音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<コラム>行き詰ったパターンと解決策を記録しておきましょう

 ・ノリにノッている時の気分をどのようにして作り出すか

・どうしても作る気持ちが起きない理由は何か

・それらのスランプをどう乗り越えたか

 

制作仕事にこれらの感情はつきものです。

そして「制作心理」的には、これらをしっかりケーススタディしていくことが、ストレスの少ない制作活動を生み出すと思います。いくらスクールでも、そこまで徹底管理せよ、とは申しませんが、もし良い曲一回作ったことがあるのに、中々次が作れない、等とその理由が分からない人等はぜひ参考になさってください。私たちもいつもこの事について考えています。

 

<なぜバリバリ作れる時期があるか>

ポジティブなことが重なっていくと高揚感を持って、攻撃に関するホルモンが分泌されたら黙ってても曲が作れます。「曲を作ろう!」なんて思っていなくても作り続けられます。なぜそのようなことが起きたのか、自分で前後の出来事、食べたもの、睡眠時間、運動、などを記録しておきましょう。大事な仕事の前にはそれらを全て満たしていくことでより潜在意識にさらに確固たる動機を作れます。

中々調子がいい時に冷静に自分の状況を見ることはできません(細かいことに注視しなくなるホルモンのようなものが出ているのでしょう)。

 

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<どうしても作れない時>

なんかだるくて、制作ができない時、ってありませんか?

あんなにそれまでぱっぱとできたものが、今はすごく億劫。

これも同様に、何らかのネガティブな出来事や食べ物、お酒、睡眠サイクル、交友関係などが原因ではないでしょうか。

もちろん人体のサイクルもあるでしょう。

また大きな仕事をやり遂げた後だったり、失敗した後もしばらく集中的活動はできません。こう言う時に大きな仕事は受けられませんから、その波がいつくるか、今自分がどう言う状態かよく把握しましょう。と言って、できないので「もうできません宣言」をしてしまうとさらにできなくなります。周りも頼んできてはくれないからです。

そんな時に好きな人から「あなただけが頼りなの」といわれてごらんなさい。

苦しんだランボーが結局戦地に何度も赴くように、そんならあんなに悩んでるんじゃないよ!と言いたくなるくらいコロッと戦闘モードになります。

もしこれが分かりづらければ、落ち込んでいるとき、いきなり震度6が来てごらんなさい。体中が目覚めます。生きる、って凄くエネルギーを使うんですが、そのポテンシャルを体はいつでも発揮できます。

つまり「発揮したくない」「休みたい」「今は無理」と宣言しなくても、潜在意識でそう思っていたり、そういったサブリミナルが体のどこかで起きてしまった場合、数日後こういった状況に陥ることがあります。ほとんどは自分で引き起こしていて自分で気が付いていないのが悲劇なのです。

そのような状況でいくら「君は悪くない」と言っても理解できません。

 

社会でネガティブな事件が起きたりすると、数日後急に自分のモチベーションが落ちたりします。また気圧の激しい変動などにも左右される時があります。とにかく作曲家と言われる人は特に繊細な人が多いので、考えもしない小さな事が深く影響を及ぼしていることがあります。

 

<絶好調をどう維持し、不安期をどう乗り越えるか>

どちらも大変です。人は振動と波の世界に生きているので、なかなかどうして調子のいい状態を維持するのは困難です。野球選手が3割しか打てないのは、投手側が3割調子の良い時があり、ファインプレーなど、野手が調子がの良い時が3割あるからで、おそらく6-7割はイイ感じのタイミングがあるはずです。また少年野球の中でプロ野球選手がバッターになれば10割に近いところで活躍できるはずです。

あなたが10割で活躍できるところはどこですか?姑息な手段かもしれませんが、調子を付ける、というのはそういうことをして"持っていく"しかありません。調子が悪い、というのは本人の無意識下の思い込みなんですから。こういうことも長く生きていれば、私のような凡人でさえも気が付きます。

また同時に、あれほどできなかった曲が、数日休んでリフレッシュしたら、サクッと十五分でできた、なんてこともおきます。

だからできなかったとしても諦めず、次の波が来るのを待ちましょう。どうしても締め切りに追われて、100%の調子で仕事に当たれない場合は、「今こそ本気出す時!」「この気分は明日変わるかもしれない、作り始めたらいけるかもしれない」と切り替えて一つ一つの作業をやってみるといいです。

そのような時の制作時はヘッドフォンで作業することをお勧めします。音楽の中にグッと入り込んで雑念を入れないためです。雑念は内から湧いてきますが、それら外からの刺激に反応する場合も多いです。

心霊スポットに行くと、不安を感じ、物音で不安を感じ、体調不良になり、機械まで壊すことがあります。人は水と電気で出来ています。感情が乱れれば周囲の機会に影響があるのは足り前です。電気がそこにある限り。そうしてどんどん不安を創り出していくんです。心の想像力の恐ろしさよ。

f:id:terraxart:20180603093012p:plain日帰り"おいらん渕"。

今は新道が出来ていけなくなってしまったそうです(おいらん渕の本来の場所はここではないそうです。きついカーブのところで事故が絶えない場所です。自宅から85kmぐらいでした。ここに行った帰りに丸山圭子先生のライブに行ったっていう笑)。

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私の例を書いておきます。

1コーラス制作までの締め切りに三日ある場合、初日は周辺環境作りに徹します。残り二日間でやらなければならないだろうことをリストアップして、三十分単位のスケジュールを組んで、初日に全てやってしまいます。それができたら、明日からの制作のスケジュールを立てます。これも三十分単位で十五分の休憩を挟んでやります。

夜余裕があるなら、歌詞のイメージの言葉だけピックアップして寝ます。

9:00-朝の作業

10:00-10:30 サビ作り

10:45-11:15 Aメロ

11:30-12:00 Bメロ PCセット

12:15-12:30 ドラムベース打ち込み

12:45-13:15 エフェクト、パーカス、pad系打ち込み

13:30-14:00 ピアノ

14:15-14:45 ギター系

14:45-飯

15:15-仮歌(自分の場合)、残り作業

17:00-確認;終了 

 休憩の十五分は寝ててもいいし、SNSをチェックしてもいいです。風呂に入っても、電話しても。でも大抵ついついこの十五分をそのまま制作に当ててしまい、結局十五時には全部作り終わってしまうものです。

私の場合は作業を始めれば作業ができます。

サビ作りの30分のうち、イメージが二十分ぐらいで、実際作るのは十分ぐらいです。

あとは打ち込みながらより良い方向へアレンジしていきます。最初は大枠のメロディ、歌詞、そして夜九十分ほどミックスの確認、明日の午前中に最終ミックス、昼には提出できます。

これを小さいコンペからしっかりやっておくことで、曲ができなくて焦る、ということは無くなります。1日あればできるし、気合がいるのは最初の三十分です。その時に制作モードになるように、前日を全て気持ちの準備に充てていくわけです。

 

フリーで音楽で食べていく、というのは誰かが仕事を持ってきてくれる訳ではないので、自分で仕事を取って、作って、宣伝して、普段のスタジオの仕事もして、っていうことなので、「効率」だけが価値を生みます。

1000円はいつまでたっても1000円ですが、1時間は工夫によって6時間ぐらいの価値になります。外注できるものが増えれば1時間で1年ぶんぐらいの仕事ができるのではないでしょうか。

 

仕事をするのは肉体ではなく、心です。だから心の状態がとても鍵で、そこが全ての能力、スキル、才能の受け皿になっているので、いくら能力が高くても受け皿の上が汚れていたり、欠けていたり、穴が開いていたら意味がありません。

余りにも仕事が出来な過ぎて迷ったとき「サブリミナル音楽」を作りました。

ポジティブな言葉だけを拾って、それを録音して穏やかな音楽と一緒に流して寝る前に聴くんです。どうせ信じて頂けないでしょうが、四日ほどして効果が出ますし、なにより落ち込んだ時、その先まで行かぬまま「ま、おれならできる」って思うことができます。潜在意識がそういうふうに思うように仕向けてくるからですね。

 

深い心そのものには、感情がないので、言われたことをそのまま鵜呑みにします。

疑ったりしません。だからそれを深いところに刻み付けておくために、ポジティブな言葉を聴くわけです。その言葉そのものを聴いているのは上辺の意識ですから、なんだそれ、とか思っていますが、深い心は同時にそのまま受け入れていますので、しばらくするとどんどん調子が出てきます。

精神的にきつい時はサブリミナルな音楽はできる限りあなたの欲望を解放するような直接的な言葉を入れておくといいです。創造するのは自由ですから。

あとはアーシングかな。

信じて頂けないかもしれませんが、人は地面に立たなければ生命の絆を手放したのと同じです。そんな状態誰でも鬱になります。地球との調和が環境との調和を生み、仲間との共生を生み、縄張りをしっかり作り、そこに「場」ができ、そこであなたははじめて力を発揮するんです。あなたに才能がないからできないのではありません。

あなたが表面的に「自分は劣っている」と思い込んでいるだけです。あなたが五体満足で裸足で地面の上に立っている以上、皆大して変わりません。

 

そうやって自分を信頼してあげるか、結果金持ちではなく「幸福持ち」になるか、そういうことをスクールでも真正面から考えてそこに向かって音楽を作っていきます。