音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介20>上方と下方のマテリアルモーション2~確調機能★★★★

この二つの領域の変化の流れを「元祖コード進行」とするわけです。

①C△  Fm

②Fm  C△

 

①を上方マテリアルモーションとし、
②を下方マテリアルモーションとします。

 

これを「基音の反応領域変化」と呼び、ある和音を別の和音に移行させる原初的な行動のモデル、とします。

 

つまり和音連鎖の最初のモデルがこの同一基音内での和音集合の形態変化である、とするわけです。

 

<確調機能>

文字通り、調が確定される決定的な動きの総称です。

 

ドミナントモーション、サブドミナントモーションといった、機能和声で主和音への決定的な動きをする行為全体を指します。

 

当然不定調性進行でも出てきます。

 

Dbm7|CM7|Cm7(b5)|F#7sus4|

EbM7|E7|Am7(b5)Abm7|G7|

CM7|CM7(b5)|B/C|Bb/C|

音はこちらで聴けますよ。。

セメントのダンス | rechord - 演奏もできるコード進行共有サービス

 

確かにこの曲ではG7 CM7が出ています。

 

さて。この曲はCメジャーキーと言えるでしょうか。

この部分だけは言える!!と思います?

 

それって、君は鼻の穴の形だけは完璧だ!

と言われているような気がしないでしょうか。そんな一部についての評価が全体にどこまで影響するのかということにつなげられても困る、ということに同意する方については、不定調性論についての考えを心のどこかに置いて頂けると良いのではないかな、と思います。

 

またこうした不定調性的なG7-CM7といった進行も「確調機能による進行が混じっている」などといった言い方をする場合があります。

 

余り独自な言葉を使っても意味が分からないので、あくまでこうした進行概念の混入や表情について表現できる一つの単語だ、ぐらいに覚えておいていただければ、と思います。