音楽教育活動奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と...旧音楽教室運営奮闘記。

(Digital Performer)オーディオサンプルのテンポをDAWのテンポに合わせる。

M-Bank Digital Perfomer使用法のお問い合わせ

↑こちらをクリックしフォームに質問内容を入力し送信ボタンをクリックしてください。

www.terrax.site

 

=====

DP10以降データテンポ合わせで楽なのはストレッチ機能です。下記の記事もご参照ください。

www.terrax.site

この記事では旧式のやり方を紹介しています。

f:id:terraxart:20190119142156p:plain
これはドラムループサンプルです。テンポが128になっています。

 

f:id:terraxart:20190119143301p:plain

ちょうどテンポ128で四小節のループサンプルです。データ見ただけで分かる人もいるでしょう。アーメンブレイクです。

 

ちょうどグリッドラインに沿っていますね。もちろん細かい位置では、生ドラムなどはグルーブを出す関係で若干正確なビートと外れてノリを出しています。

f:id:terraxart:20190119142340p:plain

これをどうしてもグリッドにきっかり合わせたい時は、クオンタイズで「サウンドバイト内のビート」とか「サウンドバイト内のビートとノート」などで適宜いい感じになる方を使えばいいのですが、ノリが変わってしまうので、ノリが気に入っているなら直さない方がいいです。

f:id:terraxart:20190119142549p:plain



では今制作する曲のテンポが150の時はどうなるでしょう。

f:id:terraxart:20190119142802p:plain

当然グリッドラインとドラムの音がずれます。

 

そこで。サンプルを選択した状態で、

オーディオメニューから「サウンドバイトをシーケンステンポに合わせる」を選択。

f:id:terraxart:20190119142911p:plain

すると、

f:id:terraxart:20190119143559p:plain

綺麗に150のテンポでの4小節に収めてくれます。

内部のビートのズレなどで、もし気になるところがあれば、いつもの通り、ビートを一つ一つ直します。このオーディオ編集の音質もどんどん良くなっていますね。

 

サンプルからビートを設定。

f:id:terraxart:20190119143949p:plain

「シーケンスをサウンドバイトテンポに合わせる」を選択すれば、元のサンプルのビートを検出し、DAW側を設定してくれます。

この時、

f:id:terraxart:20190119144048p:plain

コンダクタートラックにしておいてください。編集命令を出せるモードです。 

 

またサウンドバイトテンポメニューとか、

f:id:terraxart:20190119151011p:plain

オーディオビートメニューとかで

f:id:terraxart:20190119151016p:plain

様々な解析や調整ができますが、ここまでやるレベルの人は、1音1音手作業で直した方が、イメージしやすいかもです。

またはこれらの機能がどんな癖を持つか徹底的に研究して使い方をマスターしていくのがよろしかろうと思います。私は自分で一個一個直したい人なのでこれらを使っていません。

 

ご活用を!