音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介53>モーダルダイアトニックアナライズ★★★★

 

 こじつけの極致です。

でもトークが上手な人なら、これで説得することができるかも。あとで種明かしします。

f:id:terraxart:20180710172048p:plain

この中からM7thコードを抜き出してください。

cから並べると、

CM7

DbM7

EbM7

FM7

GbM7

GM7

AbM7

BbM7

こんだけ出ますね。これ使って下記のような進行作ったとしましょう。

 

|:EbM7  |DbM7  |EbM7  |FM7  |

GM7   |DbM7  |CM7   |CM7  |

AbM7  |EbM7  |BbM7  |FM7  |

GbM7  |AbM7 |BbM7  |BbM7  :|

 

この進行、どんなメロディが乗るか、にもよりますが、アナライズするとき、

Center=c

|:Dor,III  |Phr,II  |Dor,III  |Ion,IV  |

Lyd,V   |Loc,II  |Lyd,I   |Ion,I  |

Phr,VI  |Aeo,III  |Mixo-Lyd,VII  |Mixo-Lyd,IV  |

Loc,V  |Phr,VI |Mixo-Lyd,VII  |Dor,VII  :|

みたいに書いてモーダルインターチェンジで解釈したら、これは「機能和声進行の拡大した姿だ」ということはできるでしょうか、できないでしょうか。

更に突き詰めたい方は機能とか分類してみたらいいと思います。

 

====

不定調性論では、このように使用できるコードの範囲を拡張して、「音楽の印象展開」をしていきます。

最初は、

CM7   |CM7  |FM7   |FM7   |

でも

Cアイオニアン♭6  |Cリディアン |Fアイオニアン |Fリディアン#5 |とかをいかに音楽的に行えるかを考えながら。

実際にこんな作曲しなくても、「そこに自分なりに意味を置くことができる事の重要性」を鍛えます。

そうしないと、あなたがもしバックミュージシャンだったら、万一サポートしたアーティストの曲が自分にとってつまらない曲であるとしたら、意味を見つけられず『つまんね』という演奏になってしまうのを避けるためです。自分なりの意味を見つけてよい曲に仕上げる事こそサポートミュージシャンの務めでしょう。

=====

ではこのようにアナライズする意味を考えてみて下さい。

 

使えるスケールは分かったけど、、この曲が何を目指しているのかわからない。。。

 

となりますね。じゃあこうなったらどうですか?

|:EbM7  |DbM7   |EbM7  |FM7  |

穏やかな草原の昼下がり   風が遊んでいる

 

GM7   |DbM7  |CM7   |CM7  |

彼女はいつの間に居なくなってしまったのだろう

 

AbM7  |EbM7     |BbM7  |FM7  |

店のガラスに映る横顔に似た、 雰囲気を雲が描いているよ

 

GbM7  |AbM7 |BbM7  |BbM7  :|

君をまたさがしに行こうかな

 

としたらどうでしょう。

昼下がりはDbM7じゃないだろ、

とか

もしそういう展開なら、CM7じゃなくてCm7だろ、

とかいろいろ感じるところがあるでしょう。

 

それが人と人との差異です。あって当たり前です。

 

つまり決まりきったことは分析できて当たり前で、その先の理解を創り出して初めて「自分」が出てくるのだと思います。

自分の分析を誰かと共有したい、議論を戦わせたい、という気持ちも分かります。

それは機能和声論、または皆さんの共通言語でやってください。

 

そうしないことで生まれるあなたの中での創造世界があり、そこからあなたという存在がにじみ出てくる、といったことも一方で楽しんで頂ければ良いかな、と思います。

「意味をあてがう」「自分にとっての価値が生まれる」「自分自身の意義」とか「生き方」とか、見つけてください。