音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介41>リアクティブモーション★★★★

カッコつけた名前ですね。

絶対に日常で使いたくないです笑。。

どうしてもV-Iを「ドミナントモーション」としてしまうと、機能和声そのまんまになってしまいます。この進行から「機能和声さ」を取りのぞく状態を作るには、名前を変えるしかありません。

それでもこの進行だけやたらと特化して意識の中に埋め込まれているので、これが出てきたとき、機能和声を忘れることはできないでしょう。

ゆえに別の概念で考える、という意識だけ置いておいて、「調性に吸い込まれることを諦めない」意識状態を創造します。

 

V△ ― Imまたはその逆IVm ― I△を「マテリアルモーション」としました。

そしてV△-I△や、IV△-I△は、I△という和音から派生させた反応領域から作成することのできる和声進行として、

V△-I△を「上方リアクティブモーション

IV△-I△を「下方リアクティブモーション」とします。

 

これはc,f,gのどの領域を反応させて、連鎖させるか、という違いになります。

 

V△-I△であれば、Gの上方⇒Cの上方ですが、Gの下方⇒Cの上方であればCm⇒C△という進行の展開、というわけですね。いわゆる調向階段モデル上は。

f:id:terraxart:20180618100640p:plain

 

こうした位置関係を、反応領域によって自在に展開できるようになれば、

 C△→A△とかも「なぜ、この進行はここに進めるのか」ということを考える必要がなくなります。

ダイスが転がるように「そこからそこへ移ることは任意」であり、その中でもV-IやIV-Iは伝統的に機能和声という体系において特化されて人の意識に植え込まれた、と考えるわけです。

ただそれだけで、そこに重きを置く必要はなく、あなたがどう考えるかというエンジンをいつも真ん中において頂くことができるような体系を作っていきます。

 

基本は自由だけど、このルールには従ってください、という矛盾を無くそう、というわけです。