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音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

それってあなたの感想でしょ?〜〜不定調性論全編解説24(動画解説・補足)★★★★★

2018.2.28⇨2019.12.17

前回

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今回はこちらの動画

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コード進行がもたらす様々な機能感、情感は、自分の中に作られた、解答方法のかかれない答案用紙の上に現れた、脳から丸写しされた答えです。 

ただのあなたの感想です。

それを加工し、いかにもそれっぽい形に整えたのが、ポピュラー音楽理論などを筆頭にする汎用的用語であり学習体系です。

ただ万人がそれに従えるわけではない、ということも理解いただきたいのです。

しかしこれまではそうした変態さんは、生きるすべがなく27歳になったら死ぬしかありませんでした。

だけど今は不定調性論があります笑。

ただの感想を堂々と言って良い方法論です。

それを作品にして良い、と訴えるものです。

伝統に従わなくても、自分の感想をベースに自分の作品を作り、そこで自分を確立するために苦しめ、と言っている方法論です。

虐げられてきた変態のための方法論です。

これにより、機能和声を拡張させ変容させ、そこに泥を塗らず、かつ現代から未来の価値観までをターゲットにした心象連環論によってあなたの変態的な価値観にあなただけの冠と、枠組みと土地と作物を与えることができます。

その代わり、あなた自身が土地を耕し、作物を育てなければなりません。同調圧力に屈しないのですからただ厄介なやつ、です。

どんな農作物が育つかも土地の状態とあなたの腕次第。

それに気がつけた人は、多分もう大丈夫。辛いけど幸せ。

自分の力で、自分の努力で生きていけると思います。

この動画で紹介した「不定調性希機能進行」とは、機能和声の最後の残り火です。

 

 

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モードマトリックス

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不定調性論では、たとえば

C△→G△

という進行感について、それらの和音の流れに対して意味付けしているのは人の心だ、としていきます。

 

そうなりますと、

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キーや伝統も関係が無くなるので、それぞれの和音で様々な音が利用可能になります。

協和する、ということを最低条件にした場合、使用音グループ=選択モードも自由になります。無制限状態です。これを混沌と感じるか、自由と感じるかも時と場合によります。

 

つまり和音を構成する音を用いれば、和音に則った旋律が作れる、という発想になります。これが機能和声論が拡張した弊害の部分でもあります。

 

例えば、C△とEmとAmはCメジャーキーにおけるトニック系のコードです。

これがジャズ理論によって拡張していきます。

C6、CM7という四和音もまた同類となり、

Am6=F#m7(b5)という展開コードもノンダイアトニックのトニック性を持つ和音となります。

 

さらにCM7(#11)も特殊なトニックとされます。

 

もう疑問ですよね。いったいこの解釈はどこまで広げることができるのだろう。

 

そこで不定調性論は、最も解釈が拡張した最後のゴールの部分からルール範囲を逆に狭めていくわけです。

 

ここで同様に機能性も拡張してみましょう。

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これらの音を含む和音をキーや構造に関わらず作って並べていきます。

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これは機能性を極端に薄めた進行、ということができます。

 

もはやジャズ理論を皮肉っているだけかもしれません。

でもここをゴールにしておくことで、「どこまで解釈していけばいいか」を恐れる必要は無くなります。

やはり最後は結局自分で決めなければならないんです。

伝統の中で生きるか、自分だけの道を歩くか。

どちらを選んでどんな人生になっても、それはあなたの選択の責任です。

 

あれは良い、あれは悪いって決めてるのも、それってあなたの感想でしょ?笑

 

あなたがどう生きるか、だけが問題として残るので、あなたが何を残すかだけに注視すれば良いと思います。

そして判断するのは我々よりもずっと賢い後世の人たちです。

今生きている人は、自分なりに生きるのみ、だと思うんです。その人が生きているうちは答えって決めちゃいけない、と思っています。これがまた法治主義に反するので一応法治主義も理解した上で許されること、という条件は時と場合に突きつけられます。

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音楽を再生しているときに、電池が切れて急に音楽が止まった時、それがやたらめったらかっこよかった場合、そのブレイクをライブでやってみよう、とか、リミックスで使おう!とか思えるはずです。でもそう思えるかは、普段から感受性を開いていなければなりません。

  

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コード進行は錯覚である

 

これらのコードをすべてまとめた表も教材巻末に載っています。

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これらの進行を「不定調性希機能進行」と捉えます。

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これらを理解するには、十分に「機能進行に慣れ親しみすぎている」必要があります。

またこうしたことはコード進行だけではなく、あらゆる表現欲求の拡張と進化のための思考法に用います。

だから最初から機能和声に興味がない人はあまりこの手法は意味も価値もないと思います。

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あなたにも普段から、反社会的な心の奥底で思い描いているよからぬ欲望、があると思います。それを実社会で上手に実現するにはアートが最も最適です。というかアート以外は全て犯罪になります。

その表現を究める事には努力が必要ですが、欲求を満たすための努力ですから、苦労は一切感じないでしょう。好きな事をやっていて安易な方法を取る事は社会っは一切許されません。

あとはあなたを認めてくれる人に出逢い、更にビルドアップしていくために、自分がどう進化しなければならないか、という事について考えてくれる人が見つかればベターです。それを探すのがアーティストの人生の目的かもしれませんね。

 

 

今回のテーマ曲は、

 

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という希機能進行です。

進行感を感じますか?

私は静かな夕暮れの雲のたなびきのような印象を感じました。何かを感じれば、それは音の表現、すなわち音楽だと思います。

  

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