音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

(音楽教室運営)現金収入と労働の違い

これは月給を頂く人がこれから起業をするにあたって意識の改革をしなければならない問題の一つです。一回では伝わらないと思いますので折に触れ書かせて頂きます。

 

自分たちは個人事業なので、あらゆる金額を自分たちで設定できます。

いつでも価格を変えることができ、ニーズに合わせることができます。

少なくとも、私達はいわゆる時給では働いていません。一日息もつかせぬほど働いても顧客から現金を頂いていない日は成果は0と換算される世界です。

これが理解できればあなたはいつでも独立できます。

 

   

あなたが1か月スタジオで仕事をして、もし30万円の現金を方々からいただけるのであれば、それをそのまま収益にしてもいいのですが、更に家賃が40万掛かるとき、30万を稼いでも、手元に残るのは10万だけで、翌月足らなければ、家賃を待ってもらうか、あなたへの人件費が払えなくなるかどちらかであることは明白です。

労働の成果があなたを受け入れてくれない状態です。

自分たちも以前はサラリーマンでしたから、違和感がありました。

 

独立して何年もしてから気がつきました(多分遅すぎました) 

現金と労働とは連関しているようでまるで関係のないもの、と理解できるかどうかです。

稼げないのは自分の責任であり、誰のせいにもできません。だからあなたは少なくとも絶対に家賃+自分の生活費を稼がなければなりません。そこにさらに誰かに委託しているものがあれば、そのぶんも稼ぎます。

 

私たちはあらゆる手段をこうじてそれを9年間やり続けてきました。

オフィスを持ってますから過酷な売り上げ目標が毎月のようにのしかかってきます。その精神状態については折を見て書きます。

これまで、アルバイトをしたり、その他の仕事をしたり、とにかく売上金のつじつまを合わせるためにできる限りの全力を投じてきました。

これは当初の自分たちのモデルが甘すぎた結果ですので自分たちの責任です。

 

あなたのその行為によってその一日のうちに幾ら現金で頂けるか、を考えてその月の行動を計画しなければなりません。

もし今日4000円しか現金がもらえなければ、それが会社としての当日の全収入です。

一月で休みを作らず12万円です。家賃が40万ならそれでは足りません。

自分たちはサラリーマンで、その日1日、お客様から現金を直接いただくことのない事務、学務関連の業務を行なってきましたから、なおさら不思議な感覚でした。

学務、という仕事は現金をいただいていない仕事なのです。

フリーであれば、これが成果0であることは明白です。良い仕事をしても収益が上がらないレベルで留めていたら、それは"工夫が足りない"と現金経済では考える必要があります。

 

 

そういうことを毎日考えていると、また一つの構造が見えます。

 

現金システムと、心が満足するシステムは、基本的構造が全く違う、ということです。

だからいくらその日、受講生が泣いて喜んだとしてもその日現金を頂けないのであれば、それは売り上げゼロと同じです。労働の成果としては素晴らしいですが、経営としては失敗です。この際をしっかり感じ取れるように心の持ち方を工夫して、システムを構築していく必要があります。

 

現金収益と労働の成果とは切り離さなければなりません。

又はこの二つを合致させなければなりません。

ここがコツです。あとは方法論とアイディアだけです。お客様が感動しているなら、そこに木と別のニーズも潜んでいます。それを手掛かりに自分のビジネスを自分で作っていってください。

 

だから直接顧客から現金を頂かないで済むポジションの方は、場合によっては会社側から忌み嫌われているかもしれません。 

これについて追い詰められると、心が失われます。音楽家であれば致命的です。

しかし同時にこれに苦しめられることで、他者への理解が増します。

最高のレッスンが提供できる事も知りました。。その代わり1日3コマやったらぶっ倒れるレベルで疲れますが。

 

「お金」という存在には感情がありません。

しかし人は感情でお金を使います。この差異をよく考えて理解し、最高のサービスを提供し、かつ現金でその日の売り上げを頂けるようにしましょう。

ちょっと抽象的ですが、またこのテーマでは書いていきたいです。