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音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

和声の進行感を追求する〜不定調性論全編解説15(動画解説・補足)★★★★★

2017.12.13→2019.11.17更新

前回

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今日はこちらの動画。

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不定調性論での音楽の考え方は、

音楽を構築するときの基準を外部に置くのではなく、あなた自身に置く

ということです。当たり前のようので当たり前でない。

音楽を学習してきた人にとってのパラダイムシフトです。

どこかでこれを基準に置かねばなりません。一番いいのは、とても厳しい先生が

「私に従うな!自分に従え!」

 っていって指導してくれるとだいぶ良いのですが。

 

だから好きなことをしていい、となると、銀行強盗に入って、盗んだ金で幸せに暮らす、みたいなことをやりたければやっていい、という意味です。

そうなると社会はあなたを許しません。だからあなたは法律に沿ってそのその中で好きなことをやる必要があることに気が付くでしょう。

だからといって「あなたがより高い給与をくれる人がいるから、そこにただ従う」というのは本当に「好きに生きているか?」となります。

法を順守することも制限です。一部の天才的アーティストの中には法を喜んで破る人もいます。なぜなら「自分に従う」ことが本来の芸術が最も理想とすることだからです。

でも難しいと思います。法を喜んで破れる人はそれはそれで才能があると思います。

 

ジャズ理論も、機能和声論が背景にあるので、まるで財布のひもを握られているかのような立場に追いやられています。

そこで不定調性論はジャズ、という存在に資金提供することにしました。

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機能和声的発想をやめて、センターとアラウンドしかない世界を作りました。これでジャズは無限発行可能な小切手を手にしました。

 

     

C△ |E♭mM7  |G♭7(♭5)  |Bdim7  |

A/B   |D/C  |Edim/B♭aug |C△    |

 

というような進行も、分析する必要もなく

オッケー!

なわけです。その理由は、機能和声論を確かに応用発展させた不定調性論がOKと言ったから、という理由しかないのですが、拙論の内部をチェック頂いて、本当に拙論が機能和声を拡張したものだ、となれば上記の進行は音楽になるでしょう。

でもそれは私自身がこういう作品を作り続けなければなりません。同世代のの人が認められることはないかもしれません。

しかし後世はより自在な音楽表現を用い、巷間にそうした表現が行き渡るかもしれません。

だから私は今から言い続けるしかないんです。

 

 

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で、これができると、印象という言語的存在と音との関係をプログラムできるので、既存の音楽ではない、音楽構造を作ることもできるでしょう。

 

「悲しい」というのがXmで、「寒い」がXmM7であれば、そういった印象を持つ曲を提携のリズムに乗せて自動的に作ってくれる、というわけです。その際、機能和声的要素を入れるか、入れないかで、人が聴いたこともないような発想の音楽が出来るかもしれません。

 

 

まずはトレーニングです。

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簡単です。機能和声論を1年ぐらい勉強したら、その呪縛から逃れる勉強もしていきます。上のコードを使って曲を作って、これらをC調でまとめます。

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そのあとで、使用できるコード数を増やす。

です。

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これらの表はすべて教材の巻末に網羅しております。

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更に音階も拡張しますと、様々なコードタイプが出てきます。

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これだけあれば、結構いろんな曲が解説できてしまうのではないでしょうか。

 

コード分析などで、この曲のこのコードは何調のサブドミナントで、代理コードで、みたいなことを説明することなく、

これは「レベル4」のコードですね。

でおわりです。もちろん、Im6とかもIの列に入るべきですが省略しています。

これができるのは機能性がすでに頭に入っている人向けの概念です。

ここからたとえば、Iの和音でIdim7とか出てくると、さらに上のレベルのチャートがいる、というだけです。

 

でもこれ、実は普段から皆さんが勝手にやっていることなんです。

 

朝起きて、何するか、とか、いちいち悩まないでしょ?

なんとなくコーヒー飲んで、スマホ見て、ネットみて、あら一時間。

とかじゃないですか。

これはですね、セオリーなんです。自分が無意識のうちに決めたセオリー。音楽をつくるのも実はそれと同じです。音楽理論に従っているようでいて、実はあなた自身の慣習のセオリーに従っているのだと思います。

違うことをやりたければ、違うことをやってみればいいんです。それは「セオリーと違う」のではなく、世間では「冒険」というのです。冒険したくない??

 

だから前の夜から「明日は起きたら、これやって、あれやって、あっち行ってみるんだ」と決めてみると、全部はできなくても結構一日パワフルで充実しますよ。だまされたと思ってやってみて?

 

そういった「自主性」を育てるには、自主性を育成する方法論がないといけない、と考えたわけです。

別に不定調性論でなくてもいいですから、「自分で構築する」っていうやり方論を実践し、自分に自信をもって、自分の判断で上手く行った!!!っていう経験をたくさん積んでください。

いつのまにか、あなたは自分で考える人になっています。

 

そのほうが楽ですよ。人の中に理想を乱さないし、身の丈が分かるし、生き方が分かります。生き方が分かれば10億円の豪邸目指さなくても自分が幸せになる方法が見つかると思います。

自分にピッタリなことをする勇気が持てるまでは大変だ、ということも忘れないで?

意外と理想と現実のギャップを受け入れるのに時間かかります。

私もまさかこういう人生だとは描けませんでした。未熟でした。

だからこれから毎日自分なりに頑張って楽しみたいと思います。 

     

 その16

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