音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<コラム>専門学校でやる事、から。

 

前回の続きです。

専門校事務を7年経験したので、こちらの方が専門です。今でもスクールのスタッフをやっています。

 

■仕事につながる講師を選ぶ。

これがとても大切です。このためだけにあなたは300万払うんです。勉強とか練習とかはこれに比べたらたいしたことではありませんし一生かかっても終わりませんから焦っても終わりません。「もう研究する分野は全て終わった」「もう練習しなくてよくなった」という人はいません。だからまず下地を固めましょう。

・自分の能力を認めてくれる講師をピックアップします。

・その中で外部仕事を豊富に持っている先生を選びます。

・その先生のレッスン生となり、先生を見極めてください。

・間違いない先生だと思ったら、デモを作って毎回持っていきましょう。次持ってきたら殺す、と言われても持っていきましょう。あなたは完全に印象に残っています。ここを踏み切れないと人前に立つことはできません。なぜあなたが何万人が見守る前に立って演奏できる存在なのでしょう。それは人より我慢して頑張って貫いたからです。ここは楽ではありません。人は慣れると認めてくれます。慣れさせましょう。才能は関係ありません。それだけやって才能がなければ先生はさすがにちゃんと言ってくれます。ちゃんと言わせましょう。その先にあなたは自分のやりたいことを見つけられるからです。信じてください。挫折の先に道は開かれているんです。

・もしそうやって仕事を紹介されたら、最初の仕事は無償でも受けましょう。最初の1回だけで良いです。上手く行かなかったらもう一回だけチャンスをもらいましょう。もし期待通りにその仕事ができたら、次回は堂々と「交通費を出せ」と言いましょう。それを言えればあなたは人の前に立てます。そうできる人間が他人を引っ張って行けるからです。もしそうやって先生との立場がおかしくなったら、それは講師の人間力不足です。あなたは正当な申し出をビジネスとして提案したのです。慣習など関係ありません。時代が違うのです。

 

だいたいこのパターンで仕事を確立していけるものです。あとは仕事中心にスケジュールを毎日の立て直しましょう。その仕事に未来があるか、どうつながるか、そういうことは予測がつきません。その時に役立つのは「直感」です。欲に駆られて直感をゆがませないように、慎重に教えてくれる友人や、パートナー、講師が必要です。そういう相手を見つけましょう。

 

■これ以外のパターン。

それ以外で専門校が活用できることってあります?

自分で起業したり、スタッフから仕事を紹介されたり、路上ライブで大ウケしたり、ということはあるかもしれませんね。でもあまりに稀有な事例なので参考にならないかもしれません。社会での成功は、多くの他者とのかかわりで生まれるものです=多数の印象の集合意識がその人の価値を高めます。

ゆえに「売れる」というのは、その人の価値、というよりも、その瞬間の社会での「時価」です。だから急に売れなくなる時もあります。でも本人がそれを気にしなければ、実力はどんどんついていきますから、適正価格をちゃんと作っていけます。

社会が「君は凄い」というのは無視しましょう。

価値のない言葉です。

時価は幻想です。あなたのしたいと思うことをやりましょう。それがビジネスにできる人は、やっぱり一握りの幸運な天才ですよね。

不定調性論で、判断の基準を自己の側に置くのは、良くても悪くても自分の責任でその後を歩いていけるからです。そのくらい社会って複雑怪奇!!!

 

■もう絶対無理!!とおもったら

そこがスタートラインです。「人生の苦労のスタートライン」です。高校時代まで「人生は甘くない」と言われてきたでしょう?この「さすがにこうなったら厳しすぎだろ!普通辞めるだろ!」と思った今まさに今が「甘くないと言われた人生」にぶち当たっている瞬間です。それが自覚できれば、プランを練られるはずです。諦めよう、と一度思うと「どうやって諦めればいいか」しか考えなくなります。それは時間の無駄です。ぶち当たっていくことで無理やりでもその問題を解決しましょう。そのくらい好きなことを人生で選んでください。ただのファッションではなく、本当に勝ちたいと思えることを人生の目標にしてください。そうしないと「絶対無理!」と思った瞬間あなたはそこを去ることになります。

 

■一番大事なこと。

大まかな一日のスケジューリングを前日にやる、または当日早朝にやる、、でしょうか。

 

■気にしなくていいこと。

自分以外の人の言葉。

でもこれは絶対に無理です。絶対に気になって仕方がないので、あえて気にしようとか、考えよう、とかしなくてもいい、という意味です。自ずとそれを解決するために人の脳は寝ている間に問題解決のためにデータを整理します。それが翌日の行動に反映されます。だから懸案事項として議題にあげる必要はない、と思います。

 

■人生の効率化を図る術

読書。80年掛けたノウハウが載ってます。活用してより難しい問題にトライしましょう。

 

望まないのに有名にならなくてもいいです。望まないのに大金持ちにならなくてもいいです。少しでも自分がワクワクするような毎日を自分単位で送れていれば、それは最高の人生かな、と思います。そこにいつも心があるように、皆さんといつもレッスンしています。

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本気で学校で勉強したい!!と思う人もおられましょうが、おそらくすべて独学で出来る時代になりました。他者に世界を求めて認められたい、とか誰かと一緒にやらないとできない、という理由で学校に行くと挫折します。他者との勉強というのは精神的にもっと大変だからです。

一番の解決法は、あなたが認められて、社会で音楽の仕事をして、それがさに認知されてお金が入ってくることです。もっとも低級な願いとのマッチングです。これが叶わないと音楽は続けていけません。「芸術」なので。結果的に仕事を取りに行く為に学校は活用しないとそのコストパフォーマンスは現実的ではなくなります。

どのスクールも素晴らしいスクールばかりです。変な先生や変なルールもたくさんありますが、上手く渡り歩いて仕事を勝ち得てください。そういう人でしか生きていけない業界です。

入学した後、それが難しいと感じた人は、それはそれで転機のチャンスです。頑張れる道を必死に模索してください。