音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

変化記号の起源の話★

フラット、ダブルフラット、シャープ、ナチュラル、ダブルシャープがどういう過程で出来たか、というお話です。

   

これは、音楽学を勉強されている方であれば、当たり前なのかもしれませんが、私は専門的には分かりません。自分が持っている書籍から知りえた事だけです。出典も明記します。

 

もともと

C  D  E  F  G  A  H

がメジャースケール、全音階のドイツ語名ですよね。

参考図書によれば(諸説あり)、

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堅いbと柔らかいbが印刷所の活字の問題で一方はhに、一方はbになっているとされます。

どっちももとはbなんですね。

記号として区別する意味で、丸みのあるbと四角いbという違いが、印刷活字の慣習で、このようなbとhという二つの概念を作った、とされています。

 

これは最初に変化記号が必要になる、ヘ長調が

C D E F G A B♭

となっているためどうしても変化記号、という概念が必要になり、最初に変化したh音に該当するb音が象徴的な存在になりました。

 

AのあとなぜBではなく、Hだったのか、という事についても諸説あるようです。

現実的に考えても、もともとはbを使っていた、と考えるのが自然ですよね。

それが印刷活字の関係で、bを先に使う、あとに使う、等の結果、hの使用という結果になった、というのはなんとなく分からなくもありません。

 

デカルトが機能和声を作った、しかもかなり適当な感じで、という風に学ぶわけですが、このbとhの慣習にしても、まさか現代において海を越えてスタンダードになっているとは、諸先輩も思いもしないのではないでしょうか。

 

あとは人の考えることは単純です。

 

変化する音は全て「b」のバリエーションを用いよう、と発想します。

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全部bからできている、というわけですね。

 

日本語の嬰ハ長調とかの「嬰」は「嬰児」生まれて間もない子など「加える」の意があり、中国からの音楽用語です。

 

 

sharpには「頭の切れがいい」という意味と類似して甲高い、鋭い、という意味からニュアンスがくみ取れます。合わせてほしい音から少し高い音は耳触りですからね。

 

flatには「意識をフラットにする」という意味に類似して、抑える、単調な、音がさえない、というような今度は力が抜けていく意味になります。

 

ダブル=du(2)+plus<プラス>の語源があり、

 

ナチュラルには「自然」という意味はもちろん、気取らない、といった意味もあるそうです。

 

<出典;参考>

 

 

 こういう本は一回棚から降ろすと、つい読みふけってしまいますよね。

その他にKadenzには「戦死」という意味がある、みたいなことも学べます。

自分が引ける唯一の楽器、ギターは古代ギリシャの撥音楽器「キタラ」からきている、とか。スペインで訛って、フラメンコなどの地でギターという名が生まれた、とか。

キタラー - Wikipedia

知ってそうで知らないことって人生沢山あり過ぎて困る。

レッスンでの雑学ネタになりますが、そういう時間稼ぎは罪です笑。

 

今日は質問をもらってそんな雑談になりました。