先日夜通しデータをまとめる作業をしていて、誤って生録音してしまっていた過去の音源を4つほど見つけました。もう覚えていません。モノラルオーディオデータだけが残っていました。2014年から今年の1月にもちょっとだけありました。現代音楽的な作品を作っていると、意外とそういう「作品の一部なんだろうけど、果たしてそれが作品なのか、ノイズなのか、よくわからない」というブラックジョークがあります。まさにそれです。私本人も覚えていないものがあります。
それらをよく聞いて、自分なりに意味を与えながら(不定調性論的(*´・ω・`)bにね)、並べて作品にしてみました。
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多分、それぞれ環境音のようになっているので、有名な現代音楽曲に捧げる題名にしました。
先月のデータはDTMで4:33を作ろうと思って、挫折した(笑)時のデータですから覚えています。こう思いました。
「うわ、"4:33"って結構作るの難しいなぁ・・」と感じたんです笑。
いえ、冗談ではなく、本当に難しいです。自分の意図が入れられないのですから、自分を否定しないといけなくなります。血気盛んな自分にはちょっと難しい課題でした。
それがサクッとできるなら、私は音楽家などにならず、きっと会社員で今も頑張っていたはずです。せっかく音楽で必死にぶら下がっているのに、自分を否定することなどできるものか、そう悩んで、4:33をカバーすることができなくなりました笑。
トラック名、トラック分け、色分け、音声、全て今回用に編集し直しました。
いつものYoutubeカバーより時間がかかっています。意味をつなげるのに時間がかかった。。と言いますか・・。作業はyoutubeカバーの1/10なんですけど・・。
楽曲分析というのは繰り返し聞いて、楽譜を見ながら、細かくチェックするものです。
この曲を聴けば、心理学的に言えば、
「あなたが聞きたいと思っている音が聞こえる」
そうです。
でもそれ、あなたの潜在的欲望というだけで、空耳かもしれませんよ??
気になって録音して自分なりに拡大して、なんどもなんども聞き取ろうとするかもしれません。
これってまさにそれは楽曲分析で行なっている行為と同じです。
では、音楽分析って何のためにしているんですか?どんな欲望があるから行っているんですか?それあなたの音楽にどんなふうに関わっています?
4:33のような個人を超越した作品などは作れませんが、凡人が作れる現代音楽としては、誰でもできる作風です。現代音楽のフォークソング、と言ってもいいかもしれません笑。
自分の感じたことを、理解して発信できるのはとても清々しいです。
ぜひ、みなさんも
「自分はこういう表現のことを考えると興奮する」
という素材が胸の奥底にあるのなら、ぜひ勇気を持って表現してみてください。
それを可能にする方法論を不定調性論といい、機能和声論と理屈的に融合させるように試みました。
道半ばですが、少しでも早く「自分を認めてやる」という行為を大切にして、その意見を発信して、一緒に次の時代を作っていきましょう!
そして何が聴こえてもあなたの胸にしまいこんでください。それはあなたご自身が心の中で構築した心象なんですから。
==コーヒーブレイク〜M-Bankロビーの話題==
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