2018.8.23⇨2020.3.15更新
不定調性論はこちらから。
コード構成音一覧早見表
和名と英語名の対応表
鍵盤の音を参考にコードを弾いてみましょう。
- メジャートライアド X△
- マイナートライアド Xm
- サスペンデット4トライアド(サスフォー) Xsus4
- オーグメントトライアド Xaug
- マイナー+#5トライアド (=I△/III)
- オルタードトライアド Xalt=X(♭5)
- ディミニッシュトライアド Xdim
- アドナインス Xadd9
- マイナーアドナインス Xmadd9
- メジャー7th XM7
- 7th(ドミナント7th、ブルース7th) X7
- メジャー7th(#5) XM7(#5)
- メジャー7th(♭5) XM7(♭5)
- 7th(♭5) X7(♭5)
- 7th(#5) X7(#5)
- 7thサスペンデット4 X7sus4
- メジャー6th X6
- マイナー7th Xm7
- マイナーメジャー7th XmM7
- マイナー7thフラット5th Xm7(♭5)(トリスタン和音)
- マイナー6th Xm6
- ディミニッシュ7th Xdim7
- 分数aug ブラックアダーコード("イキスギコード??")
- 神秘和音
- ダブルコンフューズドコード
- 構成音構造一覧
- コードの覚え方
三和音
メジャートライアド X△
表の見方
CまたはC△は「Cメジャートライアド」と読みます。
△はトライアングル、三角形ですね。
トライアドは3つの音から作られてる和音、という意味です。
1600年初頭、ヨハネス・リッピウスという神学者にして音楽理論家である人物がtrias harmonicaという語を作ったことがtriadの語源になったとされる、と記した書籍がありました。
『西洋音楽の正体』(amazonにリンク)2021 伊藤友計
なんで△の記号をつける人がいるのか、というと、単音のcと間違えないように、という配慮です。
だから表記するときは、Cだけでも基本OKです。
rootがCの列を横に見ます。
Cメジャートライアドの構成音は【C、E、G】だよ、と読みます。
rootは主音とか、ベース音とか言ったりします。コードネームのアルファベット部分にはこのroot音を書きます。
上に書かれた音程は、
E...C音から見た長三度(Major 3rd)の音
G...C音から見た完全五度(Perfect 5th)の音
また難しい例として、
A#△ならA#/B♭の列を見ます。この場合A#=rootですね。
構成音は【A#、C##、E#】、B♭と解釈するなら構成音は、
【B♭、D、F】となります。
通例のポピュラーの瞬間的に行動しなければならないような現場ではc##はd、e#はfと言ってもらってもさほど現実作業的な問題はありません。
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マイナートライアド Xm
サスペンデット4トライアド(サスフォー) Xsus4
オーグメントトライアド Xaug
マイナー+#5トライアド (=I△/III)
オルタードトライアド Xalt=X(♭5)
ディミニッシュトライアド Xdim
===============
四和音
アドナインス Xadd9
マイナーアドナインス Xmadd9
メジャー7th XM7
7th(ドミナント7th、ブルース7th) X7
メジャー7th(#5) XM7(#5)
メジャー7th(♭5) XM7(♭5)
7th(♭5) X7(♭5)
7th(#5) X7(#5)
7thサスペンデット4 X7sus4
メジャー6th X6
マイナー7th Xm7
マイナーメジャー7th XmM7
マイナー7thフラット5th Xm7(♭5)(トリスタン和音)
マイナー6th Xm6
ディミニッシュ7th Xdim7
おまけ
分数aug ブラックアダーコード("イキスギコード??")
※他の解釈もありますので一つの目安としてください。
※次に示す 神秘和音の中に含まれるコードとも言えます。は取り込まれています。
神秘和音
ダブルコンフューズドコード
m3,M3とm7、M7を両方持ち、機能を混乱させるジャズ的なコードです。トニック、ドミナントなどで不要和音的に用いることができます。チック・コリアなどの用法に基づいています。名称は当ブログで付けました。
構成音構造一覧
コードの覚え方
参考