音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

パターン化して和音を拡張する〜不定調性論全編解説13(動画解説・補足)★★★★★

2017.11.30→2019.11.15

前回

www.terrax.site

今回はこちらの動画です。

www.youtube.com

あらゆる和音を視覚的に自在に作るための様々なアイディアについての提案です。

 

===

   

===

 

f:id:terraxart:20171130160737j:plain

これは基音cに対して、「上方にあるgのイメージ」と「下方にあるfのイメージ」を具現化したものです。

これはあくまで私個人が考えたものです。

万一この図解が分かりやすいと感じた人が、

ああ、これは分かりやすい、イメージに合っている

と思ったとしても、それは理解ではなく単なる「共感」ですので、いずれ消えて忘れてしまいます。

真似をしてもらっても構いませんので自分だけのイメージを作ってください。

「理解」は自分で一から構築しないと得られません。

世上の勉強は半分ビジネスです。

気を付けてください。良くできた教科書はあなたが分かりやすいように書いてあるだけです。でも最後は自分で自分に身につけないといけません。

そして自分でやるにはz分の意思や動機、印象が必要です。

教科書のやり方に影響を受けながらも自分のやり方で答えを出してください。

 

また、宿題は学び手が講師に出すものです。

お店に行ってお金払って自分の持ち物を提供するのは質屋だけです。

あなたは必要な情報を手に入れ、何をすれば次に進めるかを教えてもらい自分で自分に出来て誰にもできない課題を信頼する出せばよいのです。

講師はそれにこたえる働きをして初めて対価を頂くのです。講師が持っている情報は去年から変わらないところも多いわけですから、それには対価は支払えません。

沢山の受講生から課題をもらい、それを紐解いていくことで、毎年新しい情報を受講生に上げることができます。

だからネットや本で学べることは自分でやらないと、ネットや本で書いてあることをただ人の口から聴くだけになってしまい、それは満足度が高くても、学習として意味はありません。

情報はどんどんネット上に上がっていく分、講師の仕事は減っていくべきです。

だから講師は、学習サポート業、という形で従事できると良いと考えています。

===

     

===

f:id:terraxart:20171130163616j:plain

そして自分で描いたイメージパターンをもとに展開していくのが

「反応領域の形態模写」

としている和音構成の方法です。これにより一つのイメージをいくつも重ねていくことで、様々な和音集合が作れます。同じ形式の分子が結合し合い拡張するようなイメージです。

 

 

さらにこうしてf:id:terraxart:20171130164330j:plain和音集合にも活用しますと、これでビートルコードは創れてしまいます。

平行調の転調、という概念は必要ないわけです。

 

f:id:terraxart:20171130164614j:plain

この反応領域の形態模写によって、「自分で勝手に」和音を作ることができます。

これにより、

いかにもそれっぽい仕組みが作れちゃう

音楽理論のからくりが見えてくるでしょう。

ただの空気の振動現象に対する脳の反応を人のイメージに基づき、または数理的な類似性を見出して活用するだけなので、いろんな方法論を自分なりのイメージでまとめることができるんです。これを

音楽理論が理論化できた理由

と考えれば、あとは自分のやり方を見つけるだけです。

音楽理論そのものを理解しようとするときりがありません。

価値観や考え方の合わない人の価値観・考え方を理解しようとするようなものです。

音楽理論はあなたの方法論ではないんです。その方法論の中で戦う人のためのルールです。

音楽表現はスポーツのように限られたルールに縛られることはありません。

 

12音連関表を拡張しましょう。

 f:id:terraxart:20171130165639j:plain

12音の配置を規則に並べれば、そこに秩序が生まれる、のがわかります。

 

f:id:terraxart:20171130165758j:plain

そしてこの上に猫を模った線を書きます。

f:id:terraxart:20171130170041j:plain

これも12音の規則的配置の上で拡大解釈された「規則によって作られた音楽」となります。

 

これを赦さないから、自分で自分の行動範囲を狭める事になり、他者を批判してしまうことになります。

f:id:terraxart:20171130170204j:plain

今回はこの輪郭の音を動画の最初と最後のテーマ音楽にしました。

それぞれの音価については、サイコロは振らずに「音楽的なクオリア」で作っていくわけです。つまりそれらのを音を並べてできた流れにインスピレーションを感じながら、音楽的意図を構築していきながら作るわけです。抽象的な塗り絵に似ています。

最初は白地に黒い線しかありません。そこを自分なりに色付けしていくことで、不思議な空間を作ることができます。下側を緑や土色にして、上側を空の色にすれば、そういう風景が出来ます。それを「音楽ではない」と言い張っても無駄です。ここで私が作ってしまった以上、その声尾を無視することは出来ず、やがてこの方法は進化しもっと別中t地で抽象的音楽を作ります。又はすでにできています。

 

この「印象を動機」にすると言ってしまう方法論は不定調性論独自のものかもしれませんが、本当はみなさん普段やっていると思います(内緒)。音楽家であればあるほど、論理ではなく、感性で音楽を構築するはずです。

音楽理論は「先人の感性が無名の君の感性より優先される」と暗黙の強制を行ってくるので、そこだけ上手にかわしていければ、あなたは独自性に目覚めるはずです。

 

 

結果、個人の印象力を鍛えましょう、となります。

どう感じて、それをどんな音にして、どんな表現をするか、が最初から見えている人は不定調性論は必要ありません。

ここでの白地の点線をあらかじめ作るやり方は、あくまで真の自由を手に入れるためのガイドです。

この方法によって「ああ、自分はどんなことだって音楽にできるんだ!」と気が付いて頂ければ、この手のガイドは必要なくなります。

===

     

===

その14

www.terrax.site