音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

ジャズ理論における、アッパーストラクチャートライアド一覧表★★★★

www.terrax.site

こちらを参考にされている方にアナウンスです。

 

これは不定調性論における拡張USTの表ですので、一般理論におけるUSTは下記をご参照ください。色々用語を借用して混乱を招いてすみません。

正式なジャズ理論におけるアッパーストラクチャートライアドはこのページに載せた下記の群だけです。

 

不定調性論はジャズ理論の様式の中で"実は曖昧になっているところ"を補うことで成り立っているしそうなので、まずジャズ理論のやり方がどうなのか、をちゃんと理解していないといけない、、というところがございます。。ハードルが高いのではなく、単に勉強している人があまりいない=しなくても仕事はできますから大丈夫!、という現状であるだけですので、「一年だけちゃんとやってみよう!」と思っていただければ結構深いところまでご自身の感性を育てられると思います。もちろん売れてからトライいただいている方もおりますので(内緒)、みなさんなりにどんどんご自身を深めていくためにお役立てください。。。そのためにもまずジャズ理論がわかってないと話になRない、、、というのがポイントになってしまうので、なんだか無駄にハードル高いみたいに見えて申し訳ないです。。そんなことないのですが・・・・。

よろしくお願いいたします!

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アッパーストラクチャートライアド(Upper Structure Triad=UST)とは??

基本のコードサウンドの上に、コード構成音やテンションを使ってトライアドを作る声部配置のこと。

本来の和音の根音とは別に、高音部に別の三和音が乗ることで、二層の和音になっているのが特徴。

この二層を保つためには、二つの構成音を混ぜないように配置することが大事。

D/Cであれば、構成音はD△/C△となり、d,f#,a/c,e,gという6和音になります。

この時、これらの上部と下部を混ぜると、C6(9,#11)というコードができます。こうしてしまうとただのテンションコードです。

c,e,g,というグループとd,f#,aというグループを意図的に分けて、低音から六音全て使うのがUSTの基本です。

しかし厳密にはD△/Cや、五度の省略などが当然行われたものも便宜上、USTと呼ばれることがあります。

 

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<UST生成の基本的ルール>

ジャズ理論に基づくルールです。

・三和音はMajor、minorのみ。コード機能に合致したテンションとコードトーンを用いる。

・冠状部と基部の重複音があっても良い。冠状部に三度、七度の音を置く場合、基部に五度を配置しても良い。

・各音の間でb9thが生じないようにする。ただしドミナント7thコード、フリジアン、ロクリアンスケールが適用されるコードでの短二度などは除く。

・それぞれ転回形も可能。開離配置も可能だが、広がれば広がるほどUSTとしての意味合いは希薄になる。

・声部は基本六声。五声では、五度を省く。四声ではニュアンスが出ずテンションコード的な硬いサウンドになる。重複での七、八声も可。

・稀に冠上部にトライアドを配置するためにテンション以外の音を使う時がある。

例;リディアン時ののB△/C△=冠状部にd#音を追加している。または、アイオニアンでもf#とd#を追加しこの和音をつくる時がある。基底部和音の構成音の半音下の音になれば、問題はない、とする発想から。

 

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そうなりますと、基本的なUSTはかなり限られます。

<ジャズ理論における有用なUST群>

※なぜこれが使えるかは各位学習してください。

ダイアトニックコードとテンションが全て諳んじられないと本来USTを効果的に使うことはできないでしょう。

IM7のUST=V△、VIm、IIIm

(解説)

例えばCM7=IM7なら、Cアイオニアンが該当します。

c,d,e,f,g,a,bがその構成音です。アヴォイドノートはfになりますから、それ以外の音で組み合わせてトライアドを作っていきます。

cでできるのはC△=c,e,gのみ。

dでできるのはなし

eでできるのはEm=e,g,bのみ。

gでできるのはG△=g,b,dのみ。

aでできるのはAm=a,c,eのみ。

bでできるのはなし。

よって、C△が基底部、USTはEm、Am、G△の三つとなります。

Em=IIIm、G△=V△、Am=VIm

です。他のコードも同様に算出します。

 

<リディアン系> 

IVM7,VI♭M7,II♭M7=V△、VIm、II△、VIIm、IIIm

<エオリアン系>

Im=Vm、VII♭△

<ドリアン系> 

IIm7=IIm、Vm、VII♭△

<フリジアン系> 

IIIm7=IVm、VI♭△

<ドリアン系>

IVm7=VII♭△、Vm

<ロクリアン系>

IIm7(♭5)=VI♭△、II♭△、VII♭m、V♭△

(メジャーキー9thを持つ場合とマイナーキー♭9thを持つ場合を分けて表記する表もあります)

<各種ドミナントスケール系>

V7(オルタードドミナントスケール、コンビネーション・オヴ・ディミニッシュスケール)=III♭△、V♭△、VI♭△、VI△、Im、II♭m、III♭m、V♭m

 

V7(ミクソリディアン)=Vm、VIm

 

V7(リディアン♭7スケール)=II△、Vm、VIm、III♭△

 

V7(フリジアン#3スケール)=II♭m、VI♭△

 

V7sus4=II△、IV、VII♭△

 <ディミニッシュ系スケール>

I#dim7=属するkeyのI△、VI△、VIm

 

III♭dim7、IV#dim7=属するkeyのII△、VII△、VIIm

 

V#dim7=属するkeyのV△、III△、IIIm

 

となります。

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ここからさらにメジャートライアド、マイナートライアド以外のコードを上部に作る発想から不定調性的になってきます。詳細は、

www.terrax.site

こちらのページであり、

さらに、上部三和音ではなく、上部四和音まで拡張したのがマルティプルハーモニー、USMで、

www.terrax.site

となります。

 

そもそもUSTの正式な区分けなど知る人の方が少ないので、拡張型USTやUSM的な使用を知らず知らずに用いてしまっているのが現実です。

 

結果は同じですが、もし学習する余裕があるのであれば、基本ルールを知ってから、どんどん応用して行くと、サウンドの連鎖の奇抜さ、マニアックさのバランスが取れることでしょう。

 

どうしても話題になってしまったら、USTはメジャートライアドかマイナートライアドだけ!という理解で良いと思います。

 

まあ、音楽教室なので、使わないかもしれないけどしっかりまとめておかないと教えることができないので‥。宜しくお願い致します!

 

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