2018.2.28→2020.4.4更新
前の記事
歌詞については掲載しておりませんので
https://www.uta-net.com/artist/2750/
こちら等にて確認ください。
タワー・サイド・メモリー
open.spotify.com
Aメロ(アルバム収録タイム0:19-)
Am7 |D7 |Bm7 |Em7 |
Am7 |D7 |Bm7 |Em7 |
Am7 |Bm7 |F |Am7 Bm7 |
サビ
F#m7/B | EM7/B |F#m7/B | EM7/B |
F#m7/B | EM7/B |D#m7(♭5) G#7 |C#m7 |
=degree=
Aメロ(key=G)
IIm7 |V7 |IIIm7 |VIm7 |
IIm7 |V7 |IIIm7 |VIm7 |
IIm7 |IIIm7 |VII♭ |IIm7 IIIm7 |
サビ(key=E)
IIm7/V | IM7/V |IIm7/V |IM7/V |
IIm7/V | IM7/V |VIIm7(♭5) III7 |VIm7 |
onコードの響きはニューミュージックの象徴的響き。
現代的→都会的といったイメージにもつながります。
ここではonコードがサビで颯爽と使われています。
AメロでのVII♭も特徴的です。
それまでIは全く出てこず、この辺りでI欲しいなぁ、というところにフェイントのようにVII♭が来て意表を突かれます。
聴感上はたしかにVII♭感があり、メロディの流れに違和感もない。
Em7→FがまたIIIm7-IVM7の慣習感がありイメージしやすいです。
前のページで解説したように調に関わらずm7の半音上のM7を置いて曲の展開を構成してみるのもおもしろいです。
街角のペシミスト
オンコード連発!!
厭世観が歌われていますが、オンコードの「平らな感じ」が「感情が動かない都会の人の心」を表現しているように感じます。
イントロが
Am7 FM7/G |の繰り返しです。これもオンコードですね。これは、
Am7 |Am7/G |と考えて良いです。
C Gm7/C |FM7/C Fm6/C |~がサビで繰り返されます。
c音でベースを統一しています。この統一感に都会的さを感じます。これを、
C Gm7 C7 |FM7 Fm7 |
というふうにすると、田舎から出てきて無理してお洒落してるOLさん、という感じになります(すみません、私の感覚です)。
その彼女が感情を押し殺し、都会の風に慣れ、その世界で生きている感じを出そうとすると、cをベースに据えてぐっと耐える、という感じがこのサビになっています。
次の記事