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音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

和声の分子構造表記で響きの差異を表現する〜不定調性論全編解説14(動画解説・補足)★★★★★

2017.12.03→2019.11.16更新

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同じCM7でも使われる場所によって、曲によって、使う人によって違った印象を聴き手に与えます。まあ当たり前ですね。機能和声論は逆にそういった差異を排除して決定的な学問として普及しています。

もう機能和声論があるから、CM7は全部同じじゃないか、と思っていると、いずれ疑問が訪れます。なぜ自分が感動しているのか理解できない状況が訪れます。

そういう時のために不定調性論は新ためて統一化してしまったぞれぞれの微妙な差異を感じる力を呼び起こします。

「音楽的なクオリア」を鍛え上げる作業です。

たとえば、

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これは三種類のCM7です。

構成音の中で重きを置かれる音が微妙に異なる場合があり、そのバランスを視覚的に表記し、独自性を与えようとしています。学習時にこれをやると、色々感じられるようになります。出来るようになったら、いちいち記号化しなくてもちゃんと感じられるようになるので必要なくなります。

 

例えば①なんかはEmの要素が強い時のイメージ、とか。

まあ何でもいいんです。視覚的に自由に今作った和音を表現できればいいんです。

このように分子構造表記みたいに書いてもいいですし、もっと分かりやすく書いてもいいです。

 

先生はこう思うけど受講生はこう思う

二人の間に差異がある、ということを認めて、尊重しよう、というわけです。

伝統が絶対だ、先生が絶対だ、歴史的見解が絶対だ、としてしまうと必ず誰かを攻撃せざるを得なくなります。それは、人は全員意見が異なるからです。

それをまとめるために勉強はある程度のくくりをもって存在しているだけで、それは学校で教えやすくするためのビジネスモデルであるにすぎません。

その辺をどう考えるか、ということはまた個人の自由ですので、どのように生きるかはあなたご自身が決めてください。それでよいと思います。

 

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対称性と相似性に昇華

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また音の関係性に自分が感じる対称性や、相似性、パターン、形状を与えることで、自分がイメージしている和音の形とじっくり向き合えたりします。

あなたがイメージしているものが、これまでの誰とも一致しないものであるとき、あなたはそこに個性を見る事でしょう。それを音楽表現になんとか活かしてください。そしてそれをどのようにやるべき型を、われわれ私塾が協力します。

 

教わったことから自由になれ

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自分の中の対称性を用いれば、ありえない進行も簡単に作ることができます。

あなた自身がイメージする方向性を優先してあげる、ということを学習段階で一度学んでおけば、あとは相手に譲るか、独自性を出すか、現場で判断すればいいわけです。

教わった権威を妄信していると、現場で思わぬ齟齬を作ってしまう場合もあります。

現場対応能力の向上こそがプロの最も大事なスキルです。

それができるようになるためには、普段から「自分の判断」を信じる力、振り捨てる力を両方持っていなければなりません。

その辺をリアルに体験するために不定調性論のような「己の責任の追及」をどんどん推し進めておくわけです。

 

あなたのその自信、権威に頼っていませんか?

あなたの今の自信、会社名や、学習実績、留学経験や、褒賞経験によって構成されていませんか?

円の価値が刻一刻と変わるように、実はそれには何の価値もないんです。

次の価値を発見してそれを輝かせていってバトンをつないでください。

あなたがどんなに輝かしい賞に輝いても、人生が苦しいのは変わりません。だから自身が持つ今の地位や状況を無視して、とにかく今頼まれている仕事に全力を尽くしましょう。そうしないとその「音楽的なクオリア」はゆがんでしまいます。結果として自分を見失うことになります。でもこれはとても難しいことなので、仲間や先輩、後輩と協力が欠かせません。

     

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自分なりに和音の意味を理解してみて下さい。

このモデルはあくまでも「自分で構成した!!!」という経験です。そこからはじめて音楽を自分の中で育てることができます。

外国語を自分で作るような心持です。または音楽を自分なりに翻訳する感じです。

私はこれだけに25年以上かけてしまいました。皆さんのそういう探究時間を短縮するために今私は存在しているのかもしれません。

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です。

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これはC△-Eb△-F△-Ab△というコード進行を分子構造モデルで書いたものです。同じ進行なのですが二回目はちょっと印象が違う、ということを表わしています。

同じコード進行なんだから同じじゃないか、ということはありません。

あなたが同じである、と言えば同じですが、同じでない、と言えば同じではないのです。

 

今回はこの進行で動画の最初と最後のテーマメロディを作っています。

 

自分で考えて、初めて表現する事の面白さを体感できると思います。

 

     

 

 その15

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