音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<コラム>作曲初心者が一日で1曲(1コーラス)を作れるようになるまで

 

一日の寝る前、90分だけ自由時間があったとしましょう。

そもそも1曲4分の曲を作るには、速くても6時間は必要です。着想60分、作業5時間です。ぶっ通しでやれる体力も必要です。

 

それはプロの作業です。とてもその他アルバイトや、本業を持たれていて、かつ家族までいると難しいです。

 

そこで私共スクールは下記のような方法を提案いたします。

 

作曲初心者が一日で一曲を作れるようになるまで

そのためには準備期間が必要です。

・作曲の初期目的設定(1週間)

・DAWまたは楽器の練習期間(4か月)

・1コーラスデモの制作期間(3か月)

・様々なジャンルバリエーションの吸収期間(2か月)

 

つまり1日一曲作れるようになるためにはこれらの準備期間が必要です。上記はオーソドックスなタイプですが、9か月と1週間。これだけ我慢して勉強頂ければ、だいたい準備は整います。

 

・作曲の初期目的設定(1週間)

歌モノを作りたいのか、BGMを販売したいのか、動画活動をしたいのか、まず一番理想とする強い目的意識を掘り下げて設定します。強い欲望をメラメラさせていかないとこの作業は継続できません。一見下劣にみえるような欲望でもOKです。

歌モノを作ってオリコンで1位を取って印税生活したい!みたいなことで構いません。到底実現不可能な目標設定で良いです。あまりイメージが見えすぎてしまうと最初からセーブしてしまいそれが障害になります。心の使い方はDAWの使い方を覚えるより重要だと思います。

4分の歌モノを毎日1曲作り続けていきたい!というのはそれこそ一日90分しか音楽の自由時間がなければほぼ不可能です。

そのため、一般クリエイター向けのコンペサイトに登録するために登録用の楽曲と、あとはひたすらリファレンスに合わせて1コーラスを作り、日ごろからストックを用意する体制を整えます。

ARTISTCROWD - Music sound and music of crowdsourcing artist cloud

こういったサイトへの登録を目標にします。BGMや映像音楽であれば、YoutubeやAudiostockといったサイトへの登録作業を行います。

 最初は、こう説明しても意味が分からないでしょうから、そんなもんかな、って思って頂ければ結構です。

 

・DAWまたは楽器の練習期間(4か月)

楽譜の知識、コード進行の知識、ドラムの打ち込み、ベースの役割、シンセ、エフェクトの役割は昨今ですと、ほとんどウェブで学習できます。スクールに通って頂ければ、この動画見て、とか、この資料作ったので読んでみて、この作業とこの作業やってください、難しいのは私がサポートします、とかっていうサポートがうけられるので、人によってはもっと早く要領がつかめます。

どうしてもこれらのスキル、知識はまとめて一気に学ぶ必要があります。

それでもどんどん最新のソフト、音楽手法が現れるのでこれはどのみち一生続けることになりますが。

 

・1コーラスデモの制作期間(3か月)

そしてあとはひたすら1コーラスを作り続けます。90分で1コーラスです。

コードとメロディだけで結構です。どうしても楽器が触れないとき歌詞と曲の雰囲気を書きつけるだけでも結構です。結局一日90分しかないのに1曲を創るのはとてつもなく大変なので、ストックを作り、いざ制作!となった時に一から作るのではなく、あのワンコーラス、今度のコンペに使えるんじゃないか、みたいなストックがあれば制作は速くできます。

3か月毎日1コーラス作れば、だいたい90曲できますね。

でも三か月後って、もう商業音楽は全く新しい世界観が生まれているので、旬なものを作っても時期が過ぎればそれが使えるのは2年後とか、またその旬が巡ってくるまで使えない可能性もあります。その辺もやっていけば分かる事です。

そこで最初の30日はひたすら1コーラスを作ります。どうしても90分内でサビしかできなければサビだけでもOKです。また10分でできちゃった!という日もありますから、そういう日に勢いでこれまでできなかった曲を作っても構いません。

「つまらない曲だ」って思っても捨てないでください。商業音楽の場合、その曲がいいか悪いかを判断するのはお客さんです。あなたはとにかくニーズに応えるように作っていけばいいんです。それが嫌なら商業音楽は無理ですから30日の間に方向転換できます。暫く他のジャンルをやってまた戻ってくることもあります。

ここでも人の心が大きな役割を果たします。

で残りの60日は、さっそく打ち込みを出来そうなものからしていきます。ドラムだけ、ベースだけ、ピアノだけ、何でも結構です。ちょっとでも作業を進めておくわけです。

60日で完成してしまう曲もあるかもしれません。作るのは1コーラスで結構です。

もちろんフルで作って自分の歌にしたい!という欲望が湧いたらぜひ作っちゃってください。若い時は朝方まで作っても問題ありません。フルコーラス作ってしまっても構いません。

我々中年は、まあ私はアーシングをしながら作るので、基本24時間制作しても特に疲れるということはありません。と言ってもなかなか信じてもらえない、というのが現状です。アーシングすごいですよ。効く人には億万長者になるより素晴らしい気分が味わえることでしょう。どうせ信じてもらえないので真実を書いときますね笑。

それまでは30分座ったらお尻が痛くなって、夕方熱が出て、みたいな生活だったんですから。

 

・様々なジャンルバリエーションの吸収期間(2か月)

この期間は自由にデモ制作や1コーラスストック制作を充実させてください。

だいたいペースが出来たら、あなたが求めていないジャンルの検索をしてみます。

たとえばジングル。10秒ぐらいのポロロローンという音を作って、一個1000円で売れたとして儲けが400円あったら、どうでしょう。あなたは何と思うでしょう。そんなの音楽じゃない、なのか、それこそビジネスミュージックだ!と思うか。あなたの心に従ってください。

また映像音楽や、舞台音楽、アニメ音楽や、拍手やくしゃみとか効果音など。ひょっとするとあなたが向いているのは他の音楽ジャンルかもしれません。

それらでの活動の可能性なども吟味してみます。

 

こうして1コーラスのデータが揃ってくると、いざ90分でオケを仕上げる!というのも簡単になります。それまでの準備期間ではそんなに完璧なオケになっていなくていいです。ミックスなんてしなくていいです。

いざ応募!という時に集中して一気に仕上げていきます。だから候補曲が3曲ぐらいあれば三日あれば作曲のオケが出来上がる、とも言えます。

それまでの準備期間が大切です。

これからそうした活動を短い時間でやりたい、という作曲経験者なら、この準備期間の重要性がご理解いただけるかと思います。DAWも使えて、作曲経験もあるなら1コーラスの準備だけですから、どんどんストックを貯めましょう。そしてDAWに疲れたらまた準備期間を設けて1コーラスを作り、枯渇したらミックスや編曲に費やします。いずれにせよ、ストックのない状態を避けることができます。

心にはサイクルがあるので、今やりたいことをやる!ためにはある程度準備が必要です。すべてが揃っているからこそ、やりたいことができるのであって、何もせずやりたいことをやっていても実は空回りするだけなんですね。

 

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スクールでは90分の授業で、そういった気持ちのサポート、時間管理術、応募のため1コーラスを一気にミックスまで仕上げてしまったり、他の活動のサポートや、新しいプラグインの紹介などを効率よく行っていきます。上手に活用いただければよりスムーズに音楽活動が短い中でもできるようになります。

それで採用される曲が作れるか??っていうと、それはさらに次の壁になります。これまでの壁が1ミリぐらいの高さに思えるでしょう。

じゃあそれ超えたら売れる曲が作れるのか、っていうと、私は作れると思いますが、教育ばかりに力入れていて売れていませんので説得力がないかも。。でもみんなデビューしたり、メジャー契約したり、という実績がありますので(ここでは書きませんが)、私の人間性や仕事を信じていただくしかありません。100人教えても一人売れるかどうか、という世界ですから(音楽で食べていくことはできると思います)。

 

こういうサイクルが出来て初めて、90分以外の時間も音楽に費やそう、っていう欲望が湧いてきます。そうならないとなかなか難しい職業です。

  

いずれにせよ、心をしっかり持たないとできません。

あなた自身の意思・モチベーション・目標を明確にして、誰かと一緒にやっていけば、軌道に乗るまでは早いです。スクールはそれを助ける仕事をしていますので、そこに対価をお支払いいただく気概がおありになる場合は、一緒に考えていきましょう。

 

なかなかあなたの人生のこれからの生活や目標を徹底的に一緒に考えてくれる人、っていないんじゃないでしょうか?

M-Bankは、というか私は、それこそが一番ニーズがあって、かつ最も重要な街のスクールの仕事ではないか、と思っています。