音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

制作メモ;DTMで現代亜楽曲を;ピアノ音色曲★★★

 

久々の不定調性楽曲です。

レッスンで一緒に作った曲です。30分ぐらいで作ったいわば即興的なものです。

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「この絵を30分で弾こう。」みたいなテーマです(フリー画像)。

クオリア、印象力、共感覚など、全てを導入して作ってください。機能和声で作ってもいいですし、不定調性的でもOKです。映像に当てる音楽みたいに考える必要はありません。常識的に考える必要もありません。あなたのヴィジョンに浮かんだ音楽的表現を勇気を持ってやってみましょう。

法に触れる方法での表現の場合は口頭で述べるだけにしてくださいww。

 

なんて。これから未知の自由な感性を解放する、と言うのであれば制限を設けるのは本来良くありません。

 

下記は逆に一番オーソドックスなピアノの音色を使った曲例です。。

www.youtube.com

 

下記楽譜はDPからそのまま出力したので表示記号等はなく、音程の参考用でございます。

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不定調性的に作る場合は、基本的に和音がどのような連鎖になっているか、と言うことなどを楽理的に確認はしません。DAW上のピアノロールでどのような配置になっているかをなんとなく「感じ」ながら、あとは聴覚を頼りに作っていきます。結果として調性的になっても、無調的でも映像から受ける印象と合致しているようであれば、それでOKと言うものです。頼りは耳だけ。DAWに慣れている人は視覚的な情報も活用できるでしょう。瞬時に調性的な理屈を視覚情報から得られてしまう人は、もちろんをそれ活用しても、無視しても構いません。

ここでのニュアンスは、明るくもなく、無調曲のように灰色でもなく、暗すぎもせず、何か定まらないような空気感、をだす、でした。

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一番和声的なとこ、どうなってんのかなぁ、って後で調べてみました。

FM7(b5)/B A7sus4/G Bm7/F# |Dm7 C#m7 Cm6 Badd9  |

とか。なかなかランダムですね。これがどのような理屈でつながっているのか、を考えるのではなく、「それで良い」のかどうかを判断していただけばOKです。コードネームだけを見ても、上記の絵のどの部分の感じなのかパッとは想像できないと思います。

そこで耳を頼りにして、それでいいのかどうか、ということを考えていきます。

その時、すごい集中力がいります。音に意味を与えるからでしょう。何度か聴いているうちに「絵の世界観とのギャップ」が生まれる時があります。該当の音を必要に応じて直します。そのとき気が付かぬうちにドミナントモーションを創ってた、みたいになるときもありますが、その辺は瞬時に判断しましょう(つまりそのくらいわかるような位の音楽理論学習は絶対必要、となります)。憂いを求めてドミナントモーションにしちゃったのか、自分で判断できないような状態ではおそらく機能和声の魔力に勝てません。この辺が自分との戦いですので、とても辛いので、先生が一緒について励ますわけです。そういう自己探求が苦手な場合は、機能和声の世界で頑張れば宜しい。

 

この手の感性判断は、例えば、その女性が綺麗かどうかを、理屈ではなく、感覚で判断するのに似ています。何となく感じる瞬間がありますよね。見た瞬間とか、会話した瞬間とか。それは経験に裏打ちされた瞬時の脳の判断です。それを音楽制作でも使っていこう、というわけです(機能和声の音楽でも使いますが、おそらくそれを指摘したり行使したりする教育はまだ主流ではないでしょう)。

女性はこちらの思うように変えられませんが、音楽ならヴォイシングやベロシティを変えるだけですww。そしてこれを思い通りに実現するためには、「何処をどう変えたらいいか分かる」感性を育てていかなければなりません。

 

そのために基礎理論を学習したら、どんどんさまざな制作経験を積んでいく必要があります。そしてその嗜好は人それぞれなので、どんなに極めても、「あなたの感性キライ」って言われることも覚悟してください。そう。芸術は厳しいのです笑。。

 

理論や伝統に逃げるのではなく、逆に自分の未知の感性を信じるほうに向かう・・。そのためには勇気が必要です。先にも述べましたがここが難関。

だれかに「これが正しい方法だよ、ここに載っていることを使えば大丈夫だよ」という指標で最初は歩き出しますが、そうした「音楽理論を学習した先」にあるのは、結局"気持ちとの戦い""自己とのせめぎあい"です。

その時はそれまで育んで来た自分の感性が頼りです。

基礎学習時代から、一方で"頼るもののない創作の経験"をどんどん行いながら、「自分て何をする生命体なんだろう」っていう事を知ってください。自分がどういう生き物か分かれば、あとはそれを具現化するだけです。あなたが機械だとしたら、あなたはポテトの皮をむく機械なのか、焼きあがったポテトチップから焦げたものをふるい分ける機械なのか知る必要がある、という意味です。

そのような意味でもM-Bankでは特にキッズの皆さんの能力開発に力を入れています。

 

不定調性は実践あるのみ。です。