2019-03-22 (Digital Performer)トラック画面選択の小技〜ファインダーに表示(データ格納箇所特定) Digital_Performer Digital Perfomer使用法のお問い合わせ こちらからご連絡いただければ、メール返信かブログ上でお答えします。 www.terrax.site ===== 画面選択してデータを動かす時の一つの方法です。一般的な方法ですが、ここに書いておけば学習初期の方にきっと見ていただけると思うのでまとめます。 ノートなどの小さい画面で作業する時や、初心者の時に、1画面だけ(トラック画面だけで作業したい、というときなど)で操作するときなどの小技として活躍してくれます。 こういうデータがあるとしましょう。このスネア絶対この曲で使いたい!!みたいな時にサンプルを投げ込みますね。 これ、トラック画面で見ると、 こんな感じでちっちゃくなりますね。これをピンポイントで掴んで後ろに移動させるのは困難です。 そこで こんな風に、大枠で選択します。データが置かれているのは、一小節目の頭だけですがゴワっと選択してしまうのです。それを100小節目に移動させましょう。 こうやって大きく選択しておけば、つまむのも簡単です。青く変わっているところをつまんでずらせば、データも追随してずれてくれます。 選択部分をつまむ。 ツツーーーーとドラッグ移動。。 100小節周辺において、あとはシーケンス画面で微調整。 上の一本の線が、先のスネアデータです。 いくつかやり方あると思いますが、 選択して、 ショートカットでcommand+Lまたはctrl+Lで「シフト」を出して、「位置を指定」で100と打ち込んでもらってもいいです。 ただし、データが選択部分の真ん中あたりにあるときは、 選択部分の頭の部分が100小節ぴったりになりますので、上手に活用ください。微調整はシーケンス画面で。 また、 このデータの後ろだけいらんのだよなぁ、というときなど、トラック画面でやる場合には、下のトラックの空いているところを選択し、 command(微妙な範囲選択)またはshift(小節、拍単位)など押しながら、選択していきます。 そこをdeleteすれば、そこだけ消えてくれます。 そんなのシーケンス画面でやればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、人はその時の気分で、もっともそうしたい、と思う選択をします笑。またはそういうタイプの人がいることを講師をやると覚えます。その時にそうできることがクリエイションにおいてどれだけのエネルギーになるか、を知っています。 とにかくcommandまたはshiftを使って、必要に応じてトラック画面での選択作業も工夫してみてください。 また、以前も書きましたが、 こうやって全部選択して、 キーボードの◀︎▶︎を一回◀︎押してまた元に▶︎に戻せば(位置を一旦ずらして戻す作業)、データだけが選択された状態になるので ここから、また色々必要な作業がでます。 <ファインダーに表示> データ右クリック「ファインダーに表示」メニューで、 そのファイルを特定してくれます。 いくつも似たようなデータがある時や、ボーカルデータでノイズが入ってしまっていたので、このデータのとこだけ外部エディターで取り除きたい、というような時は、これで特定してデスクトップにコピーして、コピーしたデータを修正し、それをトラック画面に投げたりしています(状況によっては”サウンドバイトをマージ”させて独立させる必要があります下記注参照)。 コピーしないでただデスクトップに移動させると、DAW側のデータが紛失してしまうので非表示になります。 コピー先データの名前を変えるのを忘れないように。あとで色々混乱します。 またそのデータをそのままサンプルとして保存しておきたいな、というときなどもこれが便利です。 また作業してできたモノラルファイルをそのまま保存したい、という時もこれが便利です。 ===== 注; このようにデータの一部をコピーして貼り付けて、貼り付けた黄色矢印の先のデータを編集したいと思い、ファインダに表示させても、表示されるのは元のデータです。そのまま編集してしまうと、コピー元の元データが変わってしまいます。またサンプルとして保存しても、コピー前のデータが保存されるだけです。切り取ったデータを独立させそれだけを編集するには、切り取った方を「サウンドバイトをマージ」して独立させれば、別データとなるので、それを編集しても元データに影響は及びません。 もっと色んな方法を知っている方で発信手段を持っている方はぜひどんどん発信してみてください。DPの普及と初心者の理解と活用にストレスがなくなる世界を作りましょう。 使い勝手が便利で無償のマニュアルが揃っていれば、高くてもDPを選択する人は必然的に増えるでしょう。 すごい先輩がいる環境の人は業務命令でDPを選ばされるので問題ないのですが、全くそういった環境にない人が選択する場はネットの情報が頼りでしょう。こういったサイトが新規呼び込み対策になれば嬉しいです。そしてユーザーが増えれば、情報が豊かになるので、開発者もフィードバックが得やすく、ソフトに求めている声を受け取りやすくなり、ソフトが進化しやすくなります。結果ワタクシの仕事ももっと早くなる!! 既に完成されたソフトですから、ユーザーさん増えてもらってさらなるモチベーションとぶっちぎりの領域を目指していただけるような開発資金を皆で確保しましょう。 さらに20年後も残っているソフトになってください。 なんだか締めみたいですが笑、まだまだ続きます! DPの購入はこちらまで! 他DAWやPerformer liteからの乗り換えは「DP○○クロスグレード」をお選びください。 その他、様々な購入前のお問い合わせはこちらから。 h-resolution.com