2018.9.5⇨2020.9.16更新
M-Bank Digital Perfomer使用法のお問い合わせ
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<DP9では。。。>
録音したけど、ちょっと小さすぎる、と感じたデータの音量を上げる時に使います。
一つはこれ。通常のノーマライズです。
該当の音声データをクリックして選択し、ウェーブフォーム画面にして、
「オーディオ」→「ウェーブフォームエディター」→「ノーマライズ」
です。確実に0dbまであげてくれます。
ただしこれですと、トラック画面に戻る時、kontactなどの音源を再読み込みする場合がありますので、復帰まで数十秒待つ、なんてこともあるかもしれません。
そこでノーマライズに慣れてきたら、手動でやります。
シーケンス画面で、同様にあげたい音声データを選択して、ちょう画面左上付近、に0.00となっている、カーソルを近づけると「バイトゲイン」と出るところがあります。
これを洗濯し、カーソルを上にあげていくと、数字が大きくなります。と同時に音声データの波形部分も持ち上がります。手動ノーマライズです。
画面を拡大して、だいたいこんなもんかな、
と目分量で持ち上げます。
手動ですから、持ち上げ過ぎれば、割れてしまうので、小数点第2位まで正確に拡縮できるので、活用ください。
これで例えば、このデータの最後の部分、
こういうところを持ち上げたい、という場合は、
シーケンス画面左で「バイトヴォリューム」を選び、
このようにヴォリュームを手書きで持ち上げてみるか(白線をクリックするとポイントができます)、
あげたいところでカットして、
さらに持ち上げる笑。そこだけ持ち上がります。セリフで一箇所だけ持ち上げる、とかですね。
もちろん、これ。つながりが不自然になる場合があります。「不自然と感じられるかどうか」がとても大切です笑。
<DP10では。。。>
通例メニューでのノーマライズがなくなっており、ウェーブフォームエディターで行います(9でもできます)。ノーマライズしたいデータを選択後、
ウェーブフォームエディターの編集画面にして、さらに画面全選択。
右クリックで初めてノーマライズメニューが出てきます。メニューが出てきます。選択すれば完了です。遅いパソコンだと20秒ほどかかるかも。
このノーマライズは、部分的に選択してもできます。
ただウェーブフォームエディターを開いた後シーケンス画面に戻るとプラグインを再読み込みするので、遅いパソコンですと15秒ほど待ったりします。
だから最近はノーマライズを一切私も使っていません。9の時同様、バイトゲインで数値を打ち込むか(スクロールでも数値上下します)、
このサウンドバイト左下にある「+」をクリックしてバイトゲイン専用のフェーダーを使ったりします。これならプラグイン再読み込みの必要はありません。
音圧競争の時代を経て、ノーマライズの必要性も減ってきたのかもしれませんね。
ノーマライズの限界
手動でノーマライズやる時どこまであげていいの?といえば、クリップしないギリギリ、な訳ですが。サウンドバイトの外枠が一つのミャスになります。持ち上げてこの線を超えたらクリップする、感じです。
しかし、このファイルは、下記の二つの赤丸のところでクリップします。前者は楽器の音色のアタックがきっと規定値を瞬間的に超えているようなイメージでしょうか。
だから線を超えなくても音色によってはクリップします。
またクリップ自体もかなり余裕を持ってセットされている、ということなので、絶対クリップ点灯がダメ、とは言いませんが、日本人は結構気にします。付き合いのある海外のミュージシャンは、だからどうした?気持ちいいだろ?ぐらいにしか言われません笑。
音が割れていてもグッとくるならOKぐらいの文化もあります(日本にはない笑)。
それを判断できるかどうか、が大事なようです。
ご自身の耳と感覚を鍛えていくしかありません!
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