音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

挑戦的作詞スタイルのアルバム~ユーミン歌詞・コード考36

ユーミンの不定調性コード進行研究

ユーミン歌詞・コード考 / アルバム「VOYAGER」1

 

歌詞については掲載しておりませんので

www.uta-net.com

こちら等にて確認ください。

1,ダンデライオン ~遅咲きのたんぽぽ~

 

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主人公としては、「ぱっとしない女性」かもしれませんが、この歌の感じがとても良いです。


二人で感じる「幸せな淋しさ」のある生活、「本当の孤独」を知らぬことの怖さ、いろいろなテーマについて歌われていると思います。

 

2,ハートブレイク

 

 

 

韻を踏んだ作りが特徴な曲です。

 

映画のワンシーンを思い浮かべる感じ。

 

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3,Tropic of CAPRICORN 

 

 

表題は「南回帰線」の意。

 

これ以上先に行ったら戻れない、というようなニュアンス。

 

2.時をかける少女
こちらもご参考下さい。

www.terrax.site

 

(ユーミンレポートより)
サビ(アルバム収録タイム 0:53-)
Dm7 |Dm7 |Dm7 |Gm7 |
C7 |C7 |C7 |FM7 |
E♭M7 |E♭M7 |Dm7 |Dm7 |
Gm7 |Gm7/C |F |~
=degree=
(key=Dm)
Im7 |Im7 |Im7 |IVm7 |
VII♭7 |VII♭7 |VII♭7 |III♭M7 |
II♭M7 |II♭M7 |Im7 |Im7 |

 

ここではDマイナーのキーにおけるII♭M7であるE♭M7が使われている。ここをGm7などで演奏することもできるが、直感で「ここはM7系サウンドでリリース」等と察知したように、E♭M7のサウンドはふわりと広がった感じを与えるし、主題歌の主人公の声にも合っている印象を私は持つ。このM7は例によって半音下降しDm7へ結びつく。この流れはユーミン楽曲の骨子の一つである。


難しいのは、いつダイアトニックから逸脱して、それがどんな効果を与えるか、をケースバイケースで把握することである。音楽的脈絡を紡ぎながら、「次あたりで逸脱したい」という直感を的確に活用していくためにも、こうした好例を意識のどこかに入れておくと「あの曲のようなリリースをサビの後半持ってきたい」というような感覚となって残り、ヒントになるだろう。


コード的にはII♭M7だが、Fm7に対するVII♭M7的な動きであり。調的な見方と、前後のコードとの関連で和声の動きとその印象を覚えておくと良いだろう。

 

 

 VOYAGER

 

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