音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

(Digital Performer)midiデータを半分(2倍)の長さにしたい!/伸ばして間を一気に埋めたい/レトログレイド/リバースタイム

スケールタイム機能のお話です。

 

M-Bank Digital Perfomer使用法のお問い合わせ

こちらからご連絡いただければ、メール返信かブログ上でお答えします。 

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打ち込んだけど、あ、やべー、これ倍のテンポだった。ああいちいちずらすの面倒だなぁ。。ってとき。

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データを選択して、リージョン→スケールタイムを選びましょう。

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50%にすれば、テンポが50%になるので半分のスピード

ここでは8分音符でフレーズが構成されます。

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だから当然200%にすれば、、、倍の長さになります。オーディオもこれでできる!

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25%にすれば、1/4の長さ=16分音符になってくれる。説明よりまずいじってみてください。

67%にすれば二拍三連→その後で150倍したら一拍フレーズになります。

33.33%で三連符→その後で200倍したら二拍三連

16.65%で六連→その後で200倍したら三連符

とか、だいたいでセットしてあとはクオンタイズをかけてください。

 

ちょっと楽譜の知識がいりますね。

 

これを駆使した古い記事があります。

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その他のレトログレイドは上下反転。。リバースタイムは前後反転も可能です。

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ただしレトログレイドは小節単位で反転させないとデータが崩れます。終了位置が最後の音の開始位置に反転されるからですね。だからトラック画面で下記のように選択して反転させるといいです。

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とか

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とかね。空白を入れて反転です。

。。て一生に一回使うか使わないかですが。この反転の規則が気になったので。

 

ま、それでも一個一個やるより時間はかからないのでやりながら慣れてください。

データだけ選択すると、頭が切れます。

12音技法で生活している人でDPユーザーはご活用を。

 

 

さらに「スケールテンポ」ではさらに細かい設定ができますが、使ったことないです。

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そんなに頭で計算できないし、考えている間に手を動かした方が早そうだから。。

きっと頭の良い人用の機能です。

 

<おまけ>

こんなアルペジオ画面で、ペダルを踏まず、デュレーションを小節単位で合わせたい時

上記の場合引っ張っても後ろ合うわけではありません。

そこで思い切り伸ばして、後ろの空いてる小節線でカット

 

カットです。カットした右後ろは削除。

 

最初の四つを選択して、

つまむマーク。

シーケンス右上、固定値にチェック入れてください。

 

つまんで小節線までドラッグ

 

他も同様に選択して、ドラッグ。

一個一個いじるよりちょと楽です。

 

本当は「デュレーションを変更」でできればいいのだけど、私は良くやり方がわかりません。これ書くなら、

こうやってペダル書いた方が楽ーという人はそうやってください!

 

 

お試しあれ!