音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介46>領域のアラベスク 

 そして12音連関表が極限まで拡張すると、12音のカーペットになります。

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あとは自由に線でも弾いて、音集合を作れば、それすなわち規則性によって作られた音集合となります。

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囲まれた境目の音をメロディにするとか、覆われた音を用いて和音を作るとか。

 

えーそんなの音楽じゃない。

 

と仰るかもしれません。

機能和声もこのやり方の一つです。12音を一回だけ出てくるようにしたグループの中を自在に自分の好みで拡張しているの過ぎません。

 

それとこれとの差を設けることは「差別」です。それは人それぞれの意識の中で作られているルールです。それを変える必要はありませんが、それ、今あなたが思っていること。本当に自分自身で決めたルールですか?

 

 

このように12音はこの連関表の中で線を引いていけば、あらゆるフォルムになりますし、それはあらゆる印象になります。

ビートルズは、和音を並べれば、メロディが自在に乗せられ、それで新しいものが自分の能力を超えて自動的にできる、ということを世界に示しました。

それを踏襲すると、和音集合がある規則によってなされ、其の連続の方法にあらtなルールを設ければ、音楽的存在はできてしまう、という新たな方法論が生まれます。

 

ポイントは二つ。

・どうやって和音集合を作るか→和声単位の拡張

・どうつなげるか→機能和声的感覚の拡張

それが出てきてからがまた大変です。

独自的方法を頼りにして音楽を作る方法を自分で確立し、そこから過去の作品を聞き、実際に作り、自分の得意なジャンルを見つけ、同時に自分の能力を買ってくれる人に出逢い、ひたすら作り続ける日々。

という感じです。何年かかるか分かりません。

それがつらいなら、教えられた方法に追従し、音楽性の違いはあったとしても出逢った人となんとか協力して、一曲でも多く発表し体制を作っていくしかありません。

 

それでもどっちが上手く行くか、かは分かりません。

 

ゆえに、少なくとも音楽を作る、ということに対して自分に疑いを向けないような心を持てるようなレッスンを受ける必要があると思います。

長い音楽制作人生に邁進できるかどうかは、学生時代にい回に強靭でしなやかな心を作れるかであると思います。

 

そういう方法論になるよう、またそういうレッスンができるよう今日も頑張ります。