音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

セカンダリーコードを用いる加減~ユーミン歌詞・コード考12★★★

ユーミンの不定調性コード進行研究

ユーミン歌詞・コード考10 / アルバム「14番目の月」2

 

歌詞については掲載しておりませんので

www.uta-net.com

こちら等にて確認ください。

 

4,朝陽の中で微笑んで

open.spotify.com 

AD

 

 

 

詩的でぼんやりした世界観が歌われているように感じます。

コードの流れが明確で、調がしっかりしているだけに輪郭がはっきりしているにも関わらず、歌詞はどことなく陽炎のようです。でも確かに金色のキラキラした世界が堪能出来ますね。

 

このAメロの
Fm |DbM7 |Cm7 |Ab7 |
DbM7 |Bbm7 |C7sus4 |C7 |
における、Ab7はセカンダリードミナントコードですが、「それでね」という感じがコード感から現れているように思います。こうしたジャズコード(メロディに関係ないコードだけど音楽のストーリーに関連するコード)をポピュラー感覚で用いることのできるアーティスト性が、一段上にその音楽を押し上げているのだと思います。真似しましょう。


もちろん「音楽的ストーリー」が見えていないと、むやみやたらにセカンダリーを用いてしまい、
Fm Ab7 |DbM7 G7 |Cm7 |Ab7 |
DbM7 F7 |Bbm7 |C7sus4 |C7 |
みたいになり、何が言いたいのか分からなくなります。この辺は誰でもやる事なので、たくさん使って、慣れていきたいですね。

 

5,中央フリーウェイ
こちらをご参考下さい。

www.terrax.site

 

 AD

 

 

 

====

6,何もなかったように

open.spotify.com


(ユーミンレポートより)

Aメロ(アルバム収録楽曲タイム0:26~)
A♭m7 |G♭/B♭ |BM7 D♭7(♭9) |G♭ |
=degree=
(key=G♭)
IIm7 |I/III |IVM7 V7(♭9) |I |

ここでのV7(♭9)は、ジャズなどでは当然のように属和音におかれるテンションであるが、このテンションのサウンドが、ここでの歌詞、

「昨夜の吹雪は 踊りつかれ」

「庭を埋づめて静かに光る」

という二行の後半に響くのだが、実に「踊り疲れた感」「静かに光る感」という印象を膨らませる音になっている。

この語感と歌詞がもたらす雰囲気を♭9thが表現している、と言ったらどの程度共感できる方があろうか。

これも先に出て来たジャズ的なもののポップスへの活用といえる。こうしたサウンドはすでに当時存在していたが、だから真似るのではなく、「分かって使っていた」からこそ現在の地位があるのではないかと感じる。 

 

 

 14番目の月

 

==コーヒーブレイク〜M-Bankロビーの話題== 

小腹がすいたときのために、または短期非常食としての買い方。

 

マルちゃん 日清食品 サッポロ一番 ヒガシフーズ カップ麺 ミニ 完成版 マンスリー 30食セット おまけ付