音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介1>表記~参考文献について★★★

基本的には動画シリーズをご覧ください。

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これで教材への理解や、一般に活用されている"不定調性的な概念"との差異や、提唱者よりの根本の概念をさらっと紹介していきます。ブログの他の記事と合わせて時々見て頂くと発見があるかもです。極力記事は短くしますね笑。。

カテゴリーは「不定調性論用語/概念紹介」でフィルターしてください。

 

当ブログ、教材での表記についてです。

 

■c,d,e,f,g,a,bなど小文字の表記は「音名」を表わしています。

■i,ii,iii,iv,v,vi,viiなど小文字の表記は「音階の根音からのディグリー」を表わしています。

■C,D,E,F,G,A,Bなどの大文字は「コードネーム」を表わしています。

■I,II,III,IV,V,VI,VIIなどの大文字は「コードネームのディグリー」を表わしています。

 「Cにおけるeは」というのは「Cメジャーコードにおけるe音は」の意味です。

 CをC△と書いたりもします。昔の癖です。

「IM7のiii」というのは、例えばKey=CならCM7のeを表わしているわけです。又は一般論として語るとき用いています。

あんまりこういう表記したおぼえないですが笑。

 

■XM7というのは「X」の部分にいろんな音が入るよ、っていう数学の文字式、関数みたいな考え方です。

 

■C/Dにおける分母は単音、C/D△における分母はDメジャートライアドです。

この辺は常識的に分数コードの分子分母共に和音、という可能性が少ないためにそんなにミスリードはないかと。C△/D△などと書いたりもします。

 

後は独自表記を用います。

ただ、皆様は、

独自表記をおぼえる気はない

というスタンスで結構です笑。ゆえにできる限りコードネーム表記や、一般論で用いている表記を使います。

不定調性論では、

C△はCu5と書きますが、「Cu5(=いわゆるC△)」と必ず並記致します。

この表記の利点は、あらゆる和音を「同じようなテイストで書ける」からです。

c,g,b♭はいわゆるC7omit3ですが、なんかいかにも三度が欠けた不完全な和音だからね、と差別されているようで、先入観を持ってしまいます。もともとこの和音はC△と同様な数理で作れる和音です。ゆえに不定調性論では、

C7omit3=Cu4

と書くことができます。

もちろん音楽的には、

C7omit3 ≠ Cu4

です。このあたりは実際使ってみればわかります。伝統的に三度のない7thコードにはそれなりのステイタスがあります。それは伝統と人の印象によって作られた価値観です。Cu4はどの価値観にも相応しない純粋な数理の状態です。

過去に使われていないc,g,b♭という和音を使うぜ!!と思ったとき、それってC7の三度抜きだろ?みたいに先入観で決めつけてしまわないような方法論の体系になっている、というわけです。便利ですよ。

 

取り急ぎはこのくらいでしょうか。独自表記については山ほどあるので一つ一つ解説していければ、とは思っています(なんかすごく膨大な気が...笑)。

 

不定調性論を読解するのに、事前に必要な参考文献は二冊だけです。

 

教材にも冒頭に書いてあります。楽典は言わずもがな、北川先生はヤマハのレッスンがあった時に三日間だけ受講しましたが、あれこそ生きたポピュラー音楽理論だなぁ、という印象がいまだにあります。ゆえに最大限の敬意をこめて毎年推薦しております。

推薦図書というのは、推薦した人にしか役に立たないことがあります。これは大事笑。

 

この辺の図書をきっかけに、半年ぐらいかけて10冊ぐらい読んで頂ければ「自分の考え方と合う人」が見つかります。そこから「自分論」を作るわけです。もしちゃんと勉強した人は、プロとして活動しながらでもいいですから(その方がいいです本当は、勉強するだけで他はバイト、みたいな生活はおすすめしません)、2年間だけ「音楽勉強する!!!」って決めて一日45分だけ(小学校の授業分数ぐらい)ちゃんとやってください。大人ならおそらく半年ぐらいで見えてきますから。そしたら勉強要らないタイプか、自分の専門分野見えてきます。

 

その他の参考文献は巻末に沿えていますが、本文の中でもいちいち繰り返し解説してますので必要ありません。ただセカンダリードミナントとかは説明をすっ飛ばすので(それでも教材は968ページあります。)上記の参考文献の熟読が必要というわけです。