不定調性楽曲その2です。
またシンプルな動画で音を聞くことができます(音量を調節してます...)。
ペダルを離していますが、「氷」のイメージって、残響の不協和、みたいなイメージがあるのでそれを理由にペダルを離してます。
下記楽譜も昨日の曲と同様DPからそのまま出力したものです。
シンセの風は、
こちらのやり方を流用です。。曲の調子に合わせてちょと変えたりして。
キーはBmです。肥大したBmですね。まるで何千年も経ったあと彫像にこびりついた氷が拡大していくような・・・。
最初のテーマを繰り返しながら、なんとなく作っています。上物は即興的に当てて、何度か絵と一緒に聞き直して随時直していきます。
結果的に、絵とは関係なくなっても曲には一つの方向性が生まれるので、新たな解釈ができる曲になっていきます。
作っている時、理屈や、方法論が頭に浮かんで来たら、それは雑念です。
スティーリー・ダンのようなコード進行もシークエンスが活用されていますが、シークエンスかなにかの形式がせめてそこにないと、「ポピュラー性」が全くない空気みたいな存在になってしまうわけです。こういうのは「ポピュラー現代音楽」っていうのかなあ。
リファレンスに合わせて音楽作るのに疲れたら、いっそのこと全部脱ぎ捨てて色々自在に作ってみてください。