音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

不定調性的コーダルハーモニー~協和の「強度」をコントロールする。

『メリーさんの羊』を題材に、いろんなコード付けです。

この間教わった音楽もつけた記事として。

www.terrax.site

譜面、コード表記は概略としてお使いください。

テーマは「濁り」です。

五度下げてます。変な趣味な自分。。

 

 

この中低音域の和音の濁りが、自分には銀色の感じがしてしまって、濁りというよりシャーベットみたいでいいなぁ・・・って感じて作っていたらほとんどL.I.Lにぶち当たる感じ。別に痛くないけど、ずっと腹を叩かれると辛い、、みたいな印象。

趣味の記事です。

 

1、オーソドックス?

 

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普通な感じでまず作ってみました。音添付、便利ですね。やっぱりちょっと低いですね。漆黒、、って感じ。黒光りな濁り?やっぱり銀かな。

 

2、乖離系ハーモナイズ 

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普段用いている「メロディに合っている」という感覚がありますよね。

それをこすって擦り傷にした時、「協和している」という感じが、ちょうどキズが擦れて痛い!!という感覚みたいな存在になって、擦れるところがずれていないと痛い!!ので微妙にずらしたくなる、という感覚。

 

「メロディに合ってる」という感覚そのものにこうした様々なフェティシズムが隠れているのだろうか。他人はどうなんだろう。

またそれに気がつかず、協和という概念をゆがめて音楽作れてる人もいるはず。

そういう人が、自分の「変さ」をちゃんと受け入れて拡張できるよう不定調性で救いたい。

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 3、ミスディレクションハーモナイズ??

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仕掛けで作るハーモニーです。協和させない音を使ってベロシティをいじってみてください。 協和という概念そのものがベロシティという機械でないとできない操作が生まれる前の概念であることが分かります。

不協和音のベロシティを変えれば不協和度がある段階から「響き」の要素になる。

これはDTMerならではの発想だと思います。

本来の「ピアノの協和」を身につけ過ぎてしまうと、ちょっとこの「不協和=音色」という感覚が理解できないかもしれません。

 

協和には強度がある、、それをDAWでコントロールする。

でもそれを言い始めると、音楽理論が全て崩れてしまうような感じも受けます。

しかし、あとはあなたの選択だけです。

コーダルに支配されてしまうと、不協和の美を追求する事に「矛盾感」が伴ってしまうので積極的なサウンドを無意識的に作れなくなるので、どの理論でもいいので、「不協和の美」「不安定のはかない美」「日本古来の幽玄」みたいなものを並立させておくと鑑賞の幅とか広がると思います。

 

あなたにとって最も正当なのはあなたの感覚だけです。それを認めるのは恐怖以外の何ものでもありません。だからそっと、ひそかに、あなた自身の感性がどんな性質を持っているのか、もっと丁寧に感じ取ってみてください。

高校の音楽で先生が理論の説明をしてくれながら長三和音を聴いたとき、わたしは卵焼きが頭に浮かびました。もちろんそれは気の迷いだ、と思って忘れてましたが、最近思い出しました笑。

でもメジャーコードが卵焼きのはずはないわけで、こんな個性いらねーwwと思いながらも、こうやって自分という独自性を排除していくんだな、とも感じました。

教える仕事をしていますから、相手が自分の気持ちを言う時、とても真剣に聞きます。自分の意見はオリジナリティが出やすいからです。そう思っていないのにそういってしまう時や、思っているのに言わない時があります。それを見極めないと講師は務まらないな、と感じます。感性や心を相手にする、っていうのは凄く分からない正解ですよね。不定調性論的思考は、そうした自分と他とのかかわりについて考える時も効力を発揮すると思います。

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これらの和音の連鎖、できる人は機能和声でアナライズしてみてください。

 

マニアックな理論家ならできるでしょう。不定調性使わず。

L.I.Lでだめ、、、っていう人はごめんなさい。

 

 

 4、マキシマイズハーモニー???

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これはビートルズコードの付け方の応用編ですね。

・流れを作ると流れてしまう。

・シンプルな和音は流れを作ってしまう。

・最後Vで終わす(実は隠れII-Vを入れてるよ!サブリミナルケーデンスです)。

 

これも理論大好き!!!という方にアナライズをお願いしたいです。 

 

コーダルな音楽に安住できない人はマイナーな存在というレッテルを知らず知らずに張られてしまいます。

でもそれを踏ん張って工夫して行けばきっと素敵な仕事に出逢えます。

不定調性論はあなたの変態をしっかり応援します。