなたが感じること」を重視する音楽方法論が不定調性論です。

この 感覚があなたにあることで、あなたは音楽理論を持たなくても、コードが弾け、「ああ!聴いたことがある!」という印象を追いかけて紡いでいくことで、全く音楽の理屈が分からなくてもギターが弾けたりするんです。あなたは知識がなかったとしても、印象と、解釈と、経験と、判断と、応用力で、覚えた三つのコードで音楽が出来るんです。

 

音楽理論学習は、そういった感覚に頼らなくても知識である程度何とかなるようにできる便利な知識です。覚えておいて損はありません。しかしそれらの便利さに頼って、あなた自身が最初に持っていた感覚、応用力、解釈力、印象力を感じることを忘れてしまってははいけません。また伝統的和声法などを学んで、これはダメ、これは良い、という洗脳を受け、いつしか「自分の感覚なんて他愛のないもので伝統はすごいんだ」と思い過ぎても自分が壊れてしまいます。世間の大人たちは皆上手にやっているんです。

誰も伝統を破壊せよ、なんて言いません。既得権益だからです。

でも同時に、「自分は何者か」を探しています。自分であり続けることを許容すればするほど、伝統から離れざるを得ません。そこに罪悪感や、虚無感、これmで頑張って勉強してきたことへの無力感などを感じて世間が求めぬ方向に自分の欲望が向くことを恐れたりします。かつ、皆に追従することを意識しすぎて心が壊れてしまいます。

大切なのはバランスです。伝統と自我のバランス、真実と嘘のバランス、論理と矛盾のバランスなんです。そんなことはプラトンの時代から言われています。でも実践は現実的ではありません。そこで自分は音楽の分野で「独自論と伝統学問を意識の上でバランスをとることを目的とした音楽方法論を作ろう」と考えて不定調性論ができました。

おおっぴらにするにはあまりにも理不尽ですから、皆さん密かに参考にしてください。

そして自分の手法に自信を持って、自己と伝統のバランスを模索してみてください。

 

不定調性論は、通例の音楽の勉強をしながらも、同時にあなた自身が生まれ持って育んできている印象力、応用力、解釈力を伸ばしていくことも同時に考えます。

講師のいうことは受け入れるが認めず、信じるが頼らず、最後は自分のエンジンがかかるのを待ってから実践します。矛盾という存在を受け入れることがこうした時の思考のテクニックになります。

=====

楽譜が読める方で本格的にアナライズしたい方は、必ず本人直筆楽譜に触れてそれを教科書にアナライズを進めてください。

筆圧とか、表示記号とか落書きとか、インクのシミなどでいかにその曲が書かれた瞬間の作曲家の心情に肉薄したsomethingまでわかります。

それと今演奏されている作品が持つ意義は全くちがう、ということがわかります。

そして最後は、どちらが正当な分析なのか、と自分を問い詰めます。その答えも不定調性論は用意しています。それは「自分が選択した解釈」を信じていくしかない、ということこそが答えになっていくこと、です。

もちろん、それとは逆にとことん作曲家の心情に迫っていく方法論もあります。それこそが伝統的なアナリーゼの方式です。

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まず不定調性論による前提です。

・この曲を「月の光の曲」とか思わないこと。思ってもいいけど固執しないこと。

・その曲そのものがあなた本人に直接訴えてくる情報をそのまま受け取ること。全く関係ない野球の試合の事とか思い出しても、それを書き留めておくこと。言葉にできないような場合、記号や絵などでなんとか造形して記録すること。それがスキルになっていき、いざ自己表現の時に活用できます。

・心がざわついて浮かんできたことすべてを受け入れること。音楽と無関係でも、実はそれがあなたの音楽との関係を示すとても大切な反応です。

 

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0:00-0:29

Db/F|GbdimM7|Db/F|

Ab7/Eb|Ebm7(13)/Db Ab7/C|Ebm7/Bb F7/A|Bbm7(b13)/Ab Gb6|Bbm7(11)/F Ab7/Eb|

(下記のコードは動画内コードに加えてテンション等もなるべく含んだコード表記に反映させています。)

 "弾むような失速"。。冒頭の出だしにそういう感情を得ました。

動いて止まる。そぞろ歩きのような動き・・。物憂げな感じなのかな??

そんな風に感じます。それだけでOK(って私が決める事じゃないけど)。

まずは音楽の歴史とか、曲の背景とか考えなくていいです。

 

0:30- 

Db|Gb|Db/F|GbM7|

Db7(13)/Ab|Bbsus4 Bbm|Ebm/F Ebm|Ebm7(13) Ebm Gb/Bb|

Ebm7(9)|Ebm/Db Ebm/Bb|Ab7|Adim7 Ab Adim7|

Gb(9)/Bb|Ebm/C Fm/C Ebm/C|Gb(6)/Db|Ebm7(6)|

Db/F Dbm(6)/E|Ab7sus4/Eb Ab7|

ここって0:51ぐらいの連打パターンにグッときませんか??なんかカッコイイよね!

そうしたらこう考えるんです。

「なんで、自分、この連打パターンにグッと来てるのかな!??何なんだこの連打!」

です。最初は自分が感じた感動の意味が解らないはずです。

でもいずれ分かります。ゲームのボタン連打した時とか熱くなる、あれだ。あのせいでこのフレーズの連打が自分にとって熱いんだ。そのように自分でフレクサブルに解説出来たらしめたものです。まずそこまで自分を追い込んで考えてみてください。

で、1:22の水がこぼれるようなポロロロン!にまるで炎天下の清涼飲料水のような快感を得ます。もし本当にそう思ったら、素直にこう言いましょう。

「クロードやべぇ」それでよいと思うのです。友人でありブラザーです。で気が付くでしょう、君の友達にも音楽やっているやつが。すごいやつがいると思うんです。その人を認めてやってください。彼も彼女もまたそこを目指しているんです。

 

1:28-1:48

Db Fm E(6)/Ab|Db Fm E(6)/Ab|Db|Eb7|Ab7 Gb(#11) Fm|Ab7 Gb(#11) Fm|

そして畳み掛けるように来るこの流れるようなところ!優雅にダンスしてるみたいじゃん!めっちゃサビだよサビ!ドロップだよ!イケイケじゃんクロード!!

一歩冷静になって聴いても感動的な旋律の雰囲気。もうそれが感じられれば満点です。逆にこういうのはありえない、と感じたらそれでも構いません。そういう自分を認めてあげて、さっさと検索窓で感動する曲を探し求めましょう。

1:48-2:21

Ebm(EbmM7)|Daug Em Abaug|Db Fm E(6)/Ab|Db Fm E(6)/Ab|

Dbm7/B Dbm7 Dbm7/E|A/Ab Gbm Gbm/F|Gbm/E Gbm/Eb A/Db|B7 A A/Ab|

Gbm7|Gbm7|

そしてここはもう歓喜の渦。サビ2回し目!高いところをキラキラをひたすらにキラキラと!ここは高音のきらきらする旋律に何かを感じられたら最高です。またはよくわからないから嫌い、と思ったらそれを自分に認めてあげてください。そこに勇気が必要です。それが今の気分的なものではなく、いつ聴いても本当に嫌い、と思ったら、それはなんらかの自身の経験がそういう反応を作り出しているのかもしれません。じっくり自己を見つめて、自分がどういうものをさいこう、と思うのか丁寧に探してください。

 

2:21-2:48

Ab7sus4 Ab7|Ab7sus4 Ab7|Ab7sus4 Ab7|Ab7sus4 Ab7|

Ebm7/Db Cm7(b5)|Ebm7/Db Cm7(b5)|Gb6|Gbm6|

ここはなんか意味わかんねー。。なんか賢者タイムっぽい感じ。ここいらなくね?

などと思うかもしれません。ここは解説が必要です。

このパートは音楽家ならではの「拡張した余韻」です。

音楽家は普通の人の1000倍感性が豊かですから、例えば、年末美味しかったカレーの話を翌年の秋ごろまでずーーっと同じテンションで感動できる能力がありますww。

お前カレーほめ過ぎやろ、っていうぐらい感動します。だからあの美しいサビを作る事の出来たクロードはこのくらいの余韻はあたりまえなんです。だから認めてあげてください。

友達が運動会で一等賞とって、その日一日はしゃいでいて自慢してきても、まあ赦してあげるでしょ?翌日までそれだとぶんなぐるかもしれないけど。ブラザークロードの感性のすばらしさを分かってあげて。そして彼が感じたこと、思っただろうことを想像してみて?自筆譜にはどんな風に書いてあるか、みたくないですか?この瞬間の彼の筆を。

その後我慢できなくて部屋でワオ!!!とか叫んだかも。そのくらい前のサビパートは素晴らしいですよね!

こういうことは勉強して分かる事です。

でも何の知識もなくこのパートに感動できたとしたらあなたは優秀!!

 

2:48-さいごまで

Fm|F7|Bbm7/F|Ab7/Eb|

Ebm7/D Fm/C|Cm7(b5) F7|Bbm7/Ab Gb6|Bbm7/F Ab7/Eb|

Db Db7/B|Gb|Db7/Ab|Bbsus4 Bbm|

Db6/F|Ebm7|Ab7|Db Fm Db|FmE/Ab|

Db Gbm Db|GbmF |E/Ab|Db|Db|| 

ここも難易度が高いです。初めの雰囲気に戻る、っていうのは分かるけど、あの素晴らしいサビを聴いた後では、ライブだったら、ちょっと次の曲始まる前にトイレ行っとくかな、ぐらいのパートに聞こえるかもしれません。

このパートも音楽家ならではのしきたりと礼儀というか、プライドというか、商品性というか、素晴らしい絵が描けた後、それを放置するのではなく素晴らしい額縁に入れる行為が必要です。ずっとその絵を保存するためにも。

このパートはそうした気持ちの作業です。このパートを美しいと思えることが心の余裕であり、音楽への愛かもしれません。

 

他の音楽も、音楽理論的にではなく、あなたのプライベート鑑賞スキルの向上のために自由にやってみてください。ウチが公開しているのは、これ、誰かがやらないと、もっと素敵なスキルがどこかで生まれないからです。

自分勝手な変なことを書いてますが、必ずこのやり方がよりハイエンドな手法になって才能ある人たちの間に普及していくことを請け合います。

 

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以下は、ちょっと音楽理論的な観点を含めて書きます。分かるとこだけ読んでください。

 

冒頭

ハ長調化C/E |FdimM7|C/E |G7/D|

元曲(Db/F|GbdimM7|Db/F|Ab7/Eb|)

 

音楽をたくさん聴いていくと、普段の音楽と違うコードに耳や目が行きます。この曲なら主和音からいきなりのIVdim7、M7はメロディに一瞬出てくる音です。

島岡和声でいうクリスタルコード。

例えばここで機能和声では、Fdimだから、機能はナニで、どういう和音の変化形で、ジャズ理論ならどういう音階が使えて、っていう分析になると思います。

作曲でのいちばんの問題をあげるとしたら

もしあなたが当時のドビュッシーだったとして、このFdimM7が出せるか?

です。しかしながら彼がなぜこの和音を選び、この響きを選び、このクオリアを選んだか、と言えば、それは

それはドビュッシーだったから

と結論づけられると思います。

「なんでそうしたのか」

の理由と、根拠は最終的には分析者自身の人生解釈によって判断されます。

このIVdim7は彼のそれまでの人生を経て得た直感です。

毎夜、池の近くを散歩して、月を眺めてそのあとこういう生活をして、こういう本を読んだら、誰でもこの和音が出ます、みたいな方程式があるわけではないので、結局「なぜそれが選ばれたか」を正確に答えることができません。 

 

   

私はこのFdimを自分で弾いたりして感じると、Iから流れたIVdimに今日はこう感じました。

「遠ざけることのできた日々の憂い」

です。

憂いを直接感じていると重くるしいですが、やがて周囲の空気に癒され、世間の平和さに安らぎ、さっきまで思い悩んでいた感情がふっと心の奥に吸い込まれて、周囲に五感の焦点を当てた時に感じる心の状態

です。別に理由や程度やニュアンスはなんでもいいです。

例えばこの和音を自分で今弾いたとき、私は今下記のような思いを抱いた経験を思いだしたとします。

"そういえば単三電池を買ってこいって言ったのに単四電池を買ってきた奴がいたな!"

みたいに急に思いだしたとしましょうww、それで相手のことをぶつくさ文句で満たされた心が、ふっと窓の外に見えた光、遠くの家族の仕草、雲のきらめきを見たとき、心が停止し、不思議な感覚になる、ああ、あの時の感覚に似ているな。このFdimM7。。。

と思ったとしましょうw。

なるほど、悲しみが遠ざかる時、自分はIVdimがいいんだ、これ、ありだな。。

と思えれば、あなたは"この和音を身につけた"ことになります。

 

また、

C/E |FdimM7|C/E |G7/D|

Dm7(13)/C G7/B|Dm7/A E7/Ab |Am7(b13)/G   F6|Am7(11)/ G7/D|

(Db/F|GbdimM7|Db/F|Ab7/Eb|

Ebm7(13)/Db Ab7/C|Ebm7/Bb F7/A|Bbm7(b13)/Ab Gb6|Bbm7(11)/F Ab7/Eb|)

ここまで最初のF以外は下降していく低音です。これを見ても、Fdimで何かを気がつき、そこから心がどんどんどんどん、安定していき、降りて行く、という感情と合致していきます。それゆえに自分は納得し、さらに聴き易くなります。AM7(b13)はFM7/A的な理解でよろしいと思います。

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 0:31-

C |F |C/E |FM7 |

(Db|Gb|Db/F|GbM7|)

二度目はIVにしっかり流れます。冒頭が曖昧だっただけに、今度はしっかり世界のきらめきを受け止めました。

まるでさっきは思い悩んでいて、せっかくの松坂牛を心ここに在らずで食べていたので味も何も感じなかったけどww、気持ちが落ち着いて美味しい部位を美味しいタレでがっつり旨味堪能!!!ぐらいの差がある、、感、、って言ったら伝わりますか?

音楽はあなたの雑念を呼び覚まし、言葉に日、感情にして、行動規範を作ってさえくれます。

 

「月の光」だからって別に月の光の綺麗な夜を思い出してもしょうがないんです。「月の光」と決めたのは、そう決めた人が「おそらくこれだったら、みんなイメージしやすいんじゃないか?」って決めてくれただけで、別にあなたは従う必要あります?たとえクロードがそう決めたとしても、です。あなたはあなたでしょ?
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 0:44-

C7(13)/G |Asus4 Am|Dm/E  Dm |Dm7(13) DmF/A |

(Db7(13)/Ab|Bbsus4 Bbm|Ebm/F Ebm|Ebm7(13) Ebm Gb/Bb|)

ここのC7(13)なんか、もうめっちゃ「Danny Boy」的な和音の流れ、メロディの流れを感じて、ノスタルジックを感じます。これはDanny boyを知ってるからこそそうなる!的な感じがします。13thからの流れにもうそれしか感じないんです。

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 1:12-

|Dm/E  Dm |Dm7(13) Dm F/A |

(Ebm/F Ebm|Ebm7(13) Ebm Gb/Bb|)

ここの流れは一旦遠ざけた悲しみを、また落ち着いた心でもう一度向き合って今度は強い心で対話しているところです。IIm7の上での13=ドリアンの13はこすれあう何かと何かです。これも私の今の印象です。あなたは違うでしょう。

 

Dm7(9) |Dm/C  Dm/A|G7 |〜

(Ebm7(9)|Ebm/Db Ebm/Bb|Ab7|〜)

なんども反芻していきます。装飾音は飛び散る心の火花です。この装飾音の種類が言えることよりも、これがあなたに何を示しているかを貴方自身が受け取り解釈できることの方が後々重要です。

 

F(9)/A |Dm/B Em/B  Dm/B |F(6)/C |Dm7(6) |

C/E Cm(6)/D# |G7sus4/D  G7 |

(Gb(9)/Bb|Ebm/C Fm/C Ebm/C|Gb(6)/Db|Ebm7(6)|

Db/F Dbm(6)/E|Ab7sus4/Eb Ab7|)

最後の四連続のポロロン!は笑顔です。

でも顔はまだ笑ってません。心が先に微笑んだのだけど、プライドから顔までそれが伝わっていないんです。そういうのを自分で感じると

”ああ、自分て変に素直じゃないところがあるよなぁ”

なんて思ったりします。

旋律は言葉でも主張でも意味でも命令でもありません。あなたが主体的に感じ、勝手に解釈しているだけです。それはあなたの心の中に日頃浮かんでいる想いだったりするのではないでしょうか。音楽鑑賞で、自己内省ができれば、変な薬を飲んだり、通院するより、ずっとケアになるかも知れません。自分が見つかるかも知れません。

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F(9)/A |Dm/B Em/B  Dm/B |F(6)/C |Dm7(6) |

C/E Cm(6)/D# |G7sus4/D  G7 |

(Gb(9)/Bb|Ebm/C Fm/C Ebm/C|Gb(6)/Db|Ebm7(6)|

Db/F Dbm(6)/E|Ab7sus4/Eb Ab7|)

このセクションから、いやに低音のヴォイシングが詰まってきます。キラッとし感じが出て、ふわっとした感じが出ます。機能和声の慣習的印象を巧みに活用しています。

C Em Eb(6)/G | C Em Eb(6)/G |C |D7 |G7 F(#11) Em |G7 F(#11) Em |

Dm (DmM7) |Dbaug Ebm  Gaug |C Em  Eb(6)/G|C  Em  Eb(6)/G|

Cm7/Bb  Cm7  Cm7/Eb|Ab/G  Fm  Fm/E |Fm/Eb Fm/D Ab/C|Bb7  Ab  Ab/G|

Fm7 | Fm7|

 

(Db Fm E(6)/Ab|Db Fm E(6)/Ab|Db|Eb7|Ab7 Gb(#11) Fm|Ab7 Gb(#11) Fm|

Ebm(EbmM7)|Daug Em Abaug|Db Fm E(6)/Ab|Db Fm E(6)/Ab|

Dbm7/B Dbm7 Dbm7/E|A/Ab Gbm Gbm/F|Gbm/E Gbm/Eb A/Db|B7 A A/Ab|

Gbm7|Gbm7|)

それぞれの和音に付属しているテンション的な音に貴方のイメージを当ててみてください。貴方にとってその和音の#11thはなんですか??

青色の和音は「ぶつけてきてるなぁ」と感じます。

これらの転回和音が、何の転回和音である、 ということ以上に貴方はその和音が持っているものを解釈できるでしょうか。

アルペジオがキラキラと輝くセクションは、優雅さがありますよね、小躍りするような心の静かな躍動も感じます。踊りたくないけど、代わりに旋律が踊ってくれてるので座って聴くことができる、というような想い。 

 

このセクションでは、

C Em Eb(6)/G

すなわち、

I   IIIm |IIIb  |

という流れが見事ですね。

貴方がコードを弾けるなら、次のコード進行を弾いてみてください。

|:E G#m |G     :|

キーEにしたものです。

私などはこれをがっつり弾くとビートルズとかニルヴァーナを感じます。これは音楽的背景がそこにあるからですね。貴方は違うでしょう。

「ぐわん」

Gに流れた時、という擬音語を感じます。私はこのGにダイナミックさを感じます。同主短調のIIIbです。

「同主短調のIIIb」

と言われて、「短調の和音か、暗いのかな」なんて思わないでしょ?長調とか短調とか関係なくて、その和音の流れに浮かんでくる貴方の印象が全てを左右するんです。

「うわぁ、、これダメだ、ダメな和音だ」

 と調性的に思う人もいるでしょう。バッハがこれを聞いたら、どう思うかな。。やっぱりダメっていうかな?それとも嫉妬して自分でもめっちゃ使うかな??

色々考えます。

 

ここでは何度か出てきます。だから

ああ、ドビュッシーも"決まったぜベイベー"って感動の震えながら使ってるんじゃないかな??なんて感じました。

すいません、同曲作成時期の歴史を知らず、参考曲があったのか、選出した作品があったのかを知らずに書いています。

 

G7sus4 G7|G7sus4 G7 |G7sus4G7|G7sus4G7|

Dm7/C Bm7(b5)|Dm7/CBm7(b5)|F6 |Fm6|

 (Ab7sus4 Ab7|Ab7sus4 Ab7|Ab7sus4 Ab7|Ab7sus4 Ab7|

Ebm7/Db Cm7(b5)|Ebm7/Db Cm7(b5)|Gb6|Gbm6|)

ここでsus4が連鎖されていきます。これは微笑んでいますか?

いえ、今の私には、

みんなが見ているけど街中で今自分は大声で笑いたいけど、ここで笑ったら恥ずかしいなぁ、

と思っています。そしてせっかく気分が盛り上がってきたところでFm6(Gbm6)によって、気持ちの高ぶりが収まってしまいます。

人前でいきなり笑わなくて済んだけれども、でもなんか萎えてしまったのは惜しい気がする。

ああ、自分は恥ずかしがり屋なんだなあやっぱり、なんて感じます。

Em |E7 |Am7/E |G7/D|

Dm7/Db Em/B|Bm7(b5) E7|Am7/G F6|Am7/E G7/D|

 

(Fm|F7|Bbm7/F|Ab7/Eb|

Ebm7/D Fm/C|Cm7(b5) F7|Bbm7/Ab Gb6|Bbm7/F Ab7/Eb|)

そしてテーマに戻ります。もう今は生き生きとして、電池のことなど忘れています。それよりも

見よ、この素晴らしい世界を!!

とか勝手にマウント取って。。お恥ずかしい、自分勝手ですよね、、でも前の自分は忘れています。いつも穏やかでいたいと思っているのに、気がつくといろんなことに心を砕いている。それがいいとも思っているから、それでいいのかも??

みたいに感じました。明日はきっとまた違う知見を得られるでしょう。

音楽は無限再生資源なんです。

 

C C7/A#|F |C7/G |Asus4 Am |

C6/E |Dm7|G7 |C Em C|Em Eb/G|

 (Db Db7/B|Gb|Db7/Ab|Bbsus4 Bbm|

Db6/F|Ebm7|Ab7|Db Fm Db|FmE/Ab|)

 そして有名なC7(Db7)

私はこの7thに「疲れ」を感じました。妄想疲れ。期待疲れ。でもこれが終わりの合図。深呼吸します。

C Fm C |Fm E  | Eb/G|C |C||

(Db Gbm Db|GbmF |E/Ab|Db|Db||)

この曲で一番美しいと感じる、最後のアルペジオ。

尊いですね。

余韻という熟語を音にしたら、この曲の最後のこのC(Db)から始まる最後のセクションを差す、というでしょう。

自分の人生の中に、このくらい美しい余韻の瞬間はあっただろうか、とか考えたり。

ああ、きっとこういう思いをきっと探してるんだろうなぁ?と思ったり。

今度そういう機会があったら、そういう余韻を作れるように諦めないで頑張ってみようかな?とか思ったり。

これは曲が自分の潜在意識に訴えてくれて浮かび上がらせた願望です。

 

これを音楽鑑賞では素通りしてなんとなく潜在意識に埋め込んでいくだけで終わります。それでは音楽の資源の無駄遣いです。飲料水がなくて困っている地域で、地域の人を和ませようと観賞用の噴水を作るようなものです。

 もし楽器を弾き、作曲する人は、ぜひ再生ボタンを留めながら、一度音楽を聴いて、咀嚼し、改めて通して聴いてみましょう。

ざわついた潜在意識が整えられて、とても良い音楽鑑賞ができると思います。

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www.youtube.com

最後に、実践!

自分勝手に感じてみてください。彼女が何を考えているか、きっとわかります。人によっては彼女がどんな人生を歩んできたかまで見通せるかも。この演奏が素晴らしいか、好きか嫌いか、熱いか薄っぺらいか、それはあなたが自分に対して判断すればいいんです。彼女を評価する必要はないんです。だって音を受け取っているのはあなたであって、彼女が出している音ではないんです。youtubeで聴いている以上それは彼女の音そのものではないんです。だから評価する意味がないんです。

 

評価の必要がない...

これを言うと文化の競争が意味のないものになります。人によっては切なくなるかもしれません。

でも、もし人類が宇宙に飛び出すのだとしたら、文化を「評価」という基準で一般論を作ろうとしても意味がないのではないか、前に進まないのではないか、と思います。

この辺がこれから先のテーマかもしれませんね。宇宙で一人ぼっちになって二十年生きるとしたら、文化の一般論とかいります?

 

音楽の中には実は人の知らない情報がまだまだ詰まっていると思います。そしてそれはあなたにしか訴えかけてこないあなただけに通じる貴重な知恵、だと思います。

それを見つけて実感することはあなたが生きた証とも言えますね。

 

この手の感覚は日頃からの訓練が必要です。

 

レッスンなどで、例えば、生徒が10分遅刻して来たとします。

そしたら先生はこう言いましょう。

「今の気持ちを音楽にして今すぐ奏でなさい」

これで、は???とかいう人は一般教育に洗脳されているかも知れません。

私たちは音楽で生きているので、今遅刻してやべー!先生怒ってる!どーしよ!!と心が動いています。それを音楽に翻訳するのは簡単です。怒られるより、今の感情を弾け!と言われる方がずっと反省するし、反省の気持ちが高ぶります。

だから音楽家には音楽をやらせるべきです。

目的は一年後、自在な即興演奏ができる感性を身につけていることです。まあ、遅刻しないこと、みたいなことは音楽とは別に教えないといけないのですが笑。

そういう時にぴったりの和音が出せるように、日頃から楽器で弾くんです。練習するんです。表現するんです。それしか表現力を伸ばす方法はありません。

翻訳能力です。感情と音の。

 

拙論体系の大体の目次を下記に作っています。 

www.terrax.site

 

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==コーヒーブレイク〜M-Bankのロビーの話題から==

これからの季節に絶対要るやつ!(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォ

 

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