自分の今後の打ち込みスピードアップのために。。メモネタです。
動画関連で訪れて下さった方、ありがとうございます。
カバー制作で打ち込んでわかったこの曲の音楽のアレンジの感じについて考えてもらえたら嬉しいです。
例によって、1コーラスだけですが。
こちらも生楽器っぽいウエイトなので、結構時間がかかります。
それでも夜6時間、朝2時間で完成、です。
バスドラからいきました。スネア、ハット・シンバル、ベース、マレット、翌日にギター、ストリングス。
とにかくこの曲も、ストリングスの使用頻度の高さが半端ないので、やっぱり"HOSHINOストリング感"を上手に表現しないとね。
効果的に聞こえるように二種類のストリングスを使いました。トップはソロ楽器で十分生っぽいもの、真ん中は安定した厚みが出る軽いもの、最後にもう一つ、アジアンな雰囲気を出すためにちょっとシンセでグライド感を追加しました。
+4上げのキーなので、高すぎてしまう微妙なヴォイシングは調整しました。楽器で鳴らない音域もなってるかもですが。
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「半分、青い。」主題歌/星野源「アイデア」連続テレビ小説 オープニングタイトル - YouTube
参考にしたのはこちらなのですが、当然ちゃんとは聞き取れません。ストリングスのスピーディな感じは自分でアレンジしました。
スポーツのようなスピード感を感じたので、感じたままラインを作っています。原曲には「ダイナミックさ」があります。きっと一歩一歩確実に、ジェットコースターのようなダイナミックな人生を幸福感とともに生きよう!という思いを受け取りました(このように直感的に感じたことを行動の動機にしていく方法論を不定調性論と言います)。
「何が鳴ってるか」ではなく「どう聞こえるか」を勇気をもって表現していく方法です。完全耳コピだともっとグダグダになってしまうんです。
それは制作環境も、ミックスの環境も、星野軍団の音楽スキルと自分のスキルも違うでしょうし、何より価値観が違うはずです。
だから一緒のものを聞いても同じように完全に一致することはあり得ません。
だからどう聞こえるか、というポイントだけは積極的に創造して行かないと自分が満足できるカバーはできないと思います。
この辺個人差があるので、ご自身で不定調性感覚を研ぎ澄ます必要があります。
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もしご入用があればお問い合わせください。
NHK連続テレビ小説「半分、青い。」オリジナル・サウンドトラック