音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

必ずオリジナルなものに辿り着く(2019)

不定調性論ではとても大切な観点です。

毎年リニューアルしています。

 


私はあなたが道を誤ったとしてもあなたを裁く立場にはありません。

私はあなたのやり方をいつも尊重できるよう努力します。

私は自分の意思で自分のやり方で人生を切り開いていきたいと願っています。他者のやり方に特段の思想を当て込むことは意図的におこないません。


そして最終的には生きた証を残したいと思っています。

その道筋で誰かが私の残したものをヒントに自分自身を発見し、私が自分を見つけた年齢よりも早くその人自身のやり方を赦し、人生に邁進できるようになってくれたらとても嬉しいと考えています。

そしてあなたが困っているとき、きっと私はあなたを助けるでしょう。

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いきなり宗教的な書き出しですがww、ふとこの文章が降ってきたので書きました。

多分深いところの自分の本心であり、いつも感じていることなのだ、と思います。

自分らしく、というのは自分のやり方を押し付けるのではなく、その人が気付き、自分に目覚めることを助けることだと思います。不定調性論を押し付けたいのではなく、人のやり方をみて自分のやり方を見つけて欲しいだけです。

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それでは今日の話を 順を追って考えてみましょう。

まず次の人たちのとある四曲を自由に思い浮かべてみてください。

A=ローリングストーンズ

B=バックストリートボーイズ

C=セロニアス・モンク

D=ストラヴィンスキー

音楽スクールのソングライティングクラスの中に20人の生徒がいたとしましょう。

この四曲で次に該当する曲を個人が選ぶとします。

・最も自分が好きだと感じる曲

・最も音楽性が高いと思う曲

・最も惹かれない曲

・最も興味をひかれる曲

恐らく「好き」という言葉自体がまず受け付けないでしょう。

考えてみてください。

・「好き」はコントロールできない。

・「芸術性の高さ」という基準は分からないが、なんとなく畏怖は感じてしまう、という曖昧な差別感しかない。

・「惹かれなさ」もコントロールできない。

では、普段聴く曲、演奏したいと思う曲、自分が作りたいと思う曲は、どうやって選んでいるのでしょう。ちゃんとした権威が世間にあるにもかかわらず、ストーンズばかり聞いてしまうのは人間として下劣なのでしょうか。ミック・ジャガーはあんなに知的なのに。クラシック音楽に惹かれないのは人間として本当に教養がないのでしょうか。

 

ではこの選択肢を変えましょう。

A=ローリングストーンズ

B=作曲クラスのE君が作った曲

C=セロニアス・モンク

D=ストラヴィンスキー

としたらどうでしょう。

・最も自分が好きだと感じる曲

・最も音楽性が高いと思う曲

・最も惹かれない曲

・最も興味をひかれる曲

E君の曲が入ることで、この四つの選択はどう変わるでしょうか。

では、

A=作曲クラスのE君が作った曲

B=作曲クラスのF君が作った曲

C=作曲クラスのG君が作った曲

D=ストラヴィンスキー

としたらどうでしょう。

これで相変わらず、ストラヴィンスキーが同じ位置にあるとしたら、偏屈な人です笑。

 

そう。好みも興味も印象も、全て可変なんです。すぐ変わります。

 

これが変わるとしたら、「音楽分析」はいったい何を誰に向けて何のために分析しているのでしょう。

 

ではこの問題をもっとわかりやすくしましょう。

A=1+1=0

B=1+1=2

C=1+1=222

D=1+1=あぐちょまなんこ

これを見て、

・最も自分が好きだと感じる数式

・最も芸術性が高いと思う数式

・最も惹かれない数式

・最も興味をひかれる数式

をえらんでください。


さらに、この四つの数式を、

ローリングストーンズ、バックストリートボーイズ、セロニアス・モンク、ストラヴィンスキー

のどれにイメージが近いか割り振ってください。

 

後者について"答え"を出しましょう。

A=1+1=0=セロニアス・モンク

B=1+1=2=バックストリートボーイズ

C=1+1=222=ストラヴィンスキー

D=1+1=あぐちよまなんこ=ローリングストーンズ

同じ答えを出した人もいるのではないでしょうか。これには有名な心理学のトリックが挿し込んであります。

 

数式はB以外、まがい物ですが、人はそれを見た瞬間、接した瞬間、イメージを持ってしまうんです。イメージは関数です。

自動的に答えを生み出します。しかもあなただけの答えを生み出します。それは無理をしないと制御できない感覚です。

 

ポップミュージックが、ヒットを生み出すのは、ヒットする要因とされて研究されてきた素材を曲の中に封じ込んでいるからです。それが素晴らしいのではなく、ヒットするようにできているだけです。

ヒューマン感動巨編の動画を「今世紀最恐のホラー映画!!!」と宣伝しないのと同じです。

 

お金なら、

1円+1円=222円

を望みます。病原菌なら

1+1=0

を望みます。

 

人は望みを持ち、感情をもって生きています。それを理論優先にして無視することはできません。あなたがあなたたることを放棄しない限り。

 

たとえば、上司が「俺だりーから、この仕事お前やっといて、明日の朝までな?」

と言われて、「オッケー任せてください!」とバリバリストレスなく楽しんでこなせる人がいたらその人は天才です。それをやって結果を出せば、来月には今の上司の上司になれるでしょう。

でも普通はあっけにとられて返事が出来ず、イライラやストレスを感じてその仕事に様々な理由をつけてやろうとはしないでしょう。それが感情ある人間です。感情を感じることすなわち生きていることです。

 

だから1+1=222が間違っているのは十分わかりながら、そうなったらいいな・・と思わずにはいられません。

 

だからこそ「ふしぎなポケット」のような楽曲が愛されるのだと思います。

http://j-lyric.net/artist/a00126c/l001062.html

幸せは余計に増えてほしい、そして幸せが増えたとき初めて人にも分け与えたいという使命をかんじます。

自分が苦しいのに人を先に助けられる人になりたい、そう思います。願います。

 

では、最後の問題です。

あなたはどんな方法を使って自分の曲を作曲をしますか?

A=純粋な伝統的書法

B=不定調性論的書法

C=ネガティブハーモニー

D=様々な手法を独自に混ぜたあなただけのスタイル

わたしはDです笑。Bは汎用化した一般論に落とし込んでいるので、方法論だけで作曲することはできません。作曲はイメージと具体化作業の瞬間瞬間に生まれる連鎖そのものであり、方法論だけでは生き生きとした作品はできません。私自身の作曲時の印象が常に変化するからです。「普通にクリシェだろ」って思ったり、「ここは変拍子で不協和にしたい」とか直感的に感じるからです。そしてそれは規則性がなくランダムです。

その精神性を支えているのがBの不定調性論的な思想です。

 

結局あなた自身も最後はオリジナルなやり方に辿り着きます。

それが分かっている以上、いつそれを開発し始めてもいいわけです。

平日は厳格な対位法を学びながら、日曜日は現代音楽をやる、という欲望があるならそうすべきです。

普段はポップスを作るけど、海外に行ったらノイズミュージックだけやる、とかでも良いです。

これはその人の欲望ですから、まず自分の性癖を熟知しないといけません。そのためにはいろんなものと付き合わないと。

 

まだまだ人生先があるので、思想は変わるでしょう。

でも今はこう思っています。

 

最後は自分の判断に責任を持てるようになりたいと思うもの、だ。

 

最初は誰かのやり方や、オーソドックスなやり方をやってみます。

偉い人が言ったこと、有料セミナーで学んだこと、高額カウンセリングで学んだことなどを使うことに価値を見いだします。

 

しかし、いずれは「自分が自分の判断を信じてやらないで、どうやって自分の人生を生きていけるのだろうか」と思うことになります。

だからこそ、自分の判断を信じて間違い、大失敗をし、自分の判断を鍛えよう!と心から思った人から順に独立していきます。私も不定調性論がありながら、勉強や分析ばかりして自分の感覚を疑った時期がありました。

 

そして「自分はちょっと下劣でおかしい感覚の持ち主だ」ということを認める事から逃げていました。

でも一旦これを受け入れてしまうと、まるで愛嬌のあるブサイクなネコを飼うように「コイツを助けてあげられるのは自分だけだ」と気が付きます。

そうなると、妄想を諦め、いかに持って生まれた自分の能力が生かせるフィールドに仕事の場を設けるか、真剣に考えるようになります。それからの人生は速いです。

だって一番サイズの合ったネジ穴の中に自分のネジ山が入っていくのですから、あらゆることがスムーズに回っていきます。

偶然とはいえ、今の仕事に出逢えたことは奇跡です。まさか自分にも居場所があるなんて・・。一人でも多く変人さんの人生が素晴らしくなるようにサポートをしていきたいです。もらった命ですから。

 

M-Bankではその人がどのようなことをすべきか、一緒に真剣に考えていきます。そして自然とできる活動が見つかったら、あとはどうやって収益をとるかについて考えます。

 

とりあえず、そういうことを考えながら今年も信じる道を突き進んでいきたいと思います。

   

 

==コーヒーブレイク〜M-Bankロビーの話題== 

え?バレンタインはチカラ技でしょ。

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