音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介48>和声の分子構造における形態模写★★★★

★ 

f:id:terraxart:20180705103755p:plain

たとえば、CM7をこのように作った時、なんかアンバランスですよね。

もちろんほかの作り方もできますが、Eのレンジ2の五度音を配置、というイメージでCM7を考えると、ここに対称性を作り(形態模写)、

 

 

f:id:terraxart:20180705103704p:plain

こうすれば、CM7(9)のできあがりです。

 

とうぜん、

f:id:terraxart:20180705104101p:plain

こんなふうにすることもできますよね。

CM7(9,#11,13)です。

なんでこんなことができるんだ!!

なんて考える必要はありません。たまたまです。オクターブレンジの仕組みと、機能和声の成り立ちを知っていれば、まあこういう解釈もできて当たり前だろうな、ぐらいにしか思わないでしょう。

でもあまりに機能和声が完璧なシステムに見えすぎて、他の可能性から生み出される他の表現を自分で閉ざしてしまっているんです。

 

もしあなたが不定調性論を最初に学んだら、え。それ個人が作ったの?なんか信用できないなぁとか思って機能和声論を勉強しますでしょ?

機能和声論にもそのくらいの疑問を持って頂いて構いません。

誰も疑問を持っていないだけですから。

でもジャズ理論に初めて接したクラシックの人の反応もおなじです。

 

何を信じます?

あなたが学んだもの?

それとも

あなたが信じるもの?